2020年05月11日
悪態は怯えと劣等感の裏返し 〜他人も自分も傷つけるストリートボーラーたち〜。
かつて、屋外のバスケットコートを探していた時。
来てるプレーヤーたちと仲良くなって、
試合をしたり、話したり、嬉しいつながりができた。
そんな中、少し悪ぶったような3人組からは
何をしても悪口を言われ続けた。
「ナヨナヨしやがって」
「プレーが姑息なんだよ」
「そんなかしこまるんじゃねえよ」
最初は悲しくなった。
でも、同じストリートコートでプレーし、
彼らを観察すればするほど、悲しい気持ちは消えていった。
なぜなら、彼らは自分にも罵声を浴びせ続けていたから。
ー目次ー
屋内バスケでも、ストリートでも、
僕のことを嫌う人の傾向が見えてきた。
つっぱったり、悪態をついたり、
人を言葉や態度で威圧して強がるような、
「ヤンキー」傾向のある人。
彼らにとっては、
僕の「人畜無害そうな雰囲気」は気に障るみたいだ。
実際、僕は屋内バスケでも、
言葉がきつくて威圧的な人の悪態に悩んできた。
でも、ストリートコートの件で身に染みた。
全員に好かれるのは不可能って、こういうことなんだ。
ストリートコートで、初めて会って。
名前も知らないまま一緒にプレーして。
そんな”行きずり”の関係で、いきなり悪口を言われたら。
いい気持ちはしない。
今までの僕だったらすぐに傷ついて、
下手したらもうそのコートに行かなくなったかも知れない。
でも、気づいたんだ。違ったんだ。
彼らが傷つけてるのは他人だけじゃない。
自分のことも傷つけてるんだ。
「ああもう!俺シュート入らねぇ!バスケ辞めたい。」
「なんで俺こんな下手くそなんだよ!」
2日目に気づいてから、
何を言われても、自分の練習に集中できるようになった。
彼らはなぜ、気に入らない性格の人に悪態をつき、
自分のことを否定し続けるんだろう。
きっと、彼らは怯えてるんだ。
悪態をついて威圧しないといけないくらい、
心は恐れと不安でいっぱいなんだ。
おそらく、自分の劣等感を刺激されるから。
本当は自分もそうなりたい、人と穏やかな関係を作りたい。
だけど不器用で、思いと正反対の悪態ばかりが口から出る。
なりたくてなれない姿を見せつけられているようで、
自分の無力感を逆撫でするからじゃないかな。
自分に自信がなく、できないことが悲しいから。
推測だけど、親に否定ばかりされたり、
一方的な押しつけばかりで気持ちを無視されたり。
自尊心、自己肯定感を育ててもらえなかった、
受け入れてもらう経験ができなかった。
だから、自分を責めるしかないんじゃないかな。
「うまくいかない自分はやっぱりダメだ、
なぜなら親にすら受け入れてもらえなかったんだから」
って。
「ナイッシュー!」
「ナイスディフェンス!」
ポジティブな言葉をかけてくれる人。
「こそこそプレーしてんじゃねぇよ」
「お前のディフェンスうぜぇんだよ」
何をしてもけなす、つっぱった人。
以前の僕だったら、真に受けて傷ついていた。
でも、彼らの心理やバックグラウンドを考えたら、
「いろんな表現方法があるなぁ」と思えてきた。
悪態ばかりつくようになったのは、誰のせいでもない。
悲しみに潰されそうな心を支えるために、
彼らはそうならざるを得なかった。
自分を必死で守るためなんだ。
僕はその後も同じコートに通い、たまに彼らと顔を合わせた。
されることは同じ。変わったのは僕の捉え方。
僕は傷つきに来たんじゃない、
バスケを楽しむために来たんだろ?
