2018年08月03日
キューバのニュース言論サイト クーバデバテ 創設15周年を祝う
ランディ・アロンソ(右)
Radio Rebelde、2018年8月3日、Yaicelín Palma Tejas記者
キューバ国家評議会および閣僚評議会のミゲル・ディアスカネル・ベルムデス議長は、8月5日にウェブサイト創設15周年を迎えるクーバデバテの製作チームを祝福した。
その祝福の手紙は、今週金曜日(8月3日)にホセ・マルティ記念碑でおこなわれたウェブサイト記念式典のなかで、キューバ共産党中央委員会事務局メンバーのビクトル・ガウテ・ロペスによって読み上げられた。
そのビクトル・ガウテ・ロペスの朗読音声はこちらから。
「クーバデバテはフィデルのアイデアであり、彼はインターネットについて、単一の、新自由主義と新植民地主義という思想を国境を越えて撒き散らそうとする情報に抗して戦うわれわれのために作られたようなものだ、と理解していた。まさに彼は思想の戦士として、自身の思索を届けてくれていた。」
「この歩みを続け、より高度な目標を設定する永遠の申し立て者であることは、祖国と革命に提供しうる最高の奉仕である。」
クーバデバテをキューバの公共コミュニケーション空間における代表的メディアにした人たちを代表して、創設者で代表者のランディ・アロンソ・ファルコンは、2003年の創設から現在までの同サイトの軌跡を振り返った。
「現在、われわれは、"クーバデバテ"と、"フィデル 思想の戦士"というメインサイトと、"ラソーネス・デ・クーバ"(キューバの理由)と"メサ・レドンダ"というサブサイト、そして7言語によるブログを持つ、ポータルサイトとなっている。」
ランディ・アロンソのスピーチ音声はこちらから。
「われわれは2009年6月以降、情報科学大学の才能ある学生チームのコンテストによって、ウェブ2.0の双方向性に手をつけ、それから1年そこそこでクーバデバテは、キューバの読者にとってもっとも価値あるコミュニケーション・メディアになり、もっともすぐれた評価を受けるキューバのサイトになった。」
「われわれはソーシャル・ネットワークにも活動を広げ、フェイスブックでは150万人を超えるユーザーを持ち、ツイッターでも同程度のフォロワー数を持つに至った。ユーチューブや、フェイスブックアカウントでのわれわれのビデオの再生回数は数百万回に及んでいる。」
クーバデバテの15周年記念式典では、ファビアン・エスカランテ、ローサ・ミリアム・エリサルデ、アルレエン・ロドリゲス・デリベト、レイナルド・タラドリドらの創設者たちが賛辞を受けた。
キューバジャーナリスト連合(UPEC)指導部も今回の式典に出席し、最近会長に選ばれたリカルド・ロンキージョ・ベジョはクーバデバテに対し、「UPEC55周年記念」貨幣と、1958年にシエラ・マエストラで特派員たちが撮影した写真コレクションのパネルを贈呈した。
クーバデバテの創設者たちや協力者たち、現在のウェブサイトの技術・編集チーム、式典に出席した招待者たちは、同サイト専属のフォトジャーナリストであるイレーネ・ペレスとイスマエル・フランシスコや、それぞれの報道メディアから同サイトに貢献しているフォトグラファーたちによる写真展も楽しんだ。
ローサ・ミリアム・エリサルデ(左)
ランディ・アロンソ(左)とリカルド・ロンキージョ・ベジョUPEC会長(右)
クーバデバテの15年(メサ・レドンダ2018年8月1日放送分)
Quince años propiciando el debate en Cuba
http://www.radiorebelde.cu/noticia/quince-propiciando-debate-cuba-20180803/
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