2019年09月16日
固有の役割がある安心感。
僕が通っている就労移行支援事業所は
特に希望する業務や当番、実習がない限り
全員が軽作業を一日行う。
僕はその中で、希望者のみが従事する
「庶務」という業務を一人で担当している。
庶務の主な業務は
・PCを使っての備品発注や業務日報の更新、
・契約書など必要書類の製本や補充など
裏方のような役割。
周りが動きやすいように
裏で一人で動いてサポートする業務が
意外にも僕の中で非常に楽しくなってきている。
皆が従事する軽作業では、比べようと思わなくても
同じ作業をしているからスピードの差はどうしても目につく。
怠けていないのに軽作業のスピードが
周りより遅いことを当初から悩んでいた僕は、
一人で裏方のような雑務をこなせる庶務に
今は居場所を見い出している。
午後いっぱい時間を使っても
一人で一週間分を終わらせるのは難しい量だけど、
作業スピードを周りと比べて落ち込まなくてよく、
自分の裁量と工夫次第で改善できる自由度が,
居心地の良さや、やりがいに繋がっている。
決して「自分でなければこなせない仕事」ではないけど、
来週から二人体制になるとはいえ、
僕にとって「自分に固有の役割がある」ことは
心理的にとても大きな救いになっている。
庶務を担当している人が所内で僕と、もう一人という、
自分の役割や存在意義がある安心感は大きい。
企業にしても、どこでもそうかも知れないが、
組織で働く場合、「自分でなければこなせない仕事」は、
その人間が抜けたら回らなくなるので、ある方がまずい。
だから企業で働く場合、そこに
「自分だけができる仕事」を求めるのは
止めようという結論に至った。
この組織の、この役割に当てはまる自分、
という風に捉えていた方が楽だと気づいた。
それに、「自分にしかできないこと」は
既にこのブログを書くことで実践している。
「ブログを書くこと」自体は僕じゃなくてもできる、
けど「僕が体験してきたことを書いた記事」は
僕にしか作れない完全オリジナル。
だから今回、庶務業務に居場所を見つけたのも
「就労移行支援事業所の庶務業務に当てはまる自分」
に対してであって、
「自分にしかできないオリジナル庶務」に、ではない。
正直、来週から二人体制になることは少し寂しい。
庶務という役割に当てはまる自分と頭でわかっていても、
やっぱりどこかで「自分だけの役割」であり続けてほしい、
自分と誰かでシェアすることへの嫉妬心というか、
ある種の独占欲が消えずに灯り続けている。
自分の固有の役割がない週に、
どうやって自分の心理的な居場所を作るか。
生々しい感情だけど、そんな葛藤と向き合う毎日も、
生きているから味わえるんだ。
特に希望する業務や当番、実習がない限り
全員が軽作業を一日行う。
僕はその中で、希望者のみが従事する
「庶務」という業務を一人で担当している。
庶務の主な業務は
・PCを使っての備品発注や業務日報の更新、
・契約書など必要書類の製本や補充など
裏方のような役割。
周りが動きやすいように
裏で一人で動いてサポートする業務が
意外にも僕の中で非常に楽しくなってきている。
皆が従事する軽作業では、比べようと思わなくても
同じ作業をしているからスピードの差はどうしても目につく。
怠けていないのに軽作業のスピードが
周りより遅いことを当初から悩んでいた僕は、
一人で裏方のような雑務をこなせる庶務に
今は居場所を見い出している。
午後いっぱい時間を使っても
一人で一週間分を終わらせるのは難しい量だけど、
作業スピードを周りと比べて落ち込まなくてよく、
自分の裁量と工夫次第で改善できる自由度が,
居心地の良さや、やりがいに繋がっている。
決して「自分でなければこなせない仕事」ではないけど、
来週から二人体制になるとはいえ、
僕にとって「自分に固有の役割がある」ことは
心理的にとても大きな救いになっている。
庶務を担当している人が所内で僕と、もう一人という、
自分の役割や存在意義がある安心感は大きい。
企業にしても、どこでもそうかも知れないが、
組織で働く場合、「自分でなければこなせない仕事」は、
その人間が抜けたら回らなくなるので、ある方がまずい。
だから企業で働く場合、そこに
「自分だけができる仕事」を求めるのは
止めようという結論に至った。
この組織の、この役割に当てはまる自分、
という風に捉えていた方が楽だと気づいた。
それに、「自分にしかできないこと」は
既にこのブログを書くことで実践している。
「ブログを書くこと」自体は僕じゃなくてもできる、
けど「僕が体験してきたことを書いた記事」は
僕にしか作れない完全オリジナル。
だから今回、庶務業務に居場所を見つけたのも
「就労移行支援事業所の庶務業務に当てはまる自分」
に対してであって、
「自分にしかできないオリジナル庶務」に、ではない。
正直、来週から二人体制になることは少し寂しい。
庶務という役割に当てはまる自分と頭でわかっていても、
やっぱりどこかで「自分だけの役割」であり続けてほしい、
自分と誰かでシェアすることへの嫉妬心というか、
ある種の独占欲が消えずに灯り続けている。
自分の固有の役割がない週に、
どうやって自分の心理的な居場所を作るか。
生々しい感情だけど、そんな葛藤と向き合う毎日も、
生きているから味わえるんだ。
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