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2024年01月28日

マタンサス ベネズエラチームに9対4で勝利 キューバ野球スターシリーズ開幕戦

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Cubadebate、2024年1月28日、Prensa Latina

マタンサスチームがきょう(1月28日)、ビクトリア・ヒロン球場において、ベネズエラ代表に9対4で勝利し、キューバ野球スターシリーズの開幕を飾った。

一塁手のヨルダニス・サモンが本塁打と4打点をあげ、右腕エリエル・カリージョを援護し、カリージョは勝ち投手となり、一方、ベネズエラの同じく右腕ヘスース・パリカグアンは敗戦投手となった。

ベネズエラチームの打線では、カルロス・アローヨが本塁打と安打をあげ気を吐いたが、この日はアルテミサのサンアントニオ・デ・ロス・バーニョス市チームとマタンサスのチームとのリトルリーグの試合もおこなわれ、マタンサスチームが11対1でコールド勝ちした。

この日のもう一つの試合では、キューバエリートリーグのスター選抜チームがメキシコチームを10対0で同じくコールド勝ちし、サンティアゴのヨシエル・セラーノが勝ち投手となった。

月曜日(1月29日)には、ベネズエラ対スター選抜チーム(14時開始)と、メキシコ対マタンサス(20時開始)の試合が予定されており、その合間には本塁打競争の予選がおこなわれる。


マタンサス対ベネズエラ(2024年1月28日)


スター選抜対メキシコ(2024年1月28日)

Los Cocodrilos derrotan a Venezuela en la apertura de la Serie de Estrellas
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/01/29/los-cocodrilos-derrotan-a-venezuela-en-la-apertura-de-la-serie-de-estrellas/
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2024年01月26日

2024年キューバ野球の海外契約選手は20人に 日本野球は8選手

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ライデル・マルティネス

JIT、2024年1月26日

2024年のキューバ野球は、キューバ野球連盟を通じて手続きされた「環境」のもと契約した20人の選手とともに始まる。

日本のプロ野球リーグの各チームと契約完了済みの選手は8人おり、彼らは3月29日に開幕するシーズンに向けたトレーニングに加わる。

残りの選手はすでに承認はされているが、法的手続きの途中である。これは現在進行中のプロセスであり、近日中に新たに追加される。

海外でのキューバ人選手の契約戦略に則って、野球当局は、すぐれた選手が海外リーグで経験を積み、国内のリーグやチームにそれを持ち帰ることを目指している。

それによって、国内イベントや、さまざまな海外リーグに出場する選抜チームの質の向上が期待されている。

2024年の契約者

番号 名・姓 チーム 国名

1 Liván Moinelo Pita Halcones de SoftBank JAP

2 Ariel Martínez Marrero Luchadores de Nippon Ham JAP

3 Raidel Martínez Pérez Dragones de Chunichi JAP

4 Frank Abel Álvarez Díaz Dragones de Chunichi JAP

5 Carlos A. Monier Torres Dragones de Chunichi JAP

6 Christian L. Rodríguez García Dragones de Chunichi JAP

7 Omar Linares Izquierdo Dragones de Chunichi JAP

8 Darío Sarduy Medina Halcones de Softbank JAP

9 Yurisbel Gracial García Conspiradores de Querétaro MEX

10 Raymond Figueredo Cruz Parma Baseball Club A.S.D ITA

11 Raúl González Isidoria Panteras de Kitchener CAN

12 Yadián Martínez Pérez Panteras de Kitchener CAN

13 Naykel Cruz Zaldívar Panteras de Kitchener CAN

14 Yoelkis Guibert Stiven Charros de Jalisco MEX

15 Guillermo García García Capitales de Quebec CAN

16 Jorge E. Alomá Herrera BSC Grosseto 1952 ITA

17 Remberto Barreto Grave de Peralta BSC Grosseto 1952 ITA

18 Juan Xavier Peñalver Hernández Béisbol Grosseto A.S.D ITA

19 Jonathan Carbó Campoalegre Béisbol Grosseto A.S.D ITA

20 Frank Luis Medina García Poviglio Baseball A.S.D ITA


キューバTV ボーラ・ビバ ヨバニス・アラゴン出演(2024年1月23日)
*開始時間設定済み

Una veintena de contratos en el "ambiente" beisbolero
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=728188
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2024年01月25日

