2019年04月30日
ベネズエラのクーデター首謀者 レオポルド・ロペス チリ大使館からスペイン大使館へ移動
フアン・グアイドー(左)とレオポルド・ロペス(右)、2019年4月30日午前
Cubadebate、2019年4月30日
チリのロベルト・アンプエロ外相は自身のツイッターアカウントで、ベネズエラの反政府政治家レオポルド・ロペスとその家族はすでにカラカスのチリ大使館にはおらず、スペイン大使館に移動した、と発表した。
「情報を更新したい。リリアン・ティントリとレオポルド・ロペス(スペイン系)はスペイン大使館に移動した。本人の選択によるものである。われわれの大使館にはすでに宿泊客がいたことも考慮された」、とチリ外相は投稿した。
フアン・グアイドーのスポークスマン、アルベルト・ラベルは、ロペスは「チリ政府に亡命は申請しておらず、チリ大使館にはもういない」、と語った。
数時間前にロベルト・アンプエロ外相は、ロペスが家族とともにカラカスのチリ大使館で「宿泊客」として保護されている、と確認していた。
アンプエロ外相によると、ロペスの妻リリアン・ティントリとその娘はカラカスのチリ大使公邸の「宿泊客」として入り、そのあと「その配偶者がそこに加わった」。
ロペスは、ニコラス・マドゥーロ大統領の政府に対するクーデターを呼びかけたフアン・グアイドー議員が率いる小規模の軍事集団との連携によって、裁判所が命じた自宅軟禁から不法に脱出した。
2015年9月にロペスは、2014年2月に43人の死者を出した反政府デモ後の暴力事件において、罪を犯し損害と火災を生じさせるよう国民を扇動した罪で有罪判決を受けた。
2017年7月8日、ベネズエラ最高裁は、ロペスを「健康問題」のため自宅軟禁に処する判決を下した。
テレスール報道(2019年4月30日)
20:00 - Leopoldo López se muda para la Embajada de España
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/04/30/frustran-intento-golpista-promovido-por-oposicion-en-venezuela/#minuto-2000
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