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2024年01月08日

元大リーガー アレクセイ・ラミーレス ピナール・デル・リオに復帰へ 来季キューバ野球リーグ

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アレクセイ・ラミーレス

Radio Habana Cuba、2024年1月8日、ACN

シカゴ・ホワイトソックスの元選手、アレクセイ・ラミーレスが、第63期キューバ野球リーグ(SNB)に向けたピナール・デル・リオチームの代表候補選手リストに名を連ねている。

同県野球コミッショナーのエリベルト・スアーレスは、グアマー・ラジオの放送で42歳の同選
手はキューバリーグでプレーする資格にある、と説明した。

現在、必要な手続きを実施している、と同選手について県コミッショナーは述べた。ラミレスはかつてピナール・デル・リオおよびキューバ代表のメンバーであり、2004年のアテネ五輪や2006年カルタヘナでの中米カリブ選手権、2006年の第1回WBC、2007年リオデジャネイロでのパンアメリカン選手権といった大会に出場した。

ラミーレスはまた、2016年にタンパベイ・レイズやサンティエゴ・パードレスにも所属した。

ラミーレスはピナール・デル・リオ代表候補の内野手13人の中に含まれており、このほか捕手5人、外野手13人、投手22人がいる。

今回の代表候補選手では、県シリーズやエリートリーグでの活躍や、才能ある選手、国外居住選手の加入意志(ウンベルト・リベラとヘイセル・バロ)などが考慮された、とスアーレス・ペレダ県コミッショナーは説明した。

スアーレスはまた、来週ピナール・デル・リオチームのトレーニングがアレクサンデエル・ウルキオラの指揮のもと開始される、と述べた。

また、来期のキューバリーグに向けた選手リストには、ウィリアム・サアベドラ、エルリィ・カサノバ、ブラディミール・バーニョス、フアン・カルロス・アレンシビアといったベテラン選手も含まれている。

Exgrandesligas Alexei Ramírez en la pre de Pinar para 63 serie de béisbol
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/343951-exgrandesligas-alexei-ramirez-en-la-pre-de-pinar-para-63-serie-de-beisbol
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2024年01月04日

キューバ野球 チャンピオンズクラブ・トーナメント2024開催 1月20日より

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JIT、2023年12月27日

ベースボール・チャンピオンズクラブ・トーナメント2024が1月20日、伝統復活を目指して開幕する。

キューバ野球コミッションはきょう(12月27日)、同トーナメントは勝ち抜きサブシリーズ形式で、4週末にわたって開催される、と発表した。

予選ラウンドは1月20日と21日、準々決勝は1月27日と28日、準決勝が2月3日と4日、そして決勝戦は2月10日と11日におこなわれ、それから1か月足らずで第63期キューバ野球リーグが始まる(3月9日)。

各県およびイスラ・デ・ラ・フベントゥ特別自治区の王者チームが出場する。マタンサスとアルテミサについては、県シリーズがトーナメント開幕日までに終わらない予定のため、調整中である。

各チームは、そのラインナップで県シリーズをプレーした25人の選手で構成される。各土曜日は7回制のダブルヘッダー、各日曜日は9回打ち切り試合がおこなわれる。

地元チームはサブシリーズの第一試合と第三試合でホームチームとなり、ビジターは第二試合でその恩恵を受ける。市営スタジアムがその要件を満たす限りリーグ開催地となる。

予選ラウンドは以下の試合がおこなわれる。アルテミサ対ピナール・デル・リオ、ハバナ対イスラ・デ・ラ・フベントゥ、マヤベケ対マタンサス、ビジャ・クララ対シエンフエゴス、グアンタナモ対サンティアゴ・デ・クーバ、オルギン対グランマ、ラス・トゥナス対カマグエイ、サンクティ・スピリトゥス対シエゴ・デ・アビラ

すでに以下の市チームが予選出場を決めている。セロ、コンビナード・デポルティボ・イレネ・エルナンデス(イスラ・デ・ラ・フベントゥ)、シエンフエゴス、マイシー(グアンタナモ)、オルギン、カンペチュラ(グランマ)、カマグエイ、プリメーロ・デ・エネーロ(シエゴ・デ・アビラ)。