悲しみは消え、ただバスケに打ち込む自分が、そこにいた。
来てるプレーヤーたちと仲良くなって、
試合をしたり、話したり、嬉しいつながりができた。
そんな中、少し悪ぶったような3人組からは
何をしても悪口を言われ続けた。
「ナヨナヨしやがって」
「プレーが姑息なんだよ」
「そんなかしこまるんじゃねえよ」
最初は悲しくなった。
でも、同じストリートコートでプレーし、
彼らを観察すればするほど、悲しい気持ちは消えていった。
なぜなら、彼らは自分にも罵声を浴びせ続けていたから。
ー目次ー
- ヤンキー傾向の人から嫌われやすい
- 他人も自分も傷つける
- 威圧も否定も、怯えから
- 悪態は、自分を必死で守るため
1.ヤンキー傾向の人から嫌われやすい
屋内バスケでも、ストリートでも、
僕のことを嫌う人の傾向が見えてきた。
つっぱったり、悪態をついたり、
人を言葉や態度で威圧して強がるような、
「ヤンキー」傾向のある人。
彼らにとっては、
僕の「人畜無害そうな雰囲気」は気に障るみたいだ。
実際、僕は屋内バスケでも、
言葉がきつくて威圧的な人の悪態に悩んできた。
でも、ストリートコートの件で身に染みた。
全員に好かれるのは不可能って、こういうことなんだ。
2.他人も自分も傷つける
ストリートコートで、初めて会って。
名前も知らないまま一緒にプレーして。
そんな”行きずり”の関係で、いきなり悪口を言われたら。
いい気持ちはしない。
今までの僕だったらすぐに傷ついて、
下手したらもうそのコートに行かなくなったかも知れない。
でも、気づいたんだ。違ったんだ。
彼らが傷つけてるのは他人だけじゃない。
自分のことも傷つけてるんだ。
「ああもう!俺シュート入らねぇ!バスケ辞めたい。」
「なんで俺こんな下手くそなんだよ!」
2日目に気づいてから、
何を言われても、自分の練習に集中できるようになった。
3.威圧も否定も、怯えから
彼らはなぜ、気に入らない性格の人に悪態をつき、
自分のことを否定し続けるんだろう。
きっと、彼らは怯えてるんだ。
悪態をついて威圧しないといけないくらい、
心は恐れと不安でいっぱいなんだ。
1.人畜無害な人が気に入らない理由
おそらく、自分の劣等感を刺激されるから。
本当は自分もそうなりたい、人と穏やかな関係を作りたい。
だけど不器用で、思いと正反対の悪態ばかりが口から出る。
なりたくてなれない姿を見せつけられているようで、
自分の無力感を逆撫でするからじゃないかな。
2.自分にも否定の言葉を投げる理由
自分に自信がなく、できないことが悲しいから。
推測だけど、親に否定ばかりされたり、
一方的な押しつけばかりで気持ちを無視されたり。
自尊心、自己肯定感を育ててもらえなかった、
受け入れてもらう経験ができなかった。
だから、自分を責めるしかないんじゃないかな。
「うまくいかない自分はやっぱりダメだ、
なぜなら親にすら受け入れてもらえなかったんだから」
って。
4.悪態は、自分を必死で守るため
「ナイッシュー!」
「ナイスディフェンス!」
ポジティブな言葉をかけてくれる人。
「こそこそプレーしてんじゃねぇよ」
「お前のディフェンスうぜぇんだよ」
何をしてもけなす、つっぱった人。
以前の僕だったら、真に受けて傷ついていた。
でも、彼らの心理やバックグラウンドを考えたら、
「いろんな表現方法があるなぁ」と思えてきた。
悪態ばかりつくようになったのは、誰のせいでもない。
悲しみに潰されそうな心を支えるために、
彼らはそうならざるを得なかった。
自分を必死で守るためなんだ。
僕はその後も同じコートに通い、たまに彼らと顔を合わせた。
されることは同じ。変わったのは僕の捉え方。
僕は傷つきに来たんじゃない、
バスケを楽しむために来たんだろ?
悲しみは消え、ただバスケに打ち込む自分が、そこにいた。
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