2020年10月10日
【おすすめ本】『あなたの中の異常心理』〜PART1 過剰な嫉妬や束縛は、親の”人形遊び”から生まれる〜。
ー目次ー
- この本を読む前の自分
- この本で得た気づき
- 学びから実戦していきたいこと
1.この本を読む前の自分
過度な独占欲
過剰な行動の制限
そんな束縛、嫉妬の根底には、
何が隠れているんだろう。
- 相手に断りなしに携帯を覗き見る
- 相手の都合などおかまいなしに連絡し、
どこにいるか、誰といるかを監視する - 自分以外の異性と一緒にいる、
異性の方を見ただけでも激しく嫉妬する
「自分に自信がなく、
相手を支配していないと不安だから」
それだけで説明できるほど、
根が浅い問題だろうか。
それとも、
僕が放置されて育ったから
理解できないだけだろうか。
2.この本で得た気づき
それは”親の人形”として育てられたから。
人形は、持ち主の自由にできる。
人形の気持ちなど、考慮されないまま。
持ち主である親の気持ちと都合だけで、
人形である子どもの扱いは決まる。
気まぐれな愛情を注ぐか、
人形遊びに飽きて放り出すか、
子どもに決定権はない。
そうやって、子どもが求めるものに
応えられることなく育った結果、
愛情や関心の独占を脅かし、
自分の優越性を妨げるものは、
すべて自分の幸福を脅かすものとして
受け取られやすい。
「親からも、パートナーからも見捨てられたくない」
せっかく自分に
関心を向けてくれる人を捕まえたんだから。
もう絶対に逃したくない、
もう見捨てられたくない。
強すぎる見捨てられ不安が束縛となり、
自分への関心を奪う他者への嫉妬が生まれる。
そして、人形として育てられたことで、
「人間関係は人形遊び」と学んでしまう。
対等などあり得ない、
他人は自分の思い通りに支配し
所有できる人形なんだと思い込む。
だから、
相手が自分のあずかり知らないところで
自分以外の人とかかわりをもつだけで、
怒りやフラストレーションを覚えてしまう。
3.学びから実戦していきたいこと
今そこで起きていることではなく、
その背景を考えることが大切だと思った。
その人がどういう成育歴を経て
嫉妬深くなったのか
過度に行動を制限するその人は
いったい何に怯えているのか
根底にある”人形遊びの後遺症”を想像することで、
その人を理解できることもある。
嫉妬、束縛は激しい。
だけど、その激しい感情の根っこには、
愛情や関心をもらえなかった悲しみが
いつも隠れている。
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