Iniciará en enero el Torneo de Clubes Campeones del Beisbol
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=718022
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2024年01月02日

リバン・モイネロとエルリィ・カサノバ キューバ野球エリートリーグ準決勝に準備万端

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リバン・モイネロ(左)とコーチのコルティーナ

Cubadebate、2024年1月2日、Angélica Arce Montero記者

ピナール・デル・リオのリバン・モイネロとエルリィ・カサノバ両投手は、1月6日から始まる第二回キューバ野球エリートリーグの準決勝でのアルテミサチームの補強として準備ができている。

日本でのシーズン中に利き腕の肘の負傷により手術を受けたあと、モイネロは16週間、ホセ・マヌエル・コルティーナ投手コーチとともに自身のリハビリに取り組んだ。

「完璧な状態にあると感じている。すでに70%か80%くらいの状態にある。ここ数か月の間、カピタン・サンルイス球場球場でコルティーナ先生と厳しいトレーニングをおこなってきた。」、とモイネロは説明した。

ピナール・デル・リオ出身の28歳モイネロは、クーバデバテに対して、アルテミサでプレーすることの理由を語った。「日本での負傷のため1か月以上ここでリハビリをおこなっていたとき、アルテミサの選手たちに言ったんだ。このままうまくいけばキューバで4〜5試合、彼らと一緒に投げたいとね。これは私の状態の進捗をあらわすだろうし、今年は彼らを王者にするために全力を出す」。

投手コーチのホセ・マヌエル・コルティーナはモイネロの屈筋と伸筋の強化に取り組んだ、「なぜなら長い期間投げていなかったから。そして大いに我慢しながら少しずつ腕の瞬発力を増やしていった」、と73歳のコーチは述べた。

コリティーナはクーバデバテに対し、肉体面だけでなく、「もっとも重要で難しい」精神面も重視した、と説明した。リバンはブルペンで80球投げられるようになった。プレーオフではおよそ25球を投げる予定である。これは日本プロリーグでいつも投げていた投球数の30%である。

「しかしこうやって1日か2日か休養しながら投げることができる。安定性を失うことはない」、とピナール・デル・リオのコルティーナ投手コーチは強調した。コルティーナは腕の回復の取り組みで著名であり、最近もAFIDE国際大会で生涯業績賞を受賞した。

コーチはさらに、モイネロは今、かつてのスピード(94〜96マイル/時)は持っていないが、それは「当たり前のことだ。5か月間投げていなかったのだから。トレーニングし、打者と対戦するにつれて伸びてくるだろう」、とつけくわえた。

コルティーナコーチによると、モイネロは25球でユリエスキ・ゴンサーレス監督率いるチームが彼を必要とする8〜9イニング目に投げることができる。「われわれは彼を点検したが、とてもよい状態だ。アルテミサチームの大きな助けとなるためのすべてを備えている」、とコルティーナは締めくくった。

一方右腕エルリィ・カサノバは、年末のあいだもコルティーナとリハビリに取り組んでいたが、同様にプレーオフに向けて順調な状態にある、と語った。

「別のインタビューでも話したとおり、アルテミサではとてもよく歓迎され、キューバリーグでの100勝も達成できた。とても気分がいい。ファンのみんなには、われわれの最高の姿を期待するよう伝えたい」。

「モイネロの加入によりスタッフが一丸となり、これがアルテミサチームの勝利に向けたプラスになるだろう」、と語ったカサノバは、今回のリーグでホームチームとしてのみ活動し、防御率1.25、whip1.08、22奪三振、10四球という成績で、キューバ投手陣最高の投手の一人として認められている。

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エルリィ・カサノバ


キューバTV(2023年12月)


クーバデバテ リバン・モイネロ インタビュー(2024年1月4日)


クーバデバテ エルリィ・カサノバ インタビュー(2024年1月4日)

Listos lanzadores pinareños Liván Moinelo y Erly Casanova para semifinal de Liga Élite (+Video)
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/01/02/listos-lanzadores-pinarenos-livan-moinelo-y-erly-casanova-para-semifinal-de-liga-elite-video/
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2023年12月27日

キューバ野球エリートリーグ準決勝の補強選手決定 ヨルダン・マンドゥレイ、フレデリク・セペダら8選手

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JIT、2023年12月27日

第二回キューバ野球エリートリーグの準決勝が1月6日にマタンサスで始まる。予選ラウンド首位のマタンサスと、王座を狙う残り各チームは、すでに新たな2選手を補強した。

きょう水曜日、ハバナのシウダ・デポルティバ競技場の式典サロンにおいて、プレーオフと補強選手申請のための監督会議が開かれ、専門記者との会見も行われた。

マタンサスはヨルダン・マンドゥレイ(サンティアゴ・デ・クーバ、内野手)とウィルベル・レイナ(サンティアゴ・デ・クーバ、投手)の補強を選択した。アルテミサはフレデリク・セペダ(サンクティ・スピリトゥス、外野手)とアルベルト・バジャダレス(サンクティ・スピリトゥス、投手)の補強を申請した。インドゥストゥリアレスはヤニエスキ・ドゥアルド(サンクティ・スピリトゥス、投手)とホセ・ルイス・グティエレス(サンティアゴ・デ・クーバ、外野手)を、ラス・トゥナスはヨシエル・セラーノ(サンティアゴ・デ・クーバ、投手)、フアン・カルロス・アレンシビア(サンクティ・スピリトゥス、内野手)を選択した。

今大会の構成立案者であるカルロス・マルティンは、一連の規則面について、その重要性を強調した。各試合は時間制限がなく、各チームは最大27人の選手を起用できる。延長10回以降のタイブレークにはシラー・ルール(IBAFルール)が適用される。

各試合は、公式であれ非公式であれ完了を妨げるあらゆる原因により封印されうる。翌日試合は再開されるが、それが3イニング以上を超えると、当日もともと予定していた試合はおこなわれない。これらすべての試合において9イニング以上で戦われる。

監督によるルールや規則に関する疑義に対しては、試合内で返答される。決勝進出チームは敗退チームから新たな補強選手を1名選ぶことができる、と認められた。

登録選手の変更について、マルティンは、規定の3回の機会内におさまる限り、日程の最終日までおこなうことができる、と改めて確認した。

キューバ野球コミッショナーでキューバ野球連盟会長のフアン・レイナルド・ペレス・パルドは、グラウンド内外での規律、ユニフォームの正しい着用、ナイター試合の野球場での朝練、そしてキューバリーグで最も悪かった指標である守備への重点、について強調した。

試合日程

1月6日

6:30 p. m.: Matanzas vs. Las Tunas, estadio Victoria de Girón.

1月7日

1:30 p. m.: Artemisa vs. Industriales, estadio 26 de Julio.

6:30 p. m.: Matanzas vs. Las Tunas, estadio Victoria de Girón.

1月8日

1:30 p. m.: Artemisa vs. Industriales, estadio 26 de Julio.

Traslado de Matanzas y Las Tunas.

1月9日

6:30 p. m.: Las Tunas vs. Matanzas, estadio Julio Antonio Mella.

Traslado Artemisa e Industriales.

1月10日

2:30 p. m.: Las Tunas vs. Matanzas, estadio Julio Antonio Mella.

6:30 p. m.: Industriales vs. Artemisa, Estadio Latinoamericano.

1月11日

2:30 p. m.: Industriales vs. Artemisa, Estadio Latinoamericano.

6:30 p. m.: Las Tunas vs. Matanzas, estadio Julio Antonio Mella.

1月12日

6:30 p. m.: Industriales vs. Artemisa, Estadio Latinoamericano.

Traslado de Matanzas y Las Tunas.

1月13日

6:30 p. m.: Matanzas vs. Las Tunas, estadio Victoria de Girón.

Traslado Artemisa e Industriales.

1月14日

1:30 p. m.: Artemisa vs. Industriales, estadio 26 de Julio.

6:30 p. m.: Matanzas vs. Las Tunas, estadio Victoria de Girón.

1月15日

1:30 p. m.: Artemisa vs. Industriales, estadio 26 de Julio.


キューバTV(2023年12月27日)


補強選手選択会議の様子 全編(2023年12月27日)

Reforzados los semifinalistas en Liga Élite del Beisbol Cubano
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=718021
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2023年11月30日

U23キューバ野球代表 パナマに敗れワールドカップ出場権獲得できず U23野球パンアメリカン大会

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Juventud Rebelde、2023年11月29日、Norland Rosendo記者

キューバチームは、U23野球ワールドカップ地区予選パンアメリカン大会での水曜日(11月29日)の試合は不運な戦いとなり、ワールドカップへの出場権を獲得できなかった。

キューバチームは、グループBで2位になるにはパナマに勝つ必要があった。なぜなら、ベネズエラとパナマとの三つ巴だと、それが困難になるからで、実際そうなった通り、TQB(得失点差)で来年の北京行きは不可能になってしまった。

キューバは勝利を実現できずに、11対15でパナマに敗れ、一方これを機にベネズエラが同グループに割り当てられた2枠目を獲得した。

同日、コロンビアはベネズエラを3対1で破り、5戦全勝で終え、グループBの首位を確定させ、世界選手権出場権を獲得し、今夜パンアメリカン選手権の金メダルを目指して主催国ニカラグアチームとの対戦を決めた。

エディー・カヒガル率いるキューバチームは、初回に4点を先取し、5回にも一挙5点を奪ったが、投手陣が持ちこたえることができずに大量得点を失った。

2回と4回のそれぞれ5得点で、パナマチームの勝利が決まった。パナマチームは、ベネズエラに13対1で敗れた得点差の穴埋めをするまでには至らなかった。

パナマチームの13安打のなかには、エラスモ・カバジェーロの満塁本塁打や、フリオ・ゴンサーレスの2点本塁打があった。

キューバの打撃陣では、アンドリィス・ペレス(4打数2安打3打点)、クリスティアン・ロドリーゲス(5打数3安打)が際立った。

敗戦投手は救援のオスダニ・ロドリーゲスだった。

これまでのU23ワールドカップ地区予選4大会のなかで、キューバがワールドカップへの出場権を獲得できなかったのは2回目となる。

出場権を手中にしたベネズエラとプエルトリコは木曜日(11月30日)、銅メダルを争い、全勝のニカラグアとコロンビアが決勝戦を戦う。


キューバ対パナマ(2023年11月29日)

Cuba no pudo llegar a China
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2023年11月28日

U23キューバ野球代表 ベネズエラに10対5で勝利 3勝1敗で2位に並ぶ U23パンアメリカン大会

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JIT、2023年11月28日、Prensa Latina

キューバはきょう(11月28日)、U23野球ワールドカップ地区予選大会でベネズエラを10対5で破る劇的な勝利をあげ、来年に中国で開催されるU23ワールドカップの出場権にひじょうに近い位置につけた。

終盤に向けて最高の瞬間が残されていた感動多き試合であった。あと1死というところで、一塁手で3番打者のギジェルモ・ガルシアが2点本塁打を放ち、この重要な試合でキューバチームが勝ち越した。

コロンビアチームは、その7回裏にビクトル・アリアスの本塁打で反撃し、4対4の同点とし、試合の緊張はさらに高まった。

ワールドカップに出場するという野望を維持するためには勝利が不可欠なキューバチームは、8回に相手投手の制球の悪さとジャン・ルーカス・バルドキンとダリアン・パルマの2安打(パルマの安打には守備失策がからんだ)などにより、一挙6点をあげ、結果を確かなものとした。

救援投手ランディ・クエト(2回3安打1三振1失点)が勝利投手となり、ウィルケル・パルマが敗戦投手となった。

この結果、両チームはともに3勝1敗でグループBの2位となり、首位のコロンビアは今夜キュラソーと対戦する。

このパンアメリカン大会は、木曜日(11月30日)にメダルを争う試合がおこなわれ終了するが、ワールドカップの出場権は予選ラウンドが終わる水曜日(11月29日)に確定する。


プレンサ・ラティーナTV(2023年11月28日)


キューバ対ベネズエラ(2023年11月28日)

Sensacional triunfo cubano en premundial sub-23 de beisbol
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=712841
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U23キューバ野球代表 コロンビアに敗れ2勝1敗に コロンビアとベネズエラが無敗を維持 U23パンアメリカン野球大会

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JIT、2023年11月28日、Prensa Latina

