2020年09月30日
【おすすめ本】『回避性愛着障害 絆が稀薄な人たち』〜PART1 親密な関係を避けるのは、親密な関係を楽しむ回路が育っていないから〜。
ー目次ー
- この本を読む前の自分
- この本で得た気づき
- 学びから実戦していきたいこと
1.この本を読む前の自分
人の世話をすること、
自由を縛られることが、
僕はどうしてこんなに嫌いなんだろう。
人と親密な関係になることに
”喜び”を感じられないのはなぜだろう。
親しくなればなるほど、
心の底で「いつか捨てるんでしょ」と
吐いてしまうのはなぜだろう。
「僕の気持ちに興味のある人間などいない」
どうしてこれが、
自分の大前提になってしまったんだろう。
2.この本で得た気づき
それは、愛着が壊れているから。
養育者との関わりの中で、
情緒的なつながり
求めに対する共感的な対応
これらが欠如したことで、
親密な関係を楽しむ回路が育たなかったから。
ネグレクトされた人は、
人間関係を楽しむという回路が育っていない。
過剰な支配を受けた人は、また非難されたり、
無理な要求をされるのではないかと
身構える習慣がついているので、
他人といると緊張したり、気づまりを感じてしまう。
そうか。僕はきっと傷つくのを恐れて、
胸の内をすべてさらしたことがないんだ。
自己開示してる”つもり”になっただけで、
本当は誰かに心を許したことが
一度もないんじゃないだろうか。
「僕の気持ちなんて、どうせ誰も興味ない」
それはきっと、本音でもあり、
心を守るために学習した結果でもある。
本当に興味を持たれずに育った歴史
気持ちを打ち明ける=無視され傷つくという学習
この2つが重なって、
自分さえ内面に侵入できないくらい、
心を閉ざしてしまったのかも知れない。
3.学びから実戦していきたいこと
「自分の気持ちを残らずさらけ出して、
泣きつける存在がほしい」
ずっとそう思ってた。
だけど、それを阻んでいるのは
誰でもない自分だ。
過去に出逢った人の中には、
もしかしたら僕に興味を持ってくれた人が
いたかも知れないというのに。
「僕の気持ちに興味のある人間などいない」
傷つき、拒絶されることを恐れるあまり、
そんな言い訳を並べて回避してきたんだ。
だから、僕がやるべきことはシンプル。
「自分の気持ちを話していい場面になったら、
ごまかさずに話す」
結果がどうなろうと、それが僕にとっての前進。
せっかくの人生、
心を許す体験を一度もしないまま終わるのは
もったいないから。
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