2019年09月16日
ベネズエラ政府と野党4派が交渉開始 合意文書に調印
Radio Habana Cuba、2019年9月16日、María Candela記者
ベネズエラ政府とベネズエラ野党の代表者たちは、国家の政治・経済・社会の議題を前進させるための部分的合意に達した、と発表した。
ホルヘ・ロドリゲス情報担当副大統領が読み上げた合意はおよそ6項目からなっており、これを出発点とする交渉テーブルがこの月曜日に設置される。
この部分的合意は、ベネズエラ社会主義者連合党(PSUV)および同盟諸派の国民議会(国会)への加入、選挙の保証の見直しと調整、司法が逮捕されている一部の市民の恩赦に合意するよう後押しをすること、を定めている。
さらに、ジュネーブ協定の下でのエスキボ交渉に関する合意を維持すること、国に対する強制的手段の適用を拒否すること、石油の食料および薬品への交換を促進すること、が謳われている。
今回の合意文書は、同国で信任された外交団の立ち合いのもと、ベネズエラ外務省本部カサ・アマリージャの「アントニオ・ホセ・デ・スクレ」サロンで調印された。
この交渉テーブルは、「ベネズエラの平和統合」および「ベネズエラ国民の諸問題の協調的解決」の前進に向けた一歩である、とロドリゲス副大統領は語った。
「あらゆる扉が対話に向けて開かれている」、とロドリゲス副大統領は語った。
一方、野党「カンビエモス」のティモテオ・サンブラーノ議員は、「出口のない(政治的)対立」を抜け出すためにこの対話に加わった、と述べた。
「民主主義を損ねる障害物を取り除くために合意を続けよう。道のりは容易ではないが、明確なものである。透明さと真剣さを持って行動することを約束する」、とサンブラーノ議員は外交団を前に語った。
同じく、「ベネズエラのための解決」のクラウディオ・フェルミン議員は、国に対して適用された強制的手段を拒否することで双方が合意した、なぜならそれは生産機構に対する攻撃だからだ、との述べた。
ティモテオ・サンブラーノ野党「カンビエモス」議員
ホルヘ・ロドリゲス情報担当副大臣
デルシー・ロドリゲス外相
デルシー・ロドリゲス外相(左)とティモテオ・サンブラーノ野党「カンビエモス」議員(右)
ベネズエラTV 調印式典
テレスールTV ホルヘ・ロドリゲス情報担当副大統領 スピーチ
テレスールTV ティモテオ・サンブラーノ(カンビエモス) スピーチ
テレスールTV クラウディオ・フェルミン(ソルシオネス)インタビュー
テレスールTV ラファエル・マリン(ソルシオネス幹部)インタビュー
フェリペ・ムヒカ(MAS総書記)インタビュー
テレスールTV ホルヘ・ロドリゲス副大統領 インタビュー
ベネズエラTV ニコラス・マドゥーロ大統領 声明
Venezuela: Gobierno y oposición instalan mesa de negociación y anuncian acuerdos parciales
http://www.radiohc.cu/noticias/internacionales/202212-venezuela-gobierno-y-oposicion-instalan-mesa-de-negociacion-y-anuncian-acuerdos-parciales
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