U23野球世界大会予選トーナメントの予選Bグループで、コロンビアチームがキューバを7対4で破り、全勝でベネズエラと並んで首位に立っている。

ビハインドの状態をうまくこらえたコロンビアチームは、5回にキューバ投手陣に対し猛攻をかけ、キューバは中盤まで維持した最小点差を守ることができなかった。

キューバは、初回に速攻で3点を奪ったが、コロンビアは2回に2点を返し、そうしてその点差で推移したあと、5回にキューバの先発ホセ・イサイアス・グランダレス(4回3安打4三振2四球4失点)が打たれ、無死で走者2人を残し降板した。

救援投手ラファエル・ペルドモ、アレクス・ゲラ、オリスベル・ボルヘスが適時打を打たれ、コロンビアチームに決定的な得点を与えた。

6回にはアンドリュー・サルセドが2点本塁打を放ち、点差をさらに広げ、キューバチームは7回裏に満塁としたが1点を入れるにとどまった。

コロンビアのネデル・オルタ監督は、自チームがひじょうにしっかり野球をプレーしていると認め、グラウンドでの選手たちの動きを称賛した。

偉大なライバルであるキューバを抑えることができ、そのあと勝つために必要な得点をあげた、と説明した監督は、グループBに割り当てられた世界大会への出場権2枠のうちの一つを得ることに自信を見せている。

今大会の無敗を維持したコロンビアの勝利では、救援投手ニコラス・マルドナド(2回1/3、1安打3四球3三振)が勝利投手となり、一方グランダレスが敗戦投手となった。


プレンサ・ラティーナTV(2023年11月27日)


キューバ対コロンビア ハイライト(2023年11月27日)


キューバ対コロンビア 完全版(2023年11月27日)

Colombia derrotó a Cuba en lid premundial sub-23 de beisbol
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=712830
タグ:cuba sub-23 colombia
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2023年11月19日

セペダの長打854本と声明

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フレデリク・セペダ

Cubadebate、2023年11月19日、Joel García記者

午前の早い時間、11月17日の第二回エリートリーグのサブシリーズ開始で起きる最良のことは、フレデリク・セペダの長打数記録更新の可能性である、ということで同僚たちの意見は一致していた。「そして、そのあとセペダが声明を発表したいかどうか確認しよう」、とためらいがちに、しかし丁寧に彼らは言った。

ラティーノアメリカーノ球場での試合はわずかな観客で開始され、セペダの各打席に注目は集まった。最初の二打席での単打2本と、その後の四球で、新記録達成は明日土曜日の試合に持ち越されたかに見えた。しかし野球の神は予言と数字についてよくわかっており、つまり8+5+4は17になる。きょうがその日であった。

インドゥストゥリアレスの抑え投手フアン・ハビエル・ペニャルベル・エルナンデスは、9回の最初の二人の打者を比較的簡単に抑え、6対1と得点差は大きくつけているものの、最後の27番目のアウトは、果し合いのようであった。セペダが自身の記録を狙ってきていることはわかっていた。二塁打で十分だし、三塁打はより難しい、本塁打は・・・、「よし、本塁打をセペダはどんな投手からも打つ、もしセペダがこれまでベストの投手たちから打ってきたのなら、なんで私からそれを打てないことがあろうか」、と右腕は思った。

しかし、彼はマウンドに素早く上がり、自身の速球でセペダを驚かせたかった。その直球はほぼ90マイルだったが、セペダのスイングで一瞬にして右翼席に消えていった。「わかってた、わかってたんだ・・・」と、このインドゥストゥリアレスの相手投手は誇らし気に言っているようでもあり、わがキューバリーグ史上もっとも偉大な選手の一人がいつも以上に早く走るのを見ていた。

ホームベースを踏んだとき、まず彼に挨拶したのは捕手のオスカール・バルデースだった。セペダは自身のコレクションのためにボールを自分に渡すよう求めたが、誰かが消せない宝物としてボールを抱えてしまっており、そのボールは、その小さな個人的コレクションにとってよりも、歴史の力で打った人物にとって、より意味がある、と説得することが誰もできなかった。

