2020年02月26日
遠慮と伸びしろ。
40歳以上のシニアチームで
今もバリバリ活躍している選手と
じっくりお話する機会に恵まれた。
その選手のポジションはセンターなので
ウィングの僕とプレースタイルは違うけど、
特にメンタリティの部分で
すごく有用なアドバイスをもらうことができた。
『ちゃんとしたコーチに教わった経験が
もしかしてあまりない?』
「はい、
ミニ、中高はコーチがいましたが、
ずっとベンチウォーマーでしたし、
大学はコーチ不在で、選手だけで回してました。」
そう答えた後、
基礎的なスキル不足に見えるのか心配になり、
思い切って直球で聞いてみた。
すると、意外な答えが返ってきた。
『いや、スキル云々じゃなくて、
試合での動きを見てると、伸びしろがあるのに
もったいないなぁってのが感想。』
『周りに合わせようとするあまり、
自分を出すことを抑えているでしょ?
どこか遠慮しているように見える。
もっと積極的になっていいし、
もっと自分のやりたいプレーを
全面に出していいのにもったいない』
良い意味で、図星を突かれた。
心の底で自覚しつつも、
底に押し込めたままにしてきたこと。
同じコートに立ち、一緒にプレーをすると、
実力のある選手にはバレてしまうんだ。
僕はセルフィッシュな選手になりたくないことを伝えた。
ボールを持ったらパスをせず、
一人でドリブルや1on1ばかりするような選手、
周りの4人を顧みず一人でバスケをする選手、
この人にパスしたらもう戻って来ない選手と
思われたくないことを正直に話した。
『セルフィッシュと、
自分のプレーがあるとでは違うんじゃないかな。
試合の肝心な時ってさ、
自然に出るのは自分の得意なプレーだから。
自分はこれが得意で、やりたいプレーはこれ、
それを勝負所で自信持ってやってくれる選手は
一緒にやってて楽しいし魅力あるよね。
だから、自分の武器がちゃんとあるなら
それを遠慮せずとことん出して磨いていく方が
選手として魅力的に映るんじゃないかな。』
『ケガやら何やらでバスケができなくなる時、
引退しないといけない時はいずれ必ず来る。
その時にさ、
自分はこのプレーを誰よりも磨いたと思えるか、
もっと自分を表現すればよかったと後悔して終わるか、
その違いは大きいと思う。』
伸びしろがあると言われたのは嬉しかった。
でもそれ以上に、
自分をコート上で思い切り表現することから
逃げている自分を思い知った。
裏返せば、周りのどの選手にも
嫌われたくないから合わせようとするってこと。
嫌われないように遠慮して、小さくまとまるより、
このプレーなら任せろと言わんばかりに
尖った武器を持つ選手になる方がいい。
思い返せば、これまでにも同じようなことを
形を変えて言われてきた。
たまに積極的にスコアリングを狙う日があると、
「いつもこれぐらい積極的ならもっと怖いのに」
遠慮、ごまかし、消極的、
自分すら騙し切れていないから、
実力のある他の選手は簡単に見抜く。
そんな姿勢のままのバスケ人生を変えたいと
強く思う転機となった、この方のブログ記事を思い出した。
→「ミス恐怖症のあなたへ。マイケルジョーダンの名言を贈ります。」
http://basketball-progress.com/2016/11/03/mistake-is-necessary/
平凡な結論かも知れないけど、
「伸びしろがある」なら、
「いつもこれぐらい積極的ならもっと怖い」なら、
その言葉を信じて
もっと積極的に自分の色を出そう。
周りに合わせることも確かに大切だけど、
それに囚われ、嫌われることを恐れて
遠慮する自分を少しずつ捨てていこう。
次回の練習から、
小さなプレーでも1つずつ、コツコツと、
消極的な自分が顔を出す時間を短くしていこう。
バスケ生涯現役希望、
だけど万が一、引退することになった時に
後悔しないためにも。
今もバリバリ活躍している選手と
じっくりお話する機会に恵まれた。
その選手のポジションはセンターなので
ウィングの僕とプレースタイルは違うけど、
特にメンタリティの部分で
すごく有用なアドバイスをもらうことができた。
『ちゃんとしたコーチに教わった経験が
もしかしてあまりない?』
「はい、
ミニ、中高はコーチがいましたが、
ずっとベンチウォーマーでしたし、
大学はコーチ不在で、選手だけで回してました。」
そう答えた後、
基礎的なスキル不足に見えるのか心配になり、
思い切って直球で聞いてみた。
すると、意外な答えが返ってきた。
『いや、スキル云々じゃなくて、
試合での動きを見てると、伸びしろがあるのに
もったいないなぁってのが感想。』
『周りに合わせようとするあまり、
自分を出すことを抑えているでしょ?
