2016年08月10日
さわやかであること その4
「さわやかであること」
着色は、まず色の選定からおこなう。
線の形状からパターンを知覚し、
一つの大きな対象をイメージする。
何かのようなものが、浮かび上がっては沈み、
浮かび上がって沈む。
色を決めるのも形状が浮かぶのも
一つの出会いだと思う。
この行為は、写実画とは異る。
始めに、イメージが浮かんだり、
何か美しいものを見て描くのではなく、
すでに、そこに存在している曲線から
イメージが想起されるわけである。
そこから、何かを発見する、
と言ったらよいだろうか。
つづく
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