2019年02月13日
キューバ革命政府声明 ベネズエラに対する帝国主義的軍事的冒険を即座に止めさせなければならない
Cubadebate、2019年2月13日
キューバ革命政府声明:ベネズエラに対する帝国主義的軍事的冒険を即座に止めさせなければならない
キューバ共和国革命政府は、米国政府がベネズエラ・ボリーバル共和国に対して“人道的介入”を装った軍事的冒険を準備するための圧力と動きを強めていることについて、これを告発し、国際社会が結集して実行を妨げるよう呼びかけるものである。
2019年2月6日から10日にかけて、プエルトリコのラファエル・ミランダ空港、ドミニカ共和国のサン・イシドロ空軍基地、及び戦略的な位置にあるその他カリブ海の島々を目指して米国の軍事施設から複数の軍用機が飛び立った。それらの国々の政府は恐らくその動きを把握していない。当該施設は特殊作戦部隊と海兵隊の基地であり、隠密行動(他国リーダーを標的とするものを含む)用に使用されている。
米国を含む一部の政界とメディアが明らかにしたところでは、米政府内の過激勢力が違法な暫定大統領就任宣言を通じて、ベネズエラ国内のクーデターの試みをワシントンから直接、つぶさに計画して資金を調達、組織した。これら過激勢力は戦争を扇動する活動と中傷誹謗にかけては長年の実績を有し、その一員であるジョン・ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とマウリシオ・クラバー・キャロネ米国家安全保障会議西半球問題担当部長に、フロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員が加わった。
彼らこそが個人的に、あるいは国務省を介して多くの国の政府に手荒な圧力をかけ、新大統領選実施という不当な呼びかけを支持するよう強制している。同時に、国会議員として得票数がわずか97000にすぎない強奪者を承認するよう促している。これに対し、600万超のベネズエラ国民が昨年5月、ニコラス・マドゥーロ合憲大統領を選んだ。
クーデターへの抵抗として、ベネズエラ国民がマドゥーロ大統領を支持する大規模なデモを実施し、国軍が忠誠心を明確にした後、米国政府は国際的な政治・メディアキャンペーンをさらに推進し、一方的かつ強圧的な対ベネズエラ経済措置を強化した。一連の措置には、ベネズエラが第三国の銀行口座に保有する数十億ドルの資金凍結や石油輸出収入の奪取などが含まれ、いずれも国民に深刻な人道的損害と極度の窮乏をもたらしている。
この残忍で理不尽な略奪と併せて、米国はベネズエラへの軍事攻撃を開始するための人道的口実を捏造しようとし、威嚇と圧力、暴力を用いて、いわゆる人道支援を主権国家たる同国に持ち込もうとしている。これはワシントンが強要する包囲政策の結果生じた経済的損失に比べると数千分の一に過ぎない。
大統領「就任」を宣言した強奪者は厚かましくも、件の「人道支援」受入れを口実に、米国の軍事介入を要請する用意があると宣言し、その工作を拒否する主権的で正当な姿勢を「人道に反する罪」と評した。
米国高官らは尊大かつ厚顔にも、ベネズエラに対して「軍事介入を含むあらゆる選択肢を検討している」と連日繰り返している。
口実捏造のプロセスにおいて、米国政府は欺瞞と中傷を駆使して国連安保理に決議案を提出した。その中で皮肉かつ偽善的に、ベネズエラで発生している「人道・人権状況や最近の人道支援受入れ拒否、数百万人の国外移民と亡命者、平和的なデモ参加者への過剰な暴力行使、地域の平和と安全を乱す情勢」等について深い憂慮を表明し、「必要な措置を講じる」よう要請している。
米国が「国際的保護」の下で「人道的回廊」を力ずくで設置し、民間人を「保護する義務」を持ち出し、「必要なあらゆる措置」を適用するための根回しを進めていることは明白だ。
想起すべきは、今回と類似した行動や口実を米国はかつてユーゴスラビア、イラク、リビアに仕掛けた戦争においても、その序幕で展開していることだ。その代償として膨大な人命喪失と辛苦を経験した。
米国政府は「われらのアメリカ」に対して帝国主義的支配を行使し、世界最大の原油埋蔵量及び豊富で戦略的なその他自然資源をベネズエラ国民から略奪しようとしている。それにあたり、最大の障害であるボリーバル革命を排除しようとしている。
