2020年09月27日
FINCIMEX 送金サイトAISのなりすましサイトについて警告 キューバ
このサイトはフィンシメックスとは関係がない
Cubadebate、2020年9月27日
フィンシメックスはきょう(9月27日)フェイスブックの公式ぺージで、キューバへの送金サイトAIS(www.