ニコラス・マドゥーロ大統領（中央）、その左は妻のシリア・フローレス
Cubadebate、2018年8月4日
ベネズエラのカラカスでのボリバリアーナ国家警備隊記念式典で、演説中のニコラス・マドゥーロ大統領を狙ったテロ事件が起きたが失敗し、大統領は無事だった。この事件により、国営放送は中断を余儀なくされた。
放送が中断する前、ボリーバル通りにいた官憲たちが避難を始める様子が映った。当初の非公式の情報によると、C4（プラスチック爆弾）を搭載した無人機（ドローン）が大統領府付近で爆発した。大統領やその妻シリア・フローレス、閣僚たちに怪我はなく、避難した。
ジャーナリストのレアンドロ・ダビッドはツイッターで、ニコラス・マドゥーロの演説中に大きな爆発音が2回聞こえた、と明らかにした。
テレビ放送の録画でも、爆発により軍隊の縦列が乱れ、その場所から避難する瞬間が確認できる。
そのあとすぐに、通信文化観光省のホルヘ・ロドリゲス副大臣が、この攻撃の発生を認め、飛行物体が大統領警護隊の部隊によって撃墜されたと発表した。爆発によっておよそ7人の国家警護隊員が負傷し、カラカスの病院施設で介護を受けている。
ロドリゲス副大臣は、ニコラス・マドゥーロ大統領がすぐに国家の指揮を執る、と発表した。
(スプートニクの情報による)
事件発生時の様子（テレビ中継）
通信文化観光省のホルヘ・ロドリゲス副大臣によるテレビ発表
Antentan contra la vida del presidente Nicolás Maduro durante acto militar en Caracas
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/08/04/antentan-contra-la-vida-del-presidente-nicolas-maduro-durante-masivo-acto-en-caracas/#.W2ZS79IzbIU
