2023年11月16日
キューバ連盟会長 プレミア12には海外居住の選手たちも招集
Radio Rebelde、2023年11月16日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
来年のプレミア12トーナメントに出場するキューバ代表は、わが国に居住しない選手たちを擁するだろう、第五回WBCのときと同じように、とキューバ野球連盟のフアン・レイナルド・ペレス・パルド会長は発表した。
会長は、国内で教育を受け、そのあと他のリーグでプレーするために出国を決意したすべての選手を、重大な規律違反を犯していない限り、加えることを目指し続ける、と述べた。「もちろん、WBCのときに出場の意思を示した選手たちは、その意思を継続し、パフォーマンスを維持している限り、今回の重要な大会におけるわわが国の代表チームに加わることだろう」。
ペレス・パルド会長は、エリートリーグの王者チームがマイアミで開催される2024年のカリブシリーズに出場しないかについて言及した。またキューバがコロンビアで開催されるインターコンチネンタルシリーズに出場しない理由も明らかにした。「われわれはカリブシリーズに招待されなかった。そしてインターコンチネンタルシリーズの場合には、いかなるリーグの王者ではないチームが複数召集されている。またこれに出場することによってカリブシリーズのような他の大会に5年間出場できなくなる」。
キューバ野球コミッショナーでもある会長は、第二回エリートリーグの王者チームは、来年2月にプエルトリコで開催される「アンティジャーナ・カップ」に出場する、と述べた。「来週には同大会の主催者の訪問を待っている。現在まで開催地プエルトリコのほかに、われわれキューバとドミニカ共和国の参加が確認されている」。
今回の第二回エリートリーグで起きたネガティブな要素のひとつは、補強選手の人数であり、合計16選手がさまざまな理由により、わが国の野球に必要とされるリーグに参加しなかった。「これについては改めて検討することになる。これは全国コミッションだけの決定ではなかったが、この数字は来年には変わりうるとわれわれは考えている」。
先のセリエ・ナシオナルでは、公式球「ティームメイト」に関する不満がたくさんあった。フアン・レイナルド・ペレス会長は、試合から輝きを奪うそれらの出来事を繰り返さないように対策が取られる、と説明した。
「すでに申し込んでいた1万個セットの球が届いて、これはメキシコでのチャンピオンズリーグやチリでのパンアメリカンゲームで使われたのと同じものだが、現在まで問題は起きていない。今回のリーグに向けて、われわれはミズノの球を購入する手続きを行っていたが無理だった、というのも大会後に届いていたから」。
Cuba llamará a peloteros que residen en el exterior para el Premier
https://www.radiorebelde.cu/cuba-llamara-a-peloteros-que-residen-en-el-exterior-para-el-premier-16112023/
2023年11月15日
U23野球キューバ代表メンバー発表 ギジェルモ・ガルシアら24選手 パンアメリカン選手権
JIT、2023年11月15日
キューバ野球コミッションはきょう水曜日(11月15日)、ニカラグアのマナグアで開催されるU23パンアメリカン野球選手権大会でのキューバを代表するメンバーを発表した。
11月24日から30日にかけて予定しているこの大会では、来年中国で開催される世界大会に向けた出場権4枠が提供される。
捕手2人、内野手7人、外野手4人、投手11人が、サンティアゴのエディ・カヒガル率いるチームを構成する。
アンドリィス・ペレス捕手、ギジェルモ・ガルシア一塁手、クリスティアン・ロドリーゲス遊撃手、カルロス・モニエル外野手、ランディ・クエト投手、ミゲル・ネイラ投手らが、メンバーのなかで最も名の知られた選手として存在する。
U23代表チーム
捕手 (2人):
Andrys Pérez García
Leonardo Montero Alfonso.
内野手 (7人):
Euclides Edgar Pérez Chiang,
Guillermo García García
Christian Rodríguez García
Jean Lucas Baldoquín Martínez
Xiam Vega Urrutia
Adrián Jesús Pérez García
Yulieski Miguel Remón Tejeda.
外野手 (4人):
Dairon Leonel Blanco Colás
Alejandro Javier Escobar Martínez
Darián Palma Fonseca
Carlos A. Monier Torres.
