2024年02月22日
ベネズエラのマドゥーロ大統領 米国による移民差別のメディアキャンペーンを非難
ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領(左)とディオスダード・カベージョ第一副大統領(右)
Radio Habana Cuba、2024年2月22日、TeleSur
ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領は水曜日(2月21日)、カラカス市内において、自国の右派および米国政府側によるベネズエラ人移民を犯罪者として示し犯罪組織と結びつけるメディア・キャンペーンの開始を非難した。
ベネズエラ統一社会党(PSUV)のディオスダード・カベージョ第一副大統領が司会を務めテレビ番組「コン・エル・マソ・ダンド」に出演したマドゥーロ大統領は、ホワイトハウスの放送局「ボイス・オブ・アメリカ」で中身が作られ、それを流し、世界の右派のサイトやニュース通信社やメディアがそれを複製していく、と指摘した。
それらのレッテルを否定したマドゥーロ大統領は、移民発生の責任を、ワシントンによる一方的で強制的な制裁と、ベネズエラが直面している経済封鎖に帰した。
マドゥーロ大統領は、米国内にいるベネズエラ国民への絶対的尊重を米国に要求し、移民を道具として利用しようとする企てを非難した。同胞は自らの地を離れた、彼らは「高貴で、謙虚で、働き者」の国民である、と強調した。
「われわれはベネズエラ人を愛しており、この愛がわれわれにこう言わせるのだ。戻っておいで、ここで皆を待っているよ、ここがあなたたちの土地だ、と。外国人嫌悪と迫害はもうたくさんだ!」、と大統領は述べた。
TeleSUr(2024年2月21日)
Maduro rechaza campaña mediática contra migrantes venezolanos
https://www.radiohc.cu/noticias/internacionales/347973-maduro-rechaza-campana-mediatica-contra-migrantes-venezolanos
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