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2019年03月07日

病院演奏会。

鍵盤弾き語りで音楽活動を始め、
オリジナル曲もようやく10に届こうかという頃、

病院での定期演奏会のボランティアに
参加していた時期がある。

※音楽活動を始めたエピソード。
24歳で鍵盤を始めた話。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/46/0

作詞は最初の自己表現だった。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/47/0



当時は僕自身が鬱病からの1度目の回復期であり、
精神疾患を患っている人へメッセージを届けたくて
作詞していた節もあったので、

最初にお話をいただいた時は願ったり叶ったりだった。

ただし今以上に下手くそだったため、
その点は大いに心配していた。



入院経験があって、
定期演奏会に患者として参加したことがある人に
観客としてどういう気持ちだったか話を聞いた。

彼らが口を揃えて言っていたこと、それは
「毎月楽しみにしていた」

腕前が未熟なことなど誰一人、気にしていなかった。



実際、僕のオリジナル「きみらしく」を演奏会で披露した時、
2番の途中からもう泣いている患者さんがいた。

たどたどしいピアノ、響きも深みも未熟な歌声、
だけど彼らに伝わったのはそういうことではなかった。

僕は自分を必要以上に下げていた。

※2019.3.19
 理琉【オリジナル曲】「きみらしく」の歌詞を載せてみた。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/115/0



路上、ライブハウス、
リゾートホテル、スナック、野外フェス、

ありがたいことに
今まで色んな場所で歌う機会をもらってきた。

東京、300名収容のライブハウスが満席の中で
大歓声をもらって歌った時は身震いが止まらなかった。

だけど病院演奏会で、
僕の歌で泣いている患者さんと話した時は、

東京で300人の前でライブした時と
どちらが上かなんて到底比べられないような、
心が揺さぶられる喜びを感じた。

あの時に込み上げた気持ちは
今でも忘れられない特別なもの。



今でも下手かそうでないかと言ったら
間違いなく下手。

しかも自分が生活に困窮し、
また定期演奏会に参加したいという思いは空回り。

だけど、またあの特別な瞬間を共有しに
動き出してみたい。

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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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