どこか遠慮しているように見える。
もっと積極的になっていいし、
もっと自分のやりたいプレーを
全面に出していいのにもったいない』
良い意味で、図星を突かれた。
心の底で自覚しつつも、
底に押し込めたままにしてきたこと。
同じコートに立ち、一緒にプレーをすると、
実力のある選手にはバレてしまうんだ。
僕はセルフィッシュな選手になりたくないことを伝えた。
ボールを持ったらパスをせず、
一人でドリブルや1on1ばかりするような選手、
周りの4人を顧みず一人でバスケをする選手、
この人にパスしたらもう戻って来ない選手と
思われたくないことを正直に話した。
『セルフィッシュと、
自分のプレーがあるとでは違うんじゃないかな。
試合の肝心な時ってさ、
自然に出るのは自分の得意なプレーだから。
自分はこれが得意で、やりたいプレーはこれ、
それを勝負所で自信持ってやってくれる選手は
一緒にやってて楽しいし魅力あるよね。
だから、自分の武器がちゃんとあるなら
それを遠慮せずとことん出して磨いていく方が
選手として魅力的に映るんじゃないかな。』
『ケガやら何やらでバスケができなくなる時、
引退しないといけない時はいずれ必ず来る。
その時にさ、
自分はこのプレーを誰よりも磨いたと思えるか、
もっと自分を表現すればよかったと後悔して終わるか、
その違いは大きいと思う。』
伸びしろがあると言われたのは嬉しかった。
でもそれ以上に、
自分をコート上で思い切り表現することから
逃げている自分を思い知った。
裏返せば、周りのどの選手にも
嫌われたくないから合わせようとするってこと。
嫌われないように遠慮して、小さくまとまるより、
このプレーなら任せろと言わんばかりに
尖った武器を持つ選手になる方がいい。
思い返せば、これまでにも同じようなことを
形を変えて言われてきた。
たまに積極的にスコアリングを狙う日があると、
「いつもこれぐらい積極的ならもっと怖いのに」
遠慮、ごまかし、消極的、
自分すら騙し切れていないから、
実力のある他の選手は簡単に見抜く。
そんな姿勢のままのバスケ人生を変えたいと
強く思う転機となった、この方のブログ記事を思い出した。
→「ミス恐怖症のあなたへ。マイケルジョーダンの名言を贈ります。」
http://basketball-progress.com/2016/11/03/mistake-is-necessary/
平凡な結論かも知れないけど、
「伸びしろがある」なら、
「いつもこれぐらい積極的ならもっと怖い」なら、
その言葉を信じて
もっと積極的に自分の色を出そう。
周りに合わせることも確かに大切だけど、
それに囚われ、嫌われることを恐れて
遠慮する自分を少しずつ捨てていこう。
次回の練習から、
小さなプレーでも1つずつ、コツコツと、
消極的な自分が顔を出す時間を短くしていこう。
バスケ生涯現役希望、
だけど万が一、引退することになった時に
後悔しないためにも。
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