2019年07月24日
フィデルとカミーロが出場した伝説的野球試合をカラーで再現
フィデル・カストロ(左)とカミーロ・シエンフエゴス(右)、バルブードス対警察の野球試合にて、1959年7月24日
Cubadebate、2019年7月24日、Edilberto Carmona Tamayo記者
1959年7月24日、フィデルは「バルブードス」チームと軍警察チームとの親善野球試合に投手として出場した。セロ・スタジアム(現在のラティーノアメリカーノ球場)には3万人を超える熱狂的群衆が集まっていた。
本サイトはウェブサービス「ColouriseSG」を使い、カミーロが「私は野球の試合であってもフィデルを敵にはしない」という歴史に残る名言を吐いた試合をカラーで再現した。
この試合では投手としてフィデル・カストロとカミーロ・シエンフエゴスがアナウンスされた。しかしカミーロはバルブードスのユニフォームと捕手の防具をつけてグラウンドに入った。新聞記者たちが近づいてカミーロに尋ねた。「私は野球の試合であってもフィデルを敵にはしない」、とヤグアハイの英雄カミーロは答えた。
革命最高司令官フィデルが登場すると球場に集まったファンは大歓声をあげた。
フィデルはこの試合の主審に指名されたキューバの名審判アマード・マエストリに挨拶するとこう頼んだ。
「私は野球の試合は少々久しぶりだ。ボークを侵さないように、どう投げないといけないか教えてほしい」
試合が始まり、バルブードスの先発フィデルは問題なく初回を抑えた。
次の回には、一塁手の右に転がるゴロがあり、一塁手が塁から離れた。フィデルはすぐに一塁をカバーし、それによってアウトを取った。一方、カミーロは送球のカバー体制に入っていた。
カミーロは打席で2ストライクになったとき、かなり後ろで守っていた相手チームの三塁手方向を狙っていたが、打球はファイルになり、マエストリはルールにより三振を宣告した。フィデルは自身唯一の打席で内野ゴロに抑えられた。
Contra Fidel ni en la pelota, a todo color
http://www.cubadebate.cu/fotorreportajes/2019/07/24/contra-fidel-ni-en-la-pelota-a-todo-color/#.XT8KLegzbIU
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