セペダはただ笑みをうかべ、チームの同僚や相手チームの選手たちからの抱擁に笑顔で応えた。それは自身通算353本目の本塁打であり、三塁打54本と二塁打447本とあわせて、サンティアゴのレジェンド、オレステス・キンデランの記録853本を抜いた。キンデランからは5月にも彼の通算塁打数の記録を抜いていた。

自身のサンクティ・スピリトゥスチームとキューバ代表チームのユニフォームにもっとも忠実なセペダは、通算四球数と通算出塁率(OBP)部門においてキューバ野球史上に残る選手の一人でもある。またヨルダニス・サモンとともに通算二塁打部門の首位を争っており、通算安打数はダネル・カストロに次いで史上2位につけている。彼はプレーを楽しんでおり、いまなお球場に入ることが彼を奮い立たせ、毎朝のモチベーションとなっている。

声明?、とそのとき私は思った。自身五回目のWBC出場を阻まれるといったような癒しがたい近年に犯された数少なくない不正義を忘れることなく、彼は新たな偉業のあとでなにかを語るだろうか? 言うべきことが何かあるだろうか。新たな記録のたびにささげるべき相手がいるだろうか。

私が彼に電話すると、彼は落ち着いて丁寧に対応して、私のお祝いのことばに感謝を示した。私は声明が欲しいのではなく、数週間前にキンデランが自身の記録をセペダによって消されるのを見るのはどういう気持ちか聞かれて何と私に答えたか君が知っているか知りたいだけだと伝えた。「キンデは何と言ったの」、とセペダは興味津々に問うた。

「セペダは野生児だ」、とキューバ野球殿堂にもっとも直近で選ばれた一人、キンデランは私に言った。それを聞いた「野生児」は息をつき、そんなに大げさにせずにそのことを書くよう私に頼んで、電話を切った。これで私は年代記と、彼の声明と、そして854の長打を手にしていた。854の長打というのは、共有すべき854のことばという意味である。数えてみてくれないか。


キューバTVニュース(2023年11月17日)


フレデリク・セペダ 記録更新シーン(2023年11月17日)


フレデリク・セペダ 記録更新シーン(2023年11月17日)


インドゥストゥリアレス対サンクティ・スピリトゥス 完全版(2023年11月17日)

El extrabase 854 y las declaraciones de Cepeda
http://www.cubadebate.cu/opinion/2023/11/19/el-extrabase-854-y-las-declaraciones-de-cepeda/
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不適合バットの使用のためインドゥストゥリアレス対サンクティ・スピリトゥス戦が無効に 翌日の再開試合を決定

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Juventud Rebelde、2023年11月19日、Norland Rosendo記者

キューバ野球コミッションは、昨日の土曜日におこなわれた、キューバ野球エリートリーグ第三節のサンクティ・スピリトゥスとインドゥストゥリアレスとの間の試合について、不適合なバットの使用により無効として宣言した。

コミッションは、インドゥストゥリアレスが3対2で勝った試合が終わったあとまもなく声明を発し、起きたことと対策について説明した。

その声明文は、そのバットによって、最終スコアに決定的に影響を与える打撃が生まれた、と説明している。サンクティ・スピリトゥスチームの首脳陣は適時にそのことに対して抗議をおこない、野球規則に定められているとおり、試合を止めることなく、当該バットは回収され、点検に委ねられた。

声明文はまた、当該バットは国内リーグおよびエリートリーグで許可されたリストのなかになく、そのオリジナルのマークがヘッド部分からは消されていたが、グリップには残っていた、と専門家たちが判断を下したと述べている。さらに、このバットは規定の18インチを超えるゴムクリップで補強されており、ボールの飛距離に関する要素に影響を与えている、と判断した。

大会規則にのっとり、今回の事案に関係した選手ヨアスニエル・エミリオ・ペレスは、この試合から退場となり、関連する翌日曜日の試合にも出場できない、とコミッションの情報は強調している。

声明はまた、サンクティ・スピリトゥスチームの抗議が妥当であったこと、そして、その不適合なバットが使われた5イニング目の2対2で走者2人の状態から本日試合を再開するという決定を下した、と述べている。

