大学入試センター試験を受験しました。
私が通っていた仙台二高は毎年、センター試験の会場となります。
そのおかげで普段通りの気持ちで受験することができます。
周りのみんなは必死の形相で、本番開始直前まで参考書とにらめっこしてます。
もう半年以上も受験対策を何もしていない私は、それを冷めた目で見ていました。
「そんなに頑張る価値はあるのか?」
「いい大学に入ったところで将来が保証されるのか?」
問題用紙が配られました。
そして開始の合図があり、みんな一斉に問題用紙に向き合います。
見たこともない問題ばかりです・・・。
幸いなことに、センター試験はマーク式ですので、
白紙で出すという敗北感は味わずに済みます。
私は一通り、マークシートを塗り絵感覚で塗りつぶしました。
しかし、開始10分で何もすることがなくなりました。
英語は試験時間が120分ですので、残り100分ほどの間は
ずっと座って待機を余儀なくされます。
周りからは一生懸命問題を解く音が聞こえてきます。
なのに、自分は何もすることがない・・。
不正行為を疑われるので、外の景色を眺めたり退室することもできない。
120分もの時間が与えられる試験なのに全く歯が立たず、
10分も持たない自分の学力・・
東大目指して県内トップ進学校に入ったが、
高校3年間でこの程度の実力しか身につかなかった現実・・
悲しくなるばかりでした。
打ちひしがれて机に突っ伏して目をつむり、
いつの間にか寝てしまいました。
周りの人たちには衝撃的な光景だったかもしれません。
というわけで、センター試験はマークシートを塗りつぶし、
暇を持て余して寝るしかありませんでした。
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