2021年06月10日
『漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則』PART1 ”黄金に愛される七つ道具”〜。
世の中には、あり余るほどのお金がある。
にもかかわらず、現実には
使い切れないほどのお金を持つ者と、
そうでない者がいる。
そして、お金を得る方法、増やす方法には
紀元前から変わらない法則がある。
『漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則』
古代バビロニア王国に暮らす
貧しい武器職人の少年・バンシル。
「お金持ちになって、家族に楽をさせてあげたい」
そんな思いで「富を得るための真理」を学ぶ彼が、
幾多の困難を乗り越え、黄金に愛される者になるストーリー。
ー目次ー
- 収入の10分の1を貯金せよ
- 欲望に優先順位をつけよ
- 貯えた金を働かせよ
- 危険や天敵から金を堅守せよ
- より良きところに住め
- 今日から未来の生活に備えよ
- 自分こそを最大の資本にせよ
- まとめ
1.収入の10分の1を貯金せよ
籠の中に毎朝10個の卵を入れ
毎夕そこから9個の卵を取り出す
いずれ籠は卵であふれかえるだろう
真理とはいつも簡単なものだ
そうすればあなた方の財布は確実に膨らむことになる
第2章”学びの殿堂” より
大富豪アルカド
「はじめの扉を開かない者に次の扉は見えない」
第1章”バビロン1の大金持ち” より
すべては卵を残す、
そして残りの9個で生活する決意から始まる。
2.欲望に優先順位をつけよ
お金が足りなくなるのは宝石や装飾品など
必ずしも必要のないものまで欲しがっているからだ
だったら優先順位の低い欲望は切り捨てしまえ
生活水準は大して変わらない
そうすれば
一番やりたいことのためにお金を使うことができる
第2章”学びの殿堂” より
これは「身の程をわきまえろ」
ということではなく、
「自分にとって本当に必要なものは何かを考えよ」
ということ。
食べるのが好きなら食費に、服が好きならそちらに、
ゲームが好きなら、スポーツが好きなら、というように。
人間の欲望には際限がないからこそ、
残りの10分の9で叶えたいものの取捨選択が大切になる。
3.貯えた金を働かせよ
金を持っていることが財産ではない
「定期的に金が入ってくる仕組み」こそ
本物の財産なのだ
第2章”学びの殿堂” より
ある鉱石商人は、
金貨10枚の元手があれば、
遠方での採掘事業に投じて
巨万の富を得られたのにと言う。
別の者は、
元手の金貨10枚を定期的に盾職人に貸し、
毎回、利息をつけて返してくれると言う。
同じように元手を持っていて、
それを増やしたいと思っている。
その時に、本物の財産になるのは
1度の事業に投じて増やすことではなく、
定期的に利息が返ってくる仕組みで増やすこと。
4.危険や天敵から金を堅守せよ
ある人物が儲け話をもってきたとする
そういう時は必ず
その道に長けた人に相談することだ
賢者たちの忠告は時に
儲け話以上の価値がある
第2章”学びの殿堂” より
大きな利益で釣る
不安を煽って判断力を削ぐ
そんな手法でお金をだまし取ろうとする者は
いつの時代にもいる。
身近にも、
迷惑メール
振り込め詐欺
手数料めあての窓口
「高額収入」「簡単なお仕事です」という謳い文句
ふいに大金を失うリスクは
巷にあふれている。
だからこそ、いったん冷静になり、
詳しい者の声に耳を傾けることが大切。
5.より良きところに住め
住居とは幸せな生活と密接に関わっており、
そしてその幸せは貯金を増やすモチベーションとなる
住居への支払いは
心を豊かにする投資と言えるのである
第2章”学びの殿堂” より
”良きところ”には住居だけでなく、
自分の心を整えてくれるコミュニティも含まれる。
「お金を貯めよう、増やそう、そのために学ぼう」
その意志は、我慢に我慢を重ね、
苦しみばかりの心からは生まれない。
家族や気の合う人と過ごせる場所
楽しめる場所、リラックスできる場所
心に余裕を生み出してくれる場所
それは立派な”心の健康への投資”だ。
6.今日から未来の生活に備えよ
それすなわち「将来の不安」に対する道具
毎月少しずつでも金を積み立てていけば
老人になって働けなくなった自分や、
自分が死んだ後の家族に貯えを残すことができる
第2章”学びの殿堂” より
病気やケガで働けなくなった時
収入を得る手段を失った時
誰も逃れられない”死”が訪れた時
そんな「将来の安心を売る商売」として
保険会社が紹介されている。
7.自分こそを最大の資本にせよ
バンシル
「さっきアルカドは言った…
知識の前ではみんな平等だって…
そして俺たちはみんな一様に知識をもらった…
その境界を分かつ壁は…
動いた者とそうでない者!」
大富豪アルカド
「そう…勝利の女神は…行動した人間にこそ微笑む」
第2章”学びの殿堂” より
知識は誰にも盗まれない財産。
そして、
どれだけ有益な知識を持っても、
最後に行動するのは自分。
知識という財産を持って終わらず、
知識を使い、自分で成し遂げる者に、
黄金はやってくる。
8.まとめ
”黄金に愛される七つ道具”
- 収入の10分の1を貯金せよ
- 欲望に優先順位をつけよ
- 貯えた金を働かせよ
- 危険や天敵から金を堅守せよ
- より良きところに住め
- 今日から未来の生活に備えよ
- 自分こそを最大の資本にせよ
僕はこの本を読み終えてすぐに、銀行へ走った。
そして、
財布から収入の10分の1の金額を抜き取り、
別の口座へ預け入れた。
バビロン1の大富豪・アルカドは言った。
「はじめの扉を開かない者に次の扉は見えない」
「そう…勝利の女神は…行動した人間にこそ微笑む」
走り込む先は銀行でも、ATMでもいい。
”はじめの扉”を開くための行動はこれだけだ。
紀元前から伝わる、黄金に愛される法則は、
このシンプルで小さな行動の積み重ねだ。
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