米国による悲しく痛ましい軍事介入の歴史は忘れられるものではない。メキシコでは一度ならず、ニカラグアやドミニカ共和国、ハイチ、キューバ、ホンジュラス、そして最近ではグラナダとパナマでもだ。
2017年7月14日、ラウル・カストロ革命軍将軍は警告した。「ベネズエラへの攻撃及びクーデターを目的とする暴力は「われらのアメリカ」全体を害するものであり、同地域の諸国民を支配するために我々を分断させようと躍起になっている者たちの利害を資するだけだ。われわれが今日、世界各地で目撃しているような衝突、つまり測り知れない結果を伴う衝突をこの地域に生み出そうが、彼らは意に介さない」。
歴史は同地域における新たな帝国主義的軍事介入、ならびに無責任にそれに加担する共犯者たちを厳しく裁くだろう。
ラテンアメリカ・カリブ海及び南の諸国民の主権と尊厳は今日、ベネズエラにかかっている。国際法と国連憲章の原則が生き残れるか否かも然りである。一政府の正統性とは、自国民が主権的に明示した意志に由来するものか、あるいは外部の列強の承認に由来するものか、その判断が下される。
キューバ革命政府はベネズエラと地域の平和を守るため、国際的な結束を呼びかけるものである。これは2014年のCELAC首脳会議で加盟諸国元首が調印した「ラテンアメリカ・カリブ海の平和地帯宣言」の原則に基づく。
キューバ革命政府は、ベネズエラの平和維持を目的としてメキシコ、ウルグアイ、カリブ共同体(CARICOM)とボリビアが呼びかけた「モンテビデオ・メカニズム」に対して、歓迎の意と支持を表明する。最近発表された声明が述べている通り、同メカニズムは内政不干渉、国家間の法的平等、及び紛争の平和的解決の原則を拠り所とする。
キューバ革命政府は、マドゥーロ大統領と国際社会が前述メカニズムを受入れたことへの歓迎の意を表明する。同時に、米国政府が同メカニズムをはじめとして、複数国が推進する対話への呼びかけを断固として拒絶していることに対し、憂慮を表明する。 キューバ革命政府は、ニコラス・マドゥーロ憲政大統領、ボリーバル革命、及びベネズエラ国民の軍民団結への一貫した確固たる連帯を改めて表明する。さらに全世界の政府と国民に向けて次のように呼びかける。平和を擁護し、政治上もしくはイデオロギー上の相違を乗り越えて、ラテンアメリカ・カリブ海への新たな帝国主義的軍事介入を阻むために団結して立ち向かうことを。このような軍事介入はリオ・ブラボーからパタゴニアに至る諸国民の独立と主権、利益を損なうものである。
2019年2月13日、ハバナ
*訳の大半は駐日キューバ大使館資料による。一部表記を修正。
Declaración del Gobierno Revolucionario: Urge detener la aventura militar imperialista contra Venezuela
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/02/13/declaracion-del-gobierno-revolucionario-urge-detener-la-aventura-militar-imperialista-contra-venezuela/
ラウル・トーレス ベネズエラの主権擁護を訴えるキャンペーン開始
ラウル・トーレス
Radio Habana Cuba、2019年2月13日、CubaSí
キューバ人ミュージシャンのラウル・トーレスが「タンボーレス・デ・ラ・パス(平和の太鼓)」という自作曲で、世界の戦争に反対し、諸国民の、とりわけベネズエラの人びとの主権を尊重することを訴える世界的キャンペーンを開始した。
これは、ベネズエラへの米国の絶え間ない攻撃と軍事的脅威に対するアート界からの応答であり、多国籍チャンネル「テレスール」によれば「励ましと希望の歌」である。
トーレスは、世界の人びとがそれぞれの出身国の通りや、広場、家、あるいは重要な場所で、この楽曲の一節を歌いながらビデオを録画することを呼びかけている。
それらのビデオをテレスールに送ると、オリジナルビデオクリップの別バージョンとして構成され、ネット上や同局の番組内で共有される。
ベネズエラの平和を求めるこの楽曲の作詞作曲はラウル・トーレスが担当、ユライシ・ミランダ、カレル・ガルシア、ラッパーのアレクス・アルダイが共作している。