投手 (11人):
Dorvis Lornet Navarro Queralta
Alex Daniel Guerra Garcés
Randy Cueto Pérez
Rafael Orlando Perdomo Eizméndiz
José Isais Grandales Rodríguez
Osdanis Rodríguez Obregón
Miguel Alejandro Neira Mendoza
Orisbel Borges Pérez
Naikis Piedra González
Reynaldo Ariel Álvarez Domínguez
Albert Valladares Sánchez
監督: Eddy Cajigal García.
コーチ陣: Julio César Álvarez Pérez y Donald Duarte Hernández (補佐); Freddy Mario Rodríguez Campos y Gualberto Quesada Pedroso (投手); Yovani Aragón Rodríguez, Humberto Marcos Guevara Yervilla y Ariel Osvaldo Pestano Valdez (トレーナー); Wilfredo Medina Socorro (医師) y José Luis Gandara Martínez (派遣団長).
Anuncian equipo de beisbol a lid panamericana sub-23
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=710701
2023年11月08日
キューバ野球エリートリーグ開幕
ヨルダニス・サモン
Granma、2023年11月8日、Oscar Sánchez Serra記者
第二回キューバ野球エリート・リーグが開幕し、最初の3試合がおこなわれたが、本塁打はなく、各試合で合計5失策を喫した。またホームチームのなかでは、唯一サンクティ・スピリトゥスチームが勝利で発進し、2試合では21安打、残り1試合では18安打が放たれたが、そのうち長打は10本だけだった。
悪い守備で苦労したのが王者ラス・トゥナスで、2対5で敗れたが、その投手陣が許した自責点は1点のみだった。つまり守備陣の3失策が開幕戦の勝利を妨げた。
その試合でインドゥストゥリアレスの右腕レイモンド・フェゲレロが5イニングで5三振を奪い、2死球を献上し、4安打を許したが、勝利投手となり、対する先発投手の左腕ダリエル・ゴンゴラは制球に難があり、同じく5イニングで5四球を許した。
マタンサスチームは、サンティアゴの投手陣から17安打を放ち、そのうち7本をアリエル・サンチェス(4本)とヨルダニス・サモン(3本)が占めた。サモンはまた、安打3本のうち二塁打2本を放ち、1打点を記録した。ヨエル・モヘナは、6回を2安打7奪三振で無失点に抑え、8対1の試合で勝利投手となった。
サンクティ・スピリトゥスの試合はもっとも接戦(7対6)となり、アルテミサの失策が、最小点差で敗れる試合を決定づけるものとなったが、相手チームの2得点は球場の悪い管理によるものだった。
ラス・トゥナス対インドゥストゥリアレス(2023年11月7日)
Samón y Mojena abren en modo Élite
https://www.granma.cu/deportes/2023-11-08/samon-y-mojena-abren-en-modo-elite-08-11-2023-00-11-05
2023年11月02日
キューバ野球連盟 インターコンチネンタル・ベースボール・シリーズの出場辞退を発表
フアン・レイナルド・ペレス・パルド会長
Juventud Rebelde、2023年11月2日、Prensa Latina
キューバは、2024年にコロンビアで開催されるインターコンチネンタル・ベースボール・シリーズについて、主催者に求められた条項に不同意のため、出場を辞退した、とキューバ野球ソフトボール連盟(FCBS)のフアン・レイナルド・ペレス・パルド会長が発表した。
ペレス・パルド会長は、FCBSが同大会に招待されていて、申し入れを検討する分析の一環として、大会主催者のレンテリア・グループと交渉をおこなった、と認めた。
最終決定は、2024年の大会には出場しないということであった。カリビアンシリーズのような他の大会への参加を排除する5年契約への調印を求められたからである、と会長は説明した。
