2020年10月24日
土曜日なので、読書の日ですかね? 「砂に書いた三角形」アガサ・クリスティ
というほど、本を読むほうではないですが、
まぁ、いろんなものの感想を書こうかと。
特に、土曜日なのは、今、BSPで、17時ごろにエルキュール・ポワロをやっているので、
それを紹介しつつ感想を。
と言っても、どれからにしようかな……。
えっと、放送した分をというか、今回見始めたところからにしようとして、
プリマス行きは書いたんだっけか? えっと、じゃぁ、
「砂に書いた三角形」
価格:734円 |
あらすじ
ロードス島へバカンスにやってきた二組の夫婦。
金持ちの夫婦(A)と、ごくごく普通の夫婦(B)。
(B)の夫は、美しくて金持ちの(A)夫人にちょっと心惹かれてしまう。
(B)夫人は、その様子に嫉妬しながらも、平静でいようとする。その(B)夫人にポワロが忠告する。
「早く、ここから立ち去りなさい」
しかし、(A)夫人が殺され、(B)夫が容疑者として捕まってしまう。
感想
感想よりなにより、中尾 隆聖の声が若い! ってちょっと興奮(笑)
このロードス島の海岸を見て、「あの話し、ほら、何だっけ……」ともやもやした。テレビ終わって探すの忘れていたけれど、何だったけ、「白昼の悪魔」ですね。
クリスティーは短編でまずトリックを書いて、その後長編にしていることがいくつかあるようで、これもそうなのかな?
両方とも話しは面白いし、やっぱり、持って行き方がうまい。
読者に誤推理させることができるのは、やはり実力だと思う。逆に、まっすぐに推理させるのもある意味すごいと思う。ダメなのは、「それで?」という感想を抱かせること。
だと思う。だと思うよ。でも、でも、それって難しいのよねぇ。
犯人が最初から分かっている「コロンボ」や「古畑任三郎」などのように、推理や、探偵の人柄で見せる方法も難しい。
かといって、最後の最後までずるずる推理させて、「お前、誰やねーん」というのは反則だと思う。ただし、これをクリスティはやったけどね(笑)。有名な「そして誰も居なくなった」がそうでしょう。まぁ、ここでは言及しませんが。
「砂に書いた三角形」に話を戻しましょう。
この底抜けに明るいトロピカルなバカンス感。は、ちょっとうらやましい感触ですが、クリスティは戦争当時にこういった明るい場所での殺人事件を書いてたりする。これこそ、人の思考は誰のものでもなく、自分のものだ。と言っているようで、すごいなぁ。と、ただただ感動。
もし、気になったら、読んでみてはいかがでしょう?
ただ、ほんと、デビット・スーシェが演じたテレビシリーズでは、違ったところがあるので、
どちらが好みかは、両方見て決めてください。
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