コーラスはファビアナ・ペレス、ミリーナ・トーレス、ダナシ・オリベラ、デュオのインディアナ・イ・ロディン、演奏はホルヘ・ケンドリィ、レステル・ドミンゲス、エドゥアルド・コルチョ、アナ・カルラ・レシオにラウル・トーレス自身も加わっている。
タンボーレス・デ・ラ・パス(平和の太鼓) 戦争も脅威もない世界のために
Raúl Torres invita a sumarse a los Tambores de la Paz
http://www.radiohc.cu/noticias/cultura/183367-raul-torres-invita-a-sumarse-a-los-tambores-de-la-paz
ベネズエラのアルゼンチン人 メディアが伝えないベネズエラの現実を明らかにする
ベネズエラから情報発信するアルゼンチン人のディエゴ
Cubadebate、2019年2月14日
世界のメディアが、包囲され不安定なベネズエラというイメージを流布するのに熱心な一方で、ベネズエラに滞在中のアルゼンチン人ディエゴは、ベネズエラの首都カラカスの中心地での現実を示す一連の動画を日々投稿している。
米国はベネズエラとその周辺地域を地政学的に支配し、そのエネルギー鉱物資源を収奪するためにベネズエラ政府に対する封鎖を維持している。巨大なマスメディアは、帝国を有利にするために、ある国を危険なものとして示すことを好む。彼らにとってその国では混沌が支配しており、民主主義はない。
このアルゼンチンの若者ディエゴは、自身のツイッターアカウント@DiegoEnLaLuchaを通じて、現在ベネズエラではどのような日々がおくられているか示している。もちろん、そこで示されているすべてが「バラ色」というわけではないが、メディアが自分たちの利益のために現実をいかに操作し誇張しているか明らかにしようとしている。
アルゼンチン人の若者ディエゴは、スーパーマーケットに買い物に行き、首都の中心地を訪問し、市内を問題なく散策するのだった。
ディエゴの動画の歴史
ディエゴ・アルヘンティーノ
@DiegoEnLaLucha
動画1:ベネズエラのアルゼンチン人 「人道の危機」だって?
シウダ・ティウナを訪問し、膨大な数の公営住宅にとても驚く
2019年1月19日 13:56
ベネズエラ カラカス 偉大な住宅ミッション(2019年1月6日)
ベネズエラのアルゼンチン人 「世界最悪の人道危機」? 動画2
ベネズエラのアルゼンチン人 「人びとの困窮」? 動画3
ベネズエラのアルゼンチン人 「ひどい人道危機」はどこにある? 動画4
ベネズエラのアルゼンチン人 「末期の危機」? 動画5
ベネズエラのアルゼンチン人 「危機で閉店したショッピングセンター」? 動画6(2019年1月12日)
ベネズエラのアルゼンチン人 ショッピングセンター「サンビル」にて(2019年1月12日)
ベネズエラのアルゼンチン人 人道危機が公園にやってきた 動画7(2019年1月12日)
ベネズエラ カラカス フランシスコ・デ・ミランダ公園(2019年1月12日)
ベネズエラ カラカス 動物園にて それで動物たちは飢えているか?(2019年1月12日)
ベネズエラ カラカス 地域のスーパーにある商品を見てみる(2019年1月15日)
ベネズエラのアルゼンチン人 言われていた通り強烈な危機が動物園を襲っているか? 動画8
ベネズエラ メディアのあらゆるデマを解体中(2019年1月31日・1月27日)
ベネズエラ 廃墟?飢餓?内戦?(2019年2月3日・2月1日)
ベネズエラ 10分で神話を解体中(2019年2月9日・2月3日)
(ディアリオ・エル・ソルより)
Joven argentino desmiente a los medios y muestra la realidad de Venezuela en Twitter
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/02/13/joven-argentino-desmiente-a-los-medios-y-muestra-la-realidad-de-venezuela-en-twitter/#.XGXgVuQzbIU
2019年02月09日
ベネズエラのマドゥーロ大統領 米国の人道支援は軍事侵略正当化のためのショーである
ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領