コミッションは、試合の再開時間は午後1時30分であり、その試合が終わった30分後にはもともと当日の予定だった試合を7イニング制で始める、と繰り返した。

土曜日のこのほかの試合では、アルテミサがサンティアゴ・デ・クーバを1対0で下し、史上最多のセーブ数を誇るホセ・アンヘル・ガルシアが通算296個目のセーブをあげた。ラス・トゥナスはマタンサスに11対0でコールド勝ちし、現在17イニング無失点で防御率ランキングトップのダリエル・ゴンゴラが勝利投手となり、打線ではラファエル・ビニャーレスが2本塁打と5打点と活躍し、現在本塁打部門(3本)と打点部門(11点)でトップに立っている。

インドゥストゥリアレスはここまで6勝3敗でリーグ首位を維持しており、そのあとをサンクティ・スピリトゥス(5勝3敗)、サンティアゴ・デ・クーバ(5勝5敗)、マタンサス(4勝5敗)が続き、アルテミサとラス・トゥナス(ともに4勝6敗)は最下位を共有している。


キューバTV(2023年11月18日)

Declarado no válido juego IND-SSP por uso de bate inelegible
https://www.juventudrebelde.cu/deportes/2023-11-19/declarado-no-valido-juego-ind-ssp-por-uso-de-bate-inelegible
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2023年11月17日

フレデリク・セペダ キューバリーグ史上最多の通算長打数854本を記録 キンデランを抜く

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フレデリク・セペダ

Juventud Rebelde、2023年11月17日、Norland Rosendo記者

6対2の勝利で、インドゥストゥリアレスチームは、その敗者サンクティ・スピリトゥスチームから、キューバ野球エリートリーグ(LEBC)の首位の座を奪ったが、この試合で、フレデリク・セペダの本塁打による歴史的記録が生まれた。

インドゥストゥリアレスは、初回にロベルト・アセベドの三塁打による2点を含む3点を先取し、5回にもルベン・バルデースの2点適時打などで3点を奪った。

先発ジョナタン・カルボー(5回、1自責点、7安打、2奪三振、3四球)がウィルソン・パレデスに投げ勝ち、一方試合の後半は4投手が投げ分けた。

抑えのフアン・ハビエル・ペニャルベルに対して、この日の歴史的出来事が起きた。フレデリク・セペダはこの日、2安打と2死球で4回出塁していたが、最終回に本塁打を放ち、これは統計家ベニグノ・ダキンタの豊富な資料によると、二塁打447本、三塁打54本、本塁打353本となり、キューバリーグにおける自身合計854本目の長打である。

長打数でセペダとキンデラン(853本)に次ぐのは、オマール・リナーレス(785)、アントニオ・パチェコ(774)、アントニオ・ムニョス(713)、ラサロ・フンコ(709)であり、700本を超えているのはこの4選手のみである。

次に700本の大台を記録するであろう選手は、ヨルダニス・サモンであり、彼はここまで699本を記録している。

現役選手のなかでは、ラス・トゥナスのレジェンド選手ダネル・カストロが、キューバリーグ史上最多通算安打の記録保持者だが、700長打を記録するにはあと18本必要である。

きょうの他の試合では、サンティアゴ・デ・クーバがアルテミサを1対0で破り、マタンサスがラス・トゥナスを10対0で破った。サンティアゴは5回に、ヨルダン・マンドゥレイの犠飛で試合を決め、勝利投手となったヨシエル・セラーノ(6回、3安打、2死球)を筆頭に4投手が投げわけ、セーブはカルロス・サンタナが獲得した。エルリス・カサノバは、好投にも関わらず、敗戦投手となった。

唯一のナイター試合で、マタンサスはラス・トゥナスにコールド勝ちした。アリエル・サンチェス(3打数3安打)が4回に、今回のリーグでのチーム初本塁打となる満塁本塁打を放ち、5打点をあげた。勝利投手は救援のハイケル・パラ(2回2/3、1安打、2奪三振)で、敗戦投手はエリアンデル・ブラボーであった。


フレデリク・セペダ、キューバリーグ史上最多の854長打を記録(2023年11月17日)

Industriales y Cepeda, las notas del día en el béisbol cubano
https://www.juventudrebelde.cu/deportes/2023-11-17/industriales-y-cepeda-las-notas-del-dia-en-el-beisbol-cubano
posted by vivacuba at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol
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