2019年07月24日
サンクティ・スピリトゥスのロベルト・エルナンデス投手 故障から回復へ
ロベルト・エルナンデス・ナバーロ、U23キューバリーグMVPに輝く
Escambray、2019年7月24日、Elsa Ramos記者
サンクティ・スピリトゥスの傑出した投手ロベルト・エルナンデスは、U23キューバリーグ決勝ラウンドで利き腕に生じた故障から回復している。
サンクティ・スピリトゥスチームの医師ヨアルシ・アルバレス・エストラーダによると、エルナンデスは海外で調整したキューバ代表候補チームが帰国して数日後の今週、診断を受けた。
「利き腕の肘に超音波検査をおこなったが結果は陰性だった。臨床的観点から、前腕伸筋の軟骨炎とみられている。実際には、シリーズ中には肘に違和感はまったくなかったし、結果は素晴らしいものだった。サンティアゴ・デ・クーバとの試合での最後の登板で彼は違和感を感じた。試合、トレーニング、その他の活動が続いた。結局それがその症状を感じさせたものだった。」
- その故障の原因はなんですか。
「あの子は投手としての質の高さから投げる頻度がひじょうに多かった。登板サイクルは維持していたが、投球回数は多かった。何度も完投まで投げる投手だった。おそらくあらゆる目標に到達するには、また達成した偉業を実現するには、いっそうの努力が必要だったろう。働きすぎた。そうしてそれが疲労、酷使になり、故障につながったかもしれない。」
ロベルト・エルナンデスはシーズンでもっとも稼働した投手だった。9試合に登板し65回2/3を投げ、そのうち2試合が完投だった。
次期キューバリーグに向けてのサンクティ・スピリトゥスチームの構成会議において、キューバ野球局のヨバン・アラゴン局長は次のように語った。「われわれにとって今回のパンアメリカン大会の代表チームに彼がいてくれることは関心事だった。トレーニングに合流してから彼は腕の疲労を訴えた。3試合目に登板したとき、2イニングを投げ、もう投げられないと彼は言った。およそ15日間トレーニングだけの投げない期間をもうけて、ブルペンに入り、再度登板して、1イニングを投げたあとふたたび痛みを訴えて、そのあとはもう投げなかった。」
チームドクターのヨアルシ・アルバレスによると、エルナンデスは超音波検査のあと、磁気、レーザー、ハイドロマッサージによるリハビリを指示された。
「今度の休養と理学療法によって、キューバリーグに出場するのにいかなる困難さも存在しないと思っている。初めの時期には医学療法やトレーニングから制限があるが、私見では彼はいいシーズンを過ごすと思う。」
本稿の記者から連絡を受けたエルナンデス投手自身は次のように話した。「サンティアゴ・デ・クーバとの初戦で肘付近に違和感を感じ始めた。しかし私の願いはチームの力になることであり、それは可能だと思った。いまはすでにトペス・デ・コジャンテスで受けている治療で気分はよくなっており、身体トレーニングも問題なく行ってきている。サンクティ・スピリトゥスチームで投げていたい。それが最大の望みだ。」
ロベルト・エルナンデス・ナバーロは今季U23キューバリーグで、7勝1敗、防御率1.51を記録、複数の個人記録部門でトップに立ち、シーズン90奪三振の新記録を樹立、今シーズン唯一の無安打無得点試合を達成し、シーズンMVPを獲得した。
Espero estar lanzando con los Gallos
http://www.escambray.cu/2019/espero-estar-lanzando-con-los-gallos/
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