Radio Rebelde、2019年2月9日
コロンビアとの国境を経由した人道支援物資の提供は、軍事侵略を正当化するために危機の場面を作り出すことを目的としたメディア「ショー」の一部である、とベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領は非難した。プレンサ・ラティーナが報じた。
マドゥーロ大統領は、ミラフローレス宮殿での記者会見において、その援助計画は米国政府によるベネズエラの資源収奪を覆い隠すことを意図していると述べ、ベネズエラに対する経済封鎖と金融制裁の攻撃の中止を要求した。
この点についてマドゥーロ大統領は、立憲政府の同意なしにその領土へいわゆる人道支援を持ち込むというシナリオに対しては法的措置がとられるだろう、と述べた。
その意味でマドゥーロ大統領は、自称暫定大統領のフアン・グアイドーが代表する反政府派勢力と結託したワシントンが提示した、ベネズエラを緊急の援助が必要な独裁政権の国家として見せようとする台本を拒否した。
Venezuela: ayuda humanitaria es una agresión al país
http://www.radiorebelde.cu/noticia/venezuela-ayuda-humanitaria-es-una-agresion-pais-20190209/
2019年02月07日
元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズ ベネズエラのニコラス・マドゥーロ政権への支持を改めて表明 米国の介入を非難
ロジャー・ウォーターズ
Granma、2019年2月7日
英国のロックバンド「ピンク・フロイド」の創設者で元メンバーのロジャー・ウォーターズが今週水曜日(2月6日)、米国による軍事侵略の脅威に直面しているベネズエラと、ニコラス・マドゥーロ制憲大統領への支持を改めて表明した。
英国の歌手ウォーターズはツイッターを通じて、周辺国に対する米国の役割について語ったシモン・ボリーバルの「米国は自由の名の下に米大陸を悲惨さで苦しめる宿命に運命付けられているようだ」という言葉をその写真とともに投稿した。
ウォーターズはこの文章で、ベネズエラの内政に干渉するドナルド・トランプ米政権に言及した。
社会活動家でもある英国の歌手ウォーターズはここ数日、絶え間ない攻撃にさらされているベネズエラ擁護のデモを召集し、ファンのあいだで反響を巻き起こした、と多国籍チャンネルTelesurは報じている。
ウォーターズは不当な政治状況に反対する自身の立場をつねに示してきた。ベネズエラの反政府議員フアン・グアイドーによる「暫定大統領」としての自己宣言を受けて、ウォーターズは米国によるベネズエラの民主主義への介入に反対し、自身の連帯を示した。
ベネズエラ政府は、2018年5月に67%の得票率で再当選したマドゥーロを大統領の座から引きずりおろそうとする米国による絶え間ない攻撃を非難している。
teleSUR tv
ロジャー・ウォーターズ - デジャ・ヴ
Exmiembro de Pink Floid reitera apoyo a gobierno de Maduro
http://www.granma.cu/mundo/2019-02-07/exmiembro-de-pink-floid-reitera-apoyo-a-gobierno-de-maduro-07-02-2019-10-02-08
2019年02月04日
元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズ ベネズエラ支援の抗議活動を呼びかけ
ロジャー・ウォーターズ
Granma、2019年2月4日
英国のミュージシャンで社会活動家のロジャー・ウォーターズは、ベネズエラとそのニコラス・マドゥーロ憲政大統領への支援のため、ニューヨークで米国の国連外交使節団に対する抗議活動を呼びかけた。
ウォーターズは自身のツイッター公式アカウントで、「ベネズエラでのトランプのクーデターを止めよう!」という言葉が書かれた画像を投稿し、ベネズエラの主権のために抗議するようフォロワーたちに呼びかけた。