キューバ野球オールスターシリーズのスター選抜チームメンバー発表 デニス・ラサら27選手

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ダネル・カストロ

JIT、2024年1月25日

キューバ野球コミッションは木曜日(1月25日)の夜、キューバ野球オールスターシリーズ2024でマタンサスチームとともに参加するチームの編成について発表した。

「スター選抜」と名付けられたこのチームは、捕手3人、内野手7人、指名打者1人、外野手4人、投手12人で構成され、先日終了した第二回キューバ野球エリートリーグでアルテミサの監督を務めたユリエスキ・ゴンサーレスが指揮を執る。

本紙編集部に届いたメンバー一覧の中では、ヨスバニ・アラルコン、ラファエル・ビニャーレス、ルイス・ビセンテ・マテオ、ラウル・ゴンサーレス、デニス・ラサ、エルリス・カサノバ、ダネル・カストロらが際立っている。

オールスターシリーズは、ベネズエラとメキシコの各チームも参加し、日曜日(1月28日)に開幕する。

この日はまた、ヤディル・ドレイクとランディ・クエトが、第二回エリートリーグの新王者マタンサスチームの補強として加わることも発表された。

スター選抜チーム

捕手 (3人): Andy Yaniel Cosme Oliva (ART), Ariel Pestano Rosado (SCU, VCL) y Yosvani Alarcón Tardío (LTU).

内野手 (7人): Rafael Ramón Vinales Álvarez (LTU), Jorge Enrique Aloma Herrera (IND, HAB), Yordany Alarcón Tardío (LTU), Luis Vicente Mateo Terry (IND, CFG), Juan Carlos Arencibia (SSP, PRI), Dainel López Arias (ART) y Raúl González Isidoria (ART, CAV).

外野手 (4人): Denis Laza Spencer (ART, MAY), Carlos de la Tejera (ART), Denis Pena Rivero (LTU) y José Luis Gutiérrez (SCU).

指名打者 (1人): Danel Castro Muñagorri (LTU).

投手 (12人): Remberto Barreto (IND), Yosiel Serrano Rivera (SCU), Geonel Gutiérrez Jiménez (ART), Erlys Casanova (ART), Yunieski García Viera (ART), Yanielquis Duardo Rojas (SSP), Rodolfo Díaz Silva (LTU), Dariel Góngora Torres (LTU, CMG), Islay Santiago Sotolongo (IND, CFG), Frank Ernesto Herrera Camejo (IND, HAB), Alberto Pablo Civil Hidalgo (LTU) y Raymond Figueredo Cruz (IND).

首脳陣. 監督: Yuliesky González Ledesma (Art); ヘッドコーチ: Armando Balaguer González (Art); 補佐: José L. Crespo Leon (ART) y Cecilio Javier Dreke Carrera (IND);投手コーチ: José M. Pedroso Monagas (ART) y Reinier Madruga Bastida (Ind); フィジカルトレーナー: José A. González Escalona (LTU); バットボーイ: Javier Pando Delgado (ART).

Anuncian equipo Estrellas para serie beisbolera en Matanzas
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=726185
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フレデリク・セペダの名誉と栄光

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フレデリク・セペダ

Radio Habana Cuba、2024年1月25日、Prensa Latina(Boris Luis Cabrera Acosta記者)

キューバの冬季リーグが終わって1日後、表彰台の頂点に立たなかった男はきょう、名誉と栄光が詰まったリュックを背負っている。フレデレク・セペダである。

キューバ野球史上最高のスイッチヒッターは、アルテミサのユニフォームを着て優勝はできなかったが、くるぶしの捻挫でほぼ歩けなくなりながら、健康を危険にさらしてプレーし、自身の数多い栄光あるキャリアに新たなページを刻んだ。

その43歳という年齢も、永遠にグラウンドを去るという潜在的脅威も問題ではなかった。「ガージョ・マヨール」は、遠く離れた県のユニフォームを着て自身の功績をさらに高め、なぜキューバ野球の生きた伝説とみなされているかを示した。

それらの状況のなかで、プレーオフ決勝第5試合の打席に立ったセペダは、国内リーグでの自己通算360号の本塁打を放ち、ファンの琴線を揺れ動かし、そして、自身5回目のWBCとなるはずだった大会への出場を不適と判断した人びとを震撼させた。

