2020年10月13日
【おすすめ本】『教養として知っておきたい 地政学』〜PART2 日本の立地から考える、植民地支配を免れた理由〜。
ー目次ー
- この本を読む前の自分
- この本で得た気づき
- 学びから実戦していきたいこと
1.この本を読む前の自分
どこから持ってきたかわからない印象
”日本は極東の小さな島国?”
そんな日本が
どうして植民地支配を免れたんだろう。
「開国してください」
そこからは確かにいろいろあったけど、
植民地化には至らなかった。
日本という国の立地が有利に働いたとしたら、
どんな要素があったんだろう。
2.この本で得た気づき
地政学を学ぶと、日本は
”極めて守備力の高いチーム”というのがよくわかる。
とにかく欧米から遠い
海という天然の城壁に囲まれている
香辛料、ダイヤモンド、象牙のいずれも無い
島とはいえ意外と大きい、さらに人口が多い
つまり、
日本は遠い、守備が堅い、
そのわりに侵略する旨味がないので後回し。
ドラクエで言うところの
”経験値のもらえないはぐれメタル”だろうか。
- 遠くの一部地域にのみ生息、出現率が低い
- やたら硬いのに、苦労して倒しても経験値が少ない
となれば、
もっと近場で効率よく
経験値を稼げるモンスターを狩る。
帝国主義に沸き立ち、
植民地の獲得を争っていた欧米の目にも、
日本は
”経験値のもらえないはぐれメタル”のように
映っていたかも知れない。
3.学びから実戦していきたいこと
「地の利」をどう生かすかが大切だと思った。
地の利は場所だけじゃなく、
自分の長所や得意なことにも通じる。
- 自分が得意なフィールドはどこか
- 勝てるところで有利に事を運ぶにはどうするか
- 苦手な場所で負け戦をしていないか
それは勝ち負けだけじゃなく、
自分を楽にするという面でも大切。
「負けるとわかっていて仁義を通す」
それを美徳とすることを否定はしない。
けど、僕は
負け戦に抗い続けるのは苦しい。
だから、防御の国・日本のように
地の利を生かす道を考える。
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