会長はまた、インターコンチネンタルシリーズは、野球ソフトボール世界連盟(英語略称WBSC)、MLB、コロンビア野球連盟(FCB)、コロンビアプロ野球リーグ(LPBC)の競技日程に属さないトーナメントである、と説明した。
ペレス・パルド会長は、同主催者は各国に王者チームか連盟に属するチームを用意するよう求めているが、これらの条件をまったく満たさない招待国がある、と言い添えた。
インターコンチネンタル・シリーズは、キュラソー、米国、日本、韓国、インドネシア、メキシコ、開催国コロンビアに加え、FCBSとの結びつきがなく米国在住のキューバ人プロ野球選手によって創設された連盟「Fepcube」のチームの出場を予定している。
同大会は、2013年から2019年まで開催されたラテンアメリカ・シリーズを更新し、他地域のチームを含めるために名称変更したものである。
フアン・レイナルド・ペレス・パルド会長の声明
¿Por qué Cuba no va a la Serie Intercontinental de béisbol? (+Video)
https://www.juventudrebelde.cu/deportes/2023-11-02/por-que-cuba-no-va-a-la-serie-intercontinental-de-beisbol
ぺレス・パルド会長がキューバ野球エリートリーグの詳細を説明 中日ドラゴンズとの4人の契約も発表
キューバ野球連盟のフアン・レイナルド・ペレス・パルド会長
JIT、2023年11月2日、Tony Díaz Susavila記者
第二回キューバ野球エリートリーグが、11月7日に国内の3球場で開幕する、とキューバ野球の全国コミッショナー兼連盟会長のフアン・レイナルド・ペレス・パルドがきょう発表した。
会長は、午後6時30分からサンティアゴ・デ・クーバでマタンサスチームが、ラス・トゥナスでインドゥストゥリアレスチームが、サンクティ・スピリトゥスでアルテミサチームが、それぞれ開幕戦を戦うよう、準備はすべて整った、と述べた。
「この開始時間は、全試合に適用するよう原則合意した」と会長は、選手たちが午前中にトレーニングできるという効果を考慮して表明した。
毎日曜日には、午後1時30分から試合がおこなわれ、この時間は、現在照明設備のないアルテミサの7月26日球場でも同様に試合がおこなわれる。
ペレス・パルド会長は、同リーグの運営プロセスの詳細を説明した。準決勝進出チームは、予選脱落したチームから2選手を補強し、決勝戦進出チームは、敗退した4チームから1人の選手を補強するという、新たなルールを設けた。
9月21日に、補強選手12人を選ぶための監督会議が開催された。選択要請のあと、20人がチームから降格し、32人の選手を持つことになる。
金曜日に、リーグの監督会議が開催予定で、予選ラウンドは12月25日まで延長されるだろう。休止試合や中断試合の再開は、12月27日から29日にかけてとなるだろう。必要な場合は、1月3日から続けられる。
準決勝は、1月4日から12日にかけて、予選ラウンドの上位4チームにより、7試合制(4戦先取)でおこなわれる。決勝戦は、1月15日から23日まで、同様の形式で争われる。全体の試合スケジュールは4試合のサブシリーズ制が予定されており、1日1試合である。サブシリーズ終了の翌日は移動日となる。
きょうの専門記者との会見では、各チームが、ラス・トゥナスが優勝した第62期キューバ野球リーグと同様に、野球ボールも提供しているメーカー「Teammate」のユニフォームを着る、ということが話題となった。
30試合目から40試合目まで、各チームは、第62期キューバ野球リーグの選手または外国に居住しているキューバ人野球選手による昇格・降格が3回まで可能となる、と説明された。
外国在住の選手は、補強選手の誰かの代わりに加入できる。第62期キューバ野球リーグの参加選手の昇格・降格は、その属性による。予選敗退した県チームの選手による補強の場合。20人のあいだに選ばれた選手の一人により、勝ち上がった県の所属の場合。
海外リーグでの契約選手に関する話題は、ペレス・パルド会長によって「つぶさに説明」された。会長は、それらの選手たちは負傷のため活動できていないという理由を説明した。
会長は、リバン・モイネロ(ソフトバンク)、ライデル・マルティネス(中日ドラゴンズ)、ユリスベル・グラシアル(ベナードス・デ・マサトラン)、エリスベル・アルエバルエナ、ヤディル・ムヒカ、カルロス・フアン・ビエラ各選手の回復状況について話した。
ドミニカ共和国も出場する、プエルトリコでのアンティジャーナ・カップに、第2回エリートリーグの王者チームが出場するという話題が紹介された。19世紀にスペイン軍に対して共同戦線を張って戦った、わが国のホセ・マルティら英雄たちへの賛辞となることだろう。
ニカラグアへのU23代表チーム
ペレス・パルド会長はまた、11月25日から30日にかけてニカラグアで開催されるU23世界大会のキューバ代表チームの出場についても説明した。
キューバはBグループでベネズエラ、パナマ、コロンビア、キュラソー、コスタリカと戦う。Aグループにはメキシコ、ドミニカ共和国、プエルトリコ、アルゼンチン、ホンジュラス、そして開催国ニカラグアがいる。
この大会では、来年に世界のベストチームが集まり中国で開催される世界リーグへの出場権4枠が争われる。キューバ代表メンバーは、第2回エリートリーグから大半が選ばれる。まず11月16日から23日にかけてハバナで合同練習がおこなわれる。
シウダ・デポルティバでの記者会見の終わりに、オマール・リナーレスと、フランク・アベル・アルバレス投手が、中日ドラゴンズとの各自の契約の延長に調印した。
また、クリスティアン・レアンドロ・ロドリーゲスと、カルロス・アントニオ・モニエル・トーレスの、中日ドラゴンズとの契約も発表された。
ペレス・パルド会長(左)と、オマール・リナーレス(右)
フランク・アベル・アルバレス投手(左)と、ペレス・パルド会長(右)
La Liga Élite del Beisbol comenzará el 7 de noviembre
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=708616
2023年10月26日
キューバ代表6位に沈む ドミニカ共和国に逆転サヨナラ負け パンアメリカン競技大会
ルイス・ゴンサーレス
JIT、2023年10月26日、Rudens Tembrás Arcia記者
キューバ代表チームは、第15回パンアメリカン競技大会の野球トーナメントの5位決定戦で、ドミニカ共和国に4対5で敗れた。
アルマンド・ジョンソン監督率いるキューバチームは、最終回の7回までリードを維持したものの、試合を締めることができず、サンティアゴ・デ・チリ郊外のセリージョスに設置された臨時複合施設の野球場に取り残された。
キューバチームは、初回と2回にそれぞれ2点を記録した。しかし、この4点のリードは少しずつ減らされていき、5回の表にはわずか4対3となった。
そのままの得点で推移したあと、ついにドミニカ共和国チームは、エリエル・エルナンデスの適時打で、試合を決める2点をあげた。
キューバチームは11安打を放ち、そのうち8本が試合初回で、ロエル・サントス(3打数2安打)、ユリスベル・グラシアル(4打数2安打)、ロベルト・バルドキン(4打数2安打)、ヨエルキス・ギベルト(4打数2安打)らが活躍した。ドミニカ共和国チームは8安打を放ち、エリエル(4打数2安打)、デイビ・ムニョス(3打数2安打)が牽引した。
キューバ先発の左腕ヨアンニ・ジェラは、3イニングを投げ、3点に抑えた。救援陣のライモンド・フィゲレドとヤンキエル・マウリは7回裏に、ラス・トゥナスのカルロス・フアン・ビエラに継投するまでリードを守った。
残念ながら、四球のあと、飛球に対するルイス・ゴンサーレス左翼手の失策が続き、エリエルの適時打が出た。キューバチームの抑え投手の中心であるフランク・アベル・アルバレスはこの日、歯周膿瘍のため出場できなかった。
ドミニカ共和国の監督は、7人の投手を継投させ、キューバ打線を抑えることに成功し、それが勝利のカギとなった。勝利投手は1イニングを完璧に抑えたハンセル・パウリーノだった。
キューバチームの今回の6位という結果は、2019年のリマ大会での順位に並び、パンアメリカン競技大会での史上最低の結果となる。
キューバ代表チームは、パンアメリカン競技大会のトーナメントで12回優勝しており、その最後の優勝は2007年のリオデジャネイロ大会である。
Sexto lugar para Cuba en beisbol panamericano
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=702572
2023年10月24日
キューバ野球代表 ブラジルに敗れ予選敗退決定 パンアメリカン競技大会
JIT、2023年10月24日、Rudens Tembrás Arcia記者
キューバはきょう火曜日(10月24日)、第15回パンアメリカン競技大会の野球トーナメントBグループで2敗目を喫し、5位決定戦に向かうことになった。
キューバチームは初戦でコロンビアを4対3で破ったが、その後はベネズエラ戦(5対6)、ブラジル戦(2対4)と連敗し、勢いを失った。ブラジルは無敗で、水曜日に始まるスーパーラウンドに進出する。
アルマンド・ジョンソン監督率いるキューバチームは、ブラジルとの試合での安打はわずか3本の一方、失策を3つも喫した。散漫な打撃と守備により、投手陣の力だけで勝利を確保するのが困難だった。
先発ホセ・ラモン・ロドリーゲスは4回まで1点に抑え、首脳陣はエルリス・カサノバへの継投を選択したが、リードを守ることができなかった。2点を許し、そのあとレンネル・リベロの1失点が加わった。レイモンド・フェゲレロがキューバチームの抑えを担当した。
ブラジルは4投手を登板させ、キューバを6回と7回の2点に抑えた。フェリーペ・マルコンデスは、5回に負傷で降板するまで、好調な先発を記録した。
もちろん、マルコンデスは勝利投手となり、抑えのエリク・パドリーノがセーブをあげた。敗戦投手はホセ・ラモン・ロドリーゲスだった。
「われわれはブラジルを小型なチームと見ていて、勝てると考えていたが、守備が失策を犯し、それが過去の大会での状況とは違った。これが敗戦のもととなったし、相手投手はひじょうに好調で、投球の配置や、スライダーの切れが素晴らしかった」、とジョンソン監督はキューバの報道陣に語った。
「打線は不調だったし、その上、エリスベル・アルエバルエナは出場できなかった。これが状況をより困難にした。きょうは投手陣も良くなかったし、ベネズエラ戦では勝利に向けて得点をあげたが、きょうは投手陣が抑えることができずに勝てなかった。ブラジルがすぐれていた、と言わざるをえない」、とジョンソン監督は話した。
「ブラジルを過小評価していたわけではなく、われわれの偵察活動は順調だったし、選手たちにはこの試合の重要性についてカギとなる試合だと話していたが、それが達成できなかった」、と監督は強調した。
「ホセ・ラモン・ロドリーゲスからエルリス・カサノバへの継投は、投球数によるものだった。われわれは割合で考えており、あの時点でそれに達していた。カサノバで試合を維持することを狙ったが、求められる状態になく、それができなかった」、と話した監督はさらに、試合のカギとなる瞬間にヤディル・ムヒカに代打を送る選択は持たなかった、と説明した。
コロンビアは、きょうの午後、ベネズエラを下し、Bグループの2位に3チームが並んだが、TQB計算で、キューバは有利にならない。
キューバ対ブラジル ハイライト (2023年10月24日)
アルマンド・ジョンソン監督 試合後インタビュー(2023年10月24日)
Derrota ante Brasil comprometió a equipo cubano de beisbol
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=701546
2023年10月22日
キューバ代表 ベネズエラに5対6で敗れる パンアメリカン競技大会野球トーナメント2試合目
キューバ対ベネズエラ
Cubadebate、2023年10月22日
キューバ、5対6でベネズエラに敗れる
接戦ではあったが、キューバは第15回パンアメリカン競技大会の野球トーナメントでベネズエラに5対6で敗れた。この結果、キューバチームは本大会で1勝1敗となった。
次の試合はブラジル代表チームとの対戦となり、グループの上位で終わるにはこのチームに勝たねばならない。
キューバTV パンアメリカン競技大会2日目生中継(2023年10月22日)*野球開始時に設定
Cuba en los Juegos Panamericanos: Jornada del 22 de octubre
http://www.cubadebate.cu/noticias/2023/10/22/cuba-en-los-juegos-panamericanos-jornada-del-22-de-octubre/
2023年10月20日
キューバ代表 初戦のコロンビアに勝利 パンアメリカン競技大会野球トーナメント
ロベルト・バルドキン
JIT、2023年10月20日、Rudens Tembrás Arcia記者
キューバはきょう(10月20日)、第19回パンアメリカン競技大会の野球トーナメント初戦で、コロンビアからひじょうに重要な勝利を奪った。選手村からほど近い、セリージョ集落に設けられた臨時複合施設の球場で試合はおこなわれた。
先発投手となったマタンサスのヨエニス・ジェラは締まりのない投球だったが、救援投手たちがしっかり抑えたため、イスラ・デ・ラ・フベントゥのアルマンド・ジョンソン監督のことばによると、戦略的勝利が可能となった。
キューバチームは一度もビハインドの状態にはならなかったが、コロンビアチームは二度同点に追いつき、涼しく曇った朝、勝利するため必死となった。
キューバは初回裏に、ロエル・サントスとバルバロ・アルエバルエナの安打と、ダヤン・ガルシアの適時打で先制した。
しかし、2回表のコロンビアのカルロス・マルティネス捕手による大ホームランでの同点は予想されなかった。マルティネスはジェラの緩慢な投球をとらえ、打球は外野左翼のフェンスの向こうまで、遠く高く飛んだ。
キューバは3回にふたたびリードした。ラス・トゥナスのロベルト・バルドキンが左翼へ本塁打を放ち、そのあとヨエルキス・ギベルトの安打に、アルエバルエナとダヤンへの連続死球が続き、ルイス・ゴンサーレスの三塁ゴロでギベルトが本塁に還った。
コロンビアチームは勝利をあきらめず、4回にジェラを追い詰め、カルロス・アロージョの二塁打のあと、ファビアン・ペルトゥスが本塁打を放ち、同点とした。
マタンサスの左腕ジェラは、その後も二塁打と単打をあびたが、救援した同僚のレンネル・リベロがピンチをしのぎ、その後を継いだサンクティ・スピリトゥスのヤンキエル・マウリもしっかり抑えた。
勝利を決める得点は5回、ルイス・ゴンサーレスとヤスニエル・ゴンサーレスが安打で出塁し、一三塁とし、アンドリィス・ペレス捕手がアルマンド・ジョンソン監督の全福の信頼を受け、四球を選んだあと、ヤディル・ムヒカが内野ゴロで打点をあげた。
7回にはピナールの右腕フランク・アベル・アルバレスが危なげなく投げた。リベロは勝利投手となり、ホルヘ・マルティネスが負け投手となった。
キューバ対コロンビア パンアメリカン競技大会2023初戦(2023年10月20日)
Victoria clave ante Colombia en beisbol de Juegos Panamericanos
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=699506
2023年10月18日
キューバの名投手ロヘリオ・ガルシア マグワイアからの3奪三振と名高い米国戦勝利から40年
キューバ往年の名投手、ロヘリオ・ガルシア
Radio Habana Cuba、2023年10月18日
1980年代キューバ野球のスター投手の一人、ロヘリオ・ガルシアが、1983年にカラカスで開催されたパンアメリカン競技大会決勝での米国戦勝利を誇らしく回想した。その試合でガルシアは12三振を奪ったが、そのうちの3つは、その後大リーグの「怪物」の一人となる若きマーク・マグワイアから奪ったものだった。
現在68歳の「オバスのシクロン」ガルシアは、米国とのきわめて重要な試合に向けてホセ・ミゲル・ピネダ監督からボールを渡された、と回想した。
往年のスター投手ガルシアは、このカラカスでの試合で経験したことを語り、そのときバッテリーを組んだのが、格が違うと考えていた名捕手フアン・カストロだったことを誇らしく回想した。
サンティアゴ・デ・チリでのパンアメリカン競技大会に向けて、Radio Habana Cubaは、キューバスポーツの名選手たちに敬意をささげる放送を提供する。きょうのゲストはピナール・デル・リオの超速球投手である。
この放送のさらなる魅力は、主人公たちが、自身の声で、パンアメリカン競技大会での個人的体験を語ることである。
ロヘリオ・ガルシアが語る番組音声はこちらから。
この放送がすべてのキューバ人スポーツ選手へのオマージュとして役立つように
1983年パンアメリカン競技大会野球決勝 キューバ対米国
Rogelio García, a 40 años de su trío de ponches a Mcgwire y sonado triunfo ante EEUU
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/336791-rogelio-garcia-a-40-anos-de-su-trio-de-ponches-a-mcgwire-y-sonado-triunfo-ante-eeuu