セペダは、長年示してきた献身によって、新世代にとっての象徴と模範となっており、キューバ代表チームの選抜では評価されないとしても、(誰もその理由はわからない)、出場するすべてのトーナメントで最高のパフォーマンスを発揮し続けている。

この火曜日、マタンサスチームが優勝を決めた最終戦に、この輝かしい強打者は、ビクトリア・ヒロン球場のグラウンドに出ることはもはやできなかった。患部に体液と血液がたまり、靱帯断裂の大きな可能性があったからである。

地球上のあらゆる場所で殿堂サロンに加わることになるであろうこの男は、プレーオフを通じて、33打数11安打、打率.364、二塁打2本、本塁打3本、7打点を記録した。

セリエナシオナル25大会およびスーパーリーグ3大会とエリートリーグ2大会を通じて、通算打率.337、2420安打、456二塁打、360本塁打、1416打点を記録している。

キューバ代表チームに多くの栄光を与え、五輪金メダル1個(2004年アテネ五輪)や世界選手権・パンアメリカン選手権での複数メダルなどを保持しているセペダはもはや、今後消されることがほぼないであろう記録と足跡をのこしてきた。

彼の歴史は終わっておらず、彼がプレンサ・ラティーナに語ったところによると、3月に開幕予定の来期国内リーグでの復帰に向けて、できるだけ早く回復するよう努めるつもりである。

彼の謙虚さ、規律、トレーニングでの真摯さ、プロフェッショナリズム、祖国に対する使命感があれば、疑いなく、われわれはフレデリク・セペダの活躍をさらに長く見ることができる。


クーバビシオン プレーオフでのセペダの本塁打ほか

Frederich Cepeda, el honor y la gloria
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/345364-frederich-cepeda-el-honor-y-la-gloria
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2024年01月24日

リバン・モイネロとダリオ・サルドゥイ 日本プロ野球リーグに向けて出発

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リバン・モイネロ

JIT、2024年1月24日

左腕の両投手リバン・モイネロとダリオ・サルドゥイは、ソフトバンク・ホークスのトレーニングに参加するため、ここ数日のうちに日本に向けて旅立った。

日本プロリーグにおいて数年間活躍しているモイネロに対して、球団は彼に与える役割をまだ確定してはいないが、スターの役割を果たすことになるだろう。ダリオは育成の過程から始めることになる。

小久保裕紀監督は最近、モイネロを2024年シーズンでどのように起用するかはまだ決めていない、と説明した。

昨年11月、ウェブサイトwww.beisboljapones.comは、同監督がモイネロを先発に転向させると述べた、と報告している。

モイネロは、2017年からホークスでプレーし、リーグ最高の中継ぎ救援投手の一人となり、そして偉大な抑え投手の一人にもなった。

キューバ野球ソフトボール連盟(FCBS)を通じて最も多くのキューバ選手を抱える球団は、中日ドラゴンズであり、同球団にはライデル・マルティネスとフランク・アベル・アルバレスの両投手、クリスティアン・ロドリーゲス遊撃手、カルロス・モニエル外野手、そしてコーチのオマール・リナーレスがいる。

現在、日本の厳しいリーグに参加しているもう一人のキューバ選手は、捕手兼一塁手のアリエル・マルティネスであり、彼は日本ハム・ファイターズとのさらなるベストシーズンの契約のために召集された。

2024年の日本プロ野球リーグは3月29日に開幕する。

Lanzadores Moinelo y Sarduy en ruta hacia Japón
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=726171
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キューバ野球スターシリーズの詳細発表 メキシコとベネズエラも出場 1月28日開幕

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JIT、2024年1月24日

キューバ野球オールスターシリーズの主催者は、きょう水曜日(1月24日)、全体のプログラムと試合日程を発表した。試合はすべて、1月27日から2月2日まで、マタンサスでおこなわれる。

出場チームは、第二回キューバ野球エリートリーグの新王者マタンサスと、同リーグのスター選抜チームに加え、メキシコとベネズエラからの各チームとなる。

キューバのアテネと呼ばれる地マタンサスでのこのイベントでは、本塁打競争や、キューバでの野球リトルリーグの試合など、その他の関連行事もおこなわれる。

INDERとキューバ野球ソフトボール連盟の当局者は、先日終了したエリートリーグを成功とみなし、とりわけプレーオフでの盛り上がりに言及した。

キューバ共産党第一書記兼共和国大統領のミゲル・ディアスカネル・ベルムーデスは今朝(1月24日)、これについて暖かなメッセージを寄せた。

「おめでとうマタンサスよ、第二回キューバ野球エリートリーグの王者!満員のビクトリア・ヒロン球場。少年少女は野球選手に憧れ、人びとは祝い、抱擁する。ありがとうマタンサスチーム。マタンサスの野球叙事詩にとって栄光の新たな1ページが刻まれた」、と大統領は表現した。

オールスターシリーズの全体プログラム

1月27日(土)
出場チームの到着

1月27日(土)
7:00 p. m. 監督会議(ホテル・マル・デル・スールにて)

1月28日(日)
10:00 a. m. リトルリーグの試合:アルテミサ対マタンサス(ベイスボリート球場にて)
2:00 p. m. 開会式、第1試合: マタンサス対スター選抜(以下、すべてビクトリア・ヒロン球場にて)
6:30 p. m. 第2試合ア:メキシコ対ベネズエラ

1月29日(月)
2:00 p. m. 第3試合: ベネズエラ対スター選抜
6:30 p. m. 本塁打競争予選
8:30 p. m. 第4試合: マタンサス対メキシコ

1月30日(火)
2:00 p. m. 第5試合: マタンサス対ベネズエラ
6:30 p. m. 本塁打競争決勝
8:30 p. m. 第6試合: スター選抜対メキシコ

1月31日(水)
2:00 p. m. 第7試合: 準決勝 (予選2位対予選3位)
6:30 p. m. 第8試合: 準決勝 (予選1位対予選4位)

2月1日(水) 
2:00 p. m. 第9試合: 3位決定戦
6:30 p. m. 第10試合: 決勝戦、第二回キューバ野球エリートリーグ個人成績表彰

2月2日(金)
代表団の帰還

試合日程

球場はすべてビクトリア・ヒロン球場

1月28日(日)
2:00 p. m. マタンサス対スター選抜
6:30 p. m. メキシコ対ベネズエラ

1月29日(月)
2:00 p. m. スター選抜対ベネズエラ
8:30 p. m. マタンサス対メキシコ

1月30日(火)
2:00 p. m. ベネズエラ対マタンサス
8:30 p. m. スター選抜対メキシコ

1月31日(水)準決勝
2:00 p. m. 予選2位チーム対予選3位チーム
6:30 p. m. 予選1位チーム対予選4位チーム

2月1日(木)決勝
2:00 p. m. 3位決定戦
6:30 p. m. 決勝戦


エリートリーグ決勝戦後のフアン・レイナルド・ペレス・パルド会長インタビュー(2024年1月23日)
*開始時間設定済み


キューバTV マタンサスメンバーインタビュー(2024年1月23日)


クーバビシオン エリートリーグを振り返る(2024年1月24日)

Anuncian detalles de la Serie de Estrellas del Beisbol Cubano
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=726169
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2024年01月23日

マタンサス 第二回キューバ野球エリートリーグを制す アルテミサに4勝3敗

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JIT、2024年1月23日、Prensa Latina

マタンサスチームがきょう(1月23日)、事前の予想通り、アルテミサチームとの決勝戦第七戦に12対5で勝利し、第二回キューバ野球エリートリーグを制した。国内リーグ7度目、ここ4年間では2度目の優勝となる。

有名なリゾート地バラデロから44kmの位置にあるマタンサス市のビクトリア・ヒロン球場のスタンドを埋め尽くしたファンの前で、同チームはプレーオフを4勝2敗としシリーズを制した。

この最終戦で、アルテミサはデニス・ラサの3点本塁打で先制したが、マタンサスチームは、この試合7失策を喫した相手チームの守備の弱点を突き、素早く同点に追いついた。

試合は中盤まで均衡を維持したが、5回から6回にかけてマタンサスは7得点をあげ、スコアとシリーズの結末を決定づけた。

6回の一挙5得点が勝利を決めた。この両イニングではヨルダニス・サモンとアリエル・サンチェスの本塁打がうまれ、チームのプレーオフでの本塁打数を19本に伸ばした。

救援投手のノエルビス・エンテンサ(3回1/3、2安打、3三振、2四球)が勝利投手となり、フランク・ルイス・メディーナ(3回1/3、3安打)がセーブをあげた。ユニエスキ・ガルシアが敗戦投手となった。

アルテミサチームは、2011年のチーム発足以来初の出場となったキューバ野球リーグの決勝戦において、不屈の抵抗をしめした。

アルテミサは、チームの選手層が勝者チームよりも安定さを欠いていたとはいえ、日本プロ野球リーグでもっとも優れた投手の一人であるリバン・モイネロが決勝戦のさなかに、日本での開幕前キャンプに向けて出発するためチームを離脱したことが悔やまれた。

さらに、補強選手のフレデリク・セペダが捻挫のために打撃を制限され、同様の負傷でユニエスキ・ガルシアも欠場した。ガルシアはこの日、先発のライモンド・フィゲレドが利き腕の痛みで降板した際、救援するために奮闘した。

新人監督のユリエスキ・ゴンサーレスは、リーダーシップと試合の指揮能力で好印象を残し、それらの資質は、事前の予想に反してアルテミサが今回の冬季リーグ決勝戦に進出するカギとなった。


マタンサス対アルテミサ 決勝戦第七戦(2024年1月23日)

!Matanzas campeón de la II Liga Élite del Beisbol Cubano!
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=726167
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2024年01月22日

ユリスベル・グラシアル MVP獲得 第二回キューバ野球エリートリーグレギュラーラウンド

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ユリスベル・グラシアル(マタンサス)

JIT、2024年1月22日

ユリスベル・グラシアルが第二回キューバ野球エリートリーグのレギュラーラウンドの最優秀選手に選ばれた、とキューバ野球コミッションと専門記者たちとの会合で発表された。

また、打撃ベストナインと守備ベストナインの両方に選ばれたのが、デニス・ラサ外野手(アルテミサ)、アンディ・コスメ捕手(アルテミサ)、ホルヘ・アロマー(インドゥストゥリアレス)二塁手の3選手だったことも、注目された。

野球当局の発表内容に大きな反論はなかったが、ラス・トゥナスのロベルト・バルドキンについては質問があり、同選手は最小打席数(67打席)に届かなかった、との説明があった。

統計家たちは、選出は実績にそくしておこなわれた、と説明し、投手陣は32イニング以上の投球回数が必要で、守備陣は当該ポジションにおいて規定イニングの50%以上のプレーが必要とした、と詳細を明らかにした。

野球コミッショナーでキューバ野球連盟会長のフアン・レイナルド・ペレス・パルドは、現時点までのプレーオフにおける盛り上がりを強調し、このプレーオフからも最優秀選手が生まれる、と述べた。

火曜日(1月23日)、ビクトリア・ヒロン球場では、マタンサスとアルテミサによるリーグ決勝戦の第六試合がおこなわれる。マタンサスチームが勝てば、これが最終戦となる。

ペレス・パルド会長は、1月28日からはマタンサスにおいてオールスターシリーズを開催するよう取り組んでおり、これには王者チームとリーグのオールスターチームが参加し、さらに海外の複数のチームが参加確認中である、と認めた。

打撃オールスター

Andy Cosme (ART, 捕手)
Rafael Viñales (LTU, 1塁手)
Jorge Alomá (IND, 2塁手)
Luis Mateo (IND, 遊撃手)
Yurisbel Gracial (MTZ, 3塁手)
Dennis Laza (ART, 外野手)
Alexander Pozo (ART, 外野手)
Denis Peña (LTU, 外野手)
José Noroña (MTZ, ユーティリティー)
Fréderich Cepeda (SSP, 指名打者)

守備オールスター

Andy Cosme (ART, 捕手)
Yordanis Samón (MTZ, 1塁手)
Jorge Alomá (IND, 2塁手)
Dainiel López (ART, 遊撃手)
Yordanis Alarcón (LTU, 3塁手)
Dennis Laza (ART, 左翼手)
Eduardo Blanco (MTZ, 中堅手)
Carlos de la Tejera (ART, 右翼手)
Yadián Martínez (LTU, 投手)

最優秀選手(MVP): Yurisbel Gracial

最優秀右腕投手: Reemberto Barreto (IND)

最優秀左腕投手: Geonel Gutiérrez (ART)

最優秀救援投手: Yanielkis Duardo (SSP)

Yurisbel Gracial, el más valioso de la Liga Élite del Beisbol
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=726160
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2024年01月21日

エリートリーグ終了後にオールスターシリーズの開催を検討 海外チームも参加の可能性 キューバ野球

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JIT、2024年1月21日

キューバ野球当局は、第二回キューバ野球エリートリーグのプレーオフがファンに残す余韻を生かし、同リーグ終了後にオールスター・シリーズの開催を検討している。

このようにきょう(1月21日)発表した全国野球コミッショナーのフアン・レイナルド・ペレス・パルドは、その開始時期を、物流の問題を確定させたあとの1月27日と定めた。

われわれは、米大陸地域の各連盟との対話の一環として、海外の1〜2チームが追加されうる意図を認識しており、それは大会に国際的性格を付与するものである、と会長は述べた。

日程はそれらの海外チームの参加次第で調整される、と説明したペレス・パルド会長は、エリートリーグの王者チームと、すぐれた活躍を見せた選手による選抜チームの参加を認めた。海外チームが参加しない場合は、後者2チームによる最大3試合のシリーズを組むことになるだろう、と会長は述べた。

いずれに場合においても、オールスターシリーズの舞台は、マタンサスのビクトリア・ヒロン球場になり、開催日には、リトルリーグの試合や、本塁打競争、リーグのオールスター授与式などの活動もおこなわれる。

ペレス・パルド会長は、リーグ王者がキューバ国外での国際トーナメントに出場するよう手配を続ける、と述べた。たとえば、2月にプエルトリコで開催予定のアンティジャーナ・カップ2024の組織委員会とのやりとりは続けている、と会長は説明した。

Preparan serie de estrellas tras Liga Élite del Beisbol Cubano
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=726149
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2024年01月20日

エルリス・カサノバ 涙の完投勝利 アルテミサが2勝2敗に追いつく 第二回キューバ野球エリートリーグ決勝戦第四戦

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完投したエルリス・カサノバ(顔)を祝福する相手チームのノエルビス・エンテンサ投手(背中)

JIT、2024年1月20日、Prensa Latina

偉大なエルリス・カサノバの完投がきょう(1月20日)、マタンサスに対する3対2の勝利をアルテミサにもたらし、キューバ野球エリートリーグ決勝戦でタイに持ち込んだ。

ピナール・デル・リオ県出身の右腕カサノバは、最近妻を亡くし、その心身状態について多くの人が憶測していた。しかし、9回を完投し、2点を失っただけで、その投手としての偉大さを改めて見せつけた。

7回までの無失点のあと、8回が唯一マタンサスが得点したイニングになった。この回、適時二塁打を放ったアリエル・サンチェスは、これで国内リーグにおいて自身通算1999安打にたどりついた。

8回の終わりに、アルテミサ首脳陣はエルリスのパフォーマンスを祝すためにベンチから出てきたが、彼はボールを要請し、9回もマウンドに上がった。試合がおわったとき、このピナールの投手から流れ出た涙は、プレーオフでのひとつの勝利という以上の多くのことがこの試合にかかっていたことの明らかな証左であった。

初回のフレデリク・セペダによる適時打がアルテミサを勝利に推し進め、リードしたまま、7回にはさらに、マタンサスのユリスベル・グラシアル三塁手の失策と、ダヤン・ガルシアの適時打で2得点を加えた。

マタンサスでは、セサル・ガルシアがカサノバの立派な相手になった。彼は7回を投げ、アルテミサを2得点に抑えた。救援投手のノエルビス・エンテンサは2回を投げ、1得点を許した。

打撃があまり目立たない試合の中で、ユリエスキ・ゴンサーレス監督率いるアルテミサチームでは、フレデリク・セペダが2打数2安打1打点2四球、ダヤン・ガルシアが4打数2安打1打点、と活躍した。マタンサスでは、アリエル・サンチェスが4打数2安打(二塁打2本)2打点と気を吐いた。

これでプレーオフは2勝2敗のタイとなり、日曜日(1月21日)の13時30分から、26・デ・フリオ球場で、第五戦がおこなわれるが、この試合の勝者がエリートリーグ制覇という大きな野望を得る大事な試合となる。


マタンサス対アルテミサ 決勝戦第四戦(2024年1月20日)

Un enorme Erlis guía éxito de Cazadores en Élite del Beisbol
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=726145
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