ウォーターズはまた、 #USHANDSOFFVENEZUELA (米国はベネズエラから手を引け) や #STOPTRUMPSCOUPINVENEZUELA (ベネズエラでのトランプのクーデターをとめよう)のハッシュタグを使って、ベネズエラ国民の主権と自己決定を尊重するよう訴えた。
「彼らには本物の民主主義がある。1%の金持ちが石油を独り占めするためにひとつの国を破壊しようとする企みをとめよう」、とピンク・フロイドの元リーダーは呼びかけた。
teleSUR tv
ロジャー・ウォーターズ - ピッグス(2016年10月1日、メキシコシティ・ソカロ広場)
Cofundador de Pink Floyd convoca a movilización en solidaridad con Venezuela
http://www.granma.cu/mundo/2019-02-04/cofundador-de-pink-floyd-convoca-a-movilizacion-en-solidaridad-con-venezuela-04-02-2019-15-02-09
2018年08月08日
ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領 暗殺犯グループの物証を公開
ニコラス・マドゥーロ大統領
Radio Rebelde、2018年8月8日、PL
ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領は今週火曜日(8月8日)、同国の政治・軍事最高指揮官である自身を狙った8月4日の暗殺事件の物証を公開した。
ラジオ・クバーナのホセ・ルイス・グイアによる特別レポートによると、マドゥーロ大統領はミラフローレス宮殿のアヤクーチョ・サロンから、現在までなされた調査のセキュリティチームにより提供されたビデオ映像数点を公開した。
大統領は、これらのビデオは、暗殺を実行するために11人の人間たちが契約したことを立証している、と強調した。
ベネズエラ大統領は、フアン・カルロス・モナステリオス退役軍曹の証言を公開することを承認した。軍曹は捕えられた際に、ベネズエラ人の反体制派幹部であるフリオ・ボルヘスとフアン・レケセンスの2人を暗殺の首謀犯として告発した。この後者はすでに司法の手に委ねられている。
大統領はまた、暗殺事件の政治と資金面のトップ、オスマン・アレクシス・デルガド・タボスキと、爆弾グループのグレゴリオ・ホセ・ヤグアス・モンヘとジルベル・アルベルト・エスカローナ・トレアルバの引渡しを要請した。
大統領は、コロンビア在住のライデル・ルッソと米国在住のオスマン・デルガドが暗殺計画をおこなった人間たちであることを示すビデオを見せた。
マドゥーロ大統領は、最初の逮捕はボリーバル通り近くの地域に住む人民の知性と勇気によって可能だった、と発表した。そこで人びとは犯人たちが無人機を起動するのを目撃し、諜報当局に通報したのだった。
テロリズムに対して憲法が勝利をおさめたいま、正義が勝たねばならない。犯人たちは、ベネズエラにいようがいまいが、全員が逮捕される、と大統領は強調した。
ニコラス・マドゥーロ大統領による発表(2018年8月8日)
Presenta Nicolás Maduro pruebas del intento de magnicidio
http://www.radiorebelde.cu/noticia/presenta-nicolas-maduro-pruebas-intento-magnicidio-20180808/
2018年08月07日
ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領 コロンビア政府関与の証拠提示を表明 暗殺未遂事件
ニコラス・マドゥーロ大統領
Radio Habana Cuba、2018年8月7日、Telesur
ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領は今週火曜日(8月7日)カラカス市内で、先週土曜日の自身を狙った暗殺未遂事件におけるコロンビア政府の関与を示す強力な証拠を提示する、と発表した。
「われわれは暗殺未遂事件の調査に取り組み続けていることをベネズエラ国民にお伝えする」、と大統領は語った。
マドゥーロ大統領は自身のツイッターで、暗殺未遂事件の首謀者を探し出す調査が進行中である、と発表した。
大統領は、事件の実行犯たちがコロンビアのサンタンデル県チナコター市で訓練を受けていたと述べた。
大統領は、今回のテロ行為の実行犯たちはすでに逮捕されたと述べた。公式情報によると、6人が逮捕され拘束されている。
一方、内務法務平和省のネストル・レベロル大臣は、関与したうちの一人は、2017年のパラマカイ城砦攻撃への関与ですでに逮捕状が出されており、別の一人は、2014年の騒乱事件で収監された、と明らかにした。
Maduro: Presentaré pruebas que incriminan a Colombia en atentado fallido
http://www.radiohc.cu/noticias/internacionales/168458-maduro-presentare-pruebas-que-incriminan-a-colombia-en-atentado-fallido
2018年08月06日
ベネズエラ国民 マドゥーロ大統領暗殺未遂事件に抗議 カラカスで大規模デモ活動を展開
Radio Habana Cuba、2018年8月6日、Telesur
8月6日の朝、早い時間から、カラカスの中心通りでは、ベネズエラの老若男女の人びとと、社会運動団体が行進し、先週土曜日(8月4日)に起ったニコラス・マドゥーロ大統領への暗殺事件に抗議し、大統領とボリバリアーナ革命への連帯を表明した。
「ここにマドゥーロを守る国民がいる」、「大統領はわれわれの支持を持っている」、とデモ参加者は連呼し、祖国と平和の擁護を訴えた。
この大衆によるデモ行進は、マドゥーロ大統領が待ち受けるミラフローレス宮殿まで続けられる。
検察庁は、暗殺未遂の実行犯全員の身元が判明した、と発表した。
テレスールのニュース報道(2018年8月6日)
ディオスダード・カベージョ国会議長による演説(2018年8月6日)
Venezolanos en las calles de Caracas manifiestan respaldo a Maduro (+Fotos)
http://www.radiohc.cu/noticias/internacionales/168392-venezolanos-en-las-calles-de-caracas-manifiestan-respaldo-a-maduro-(+fotos)
2018年08月04日
実行犯逮捕 ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領暗殺未遂事件
ニコラス・マドゥーロ大統領
Radio Habana Cuba、2018年8月4日、PL
ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領は今週土曜日(8月4日)、自身を狙った暗殺未遂事件の実行犯の一部は捕えられ、司法に委ねられていると発表した。
大統領は、ベネズエラTVで中継されたミラフローレス宮殿からの演説のなかで、自身の命を狙った攻撃を非難し、これはあらゆる方向からベネズエラの不安定化を企図する右翼陣営の行動の一部である、と確言した。
マドゥーロ大統領は、「私は国民とボリバリアーナ国軍に守られている。だから私はここで生き続け、戦いを続けている。」と強調した。
大統領は、反体制派陣営は「われわれをつぶすことはできなかったし、今後もできない。平和と発展、繁栄と幸福、平穏と愛を欲する祖国の歩みをわれわれが続けていくことを思い知らねばならない」と語った。
大統領は、立ち上がって生きて勝利を続け、ふりかかるあらゆる闘争と戦闘を続ける用意ができている、と明言した。
今週土曜日(8月4日)の午後、ボリバリアーナ国家警備隊の創設81周年を記念し、同隊員たちを顕彰していたカラカスのボリーバル通りの区域内で、マドゥーロ大統領の命を狙った無人機(ドローン)が爆発した。
ニコラウ・マドゥーロ大統領のテレビ発表(2018年8月4日)
Autores materiales de intento de magnicidio en Venezuela son capturados
http://www.radiohc.cu/noticias/internacionales/168305-autores-materiales-de-intento-de-magnicidio-en-venezuela-son-capturados