2019年07月21日
ベネズエラが孤立? 国連加盟国120か国がベネズエラを支援 米国を非難
サムエル・モンカダ
Cubadebate、2019年7月21日
非同盟諸国運動(NAM)の加盟国120か国は今週土曜日(7月20日)、カラカス政治宣言を採択し、国際連合(ONU)内でベネズエラへの支援を表明、世界の独立諸国民に対する米国政府の強権的政策を断固非難した。ベネズエラの非同盟諸国運動議長コミッショナーであるサムエル・モンカダが発表した。
「米国の脅威を前にして、きょう国連の三分の二を占める120か国は、ベネズエラを国連から排除しようとするあらゆる企みを拒否する」、とモンカダは述べた。
モンカダはベネズエラ・テレビジョンで放送された声明のなかで、非同盟諸国運動首脳会議会合に出席する120か国は、正統性が認められているベネズエラ・ボリバリアーナ共和国のニコラス・マドゥーロ大統領政権を転覆させるためのあらゆる違憲行為を拒否することで合意した、と語った。
「120か国の加盟国はベネズエラ政府を転覆するあらゆる違憲の企みを拒否する」、とモンカダは述べた。
またモンカダは、国連のなかで非同盟諸国運動は最大の政治運動を代表していると語った。それゆえに10月におこなわれる国連人権委員会メンバー選挙へのベネズエラの立候補を同運動の加盟国が支援することはとても重要である。
米国の政治当局はリビアやシリアやイラクで起きたような戦争で脅すためにこの種の強権的政策を用いている、とモンカダは非難した。彼らはこの戦略をベネズエラで適用したがっている、と警告した。
「彼らはベネズエラに一方的な政策を適用し、さらには軍事力行使で脅している」、とモンカダは述べた。
非同盟諸国運動は、米国政府の強権的政策を研究し世界諸国民に対するこれらの行動の効果を軽減する方法を探す目的でベネズエラと協力する作業グループをつくった、とモンカダはこの会見で語った。
「ドナルド・トランプ政権は脅威である。ベネズエラにとってだけでなく、あらゆる人類にとっての脅威である。いま、この脅威にどのように対処するかという対策と方法が議論されている」、とモンカダは明らかにした。
モンカダは、120か国がベネズエラを支援していることを祝った。これは平和への道である、なぜなら米国は戦争を引き起こしたがっているからだ、と見解を述べた。
会見の終わりにモンカダは、このカラカス政治宣言は主権を持つ諸国民に対して経済または軍事攻撃をおこなう国々を訴えるために国際司法裁判所に行くことを勧めている、と発表した。
(AVNの情報による)
サムエル・モンカダによる声明(2019年7月21日)
¿Venezuela aislada? Unos 120 países respaldan a Caracas en Naciones Unidas
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/07/21/venezuela-aislada-unos-120-paises-respaldan-a-caracas-en-naciones-unidas/#.XTSw9OgzbIU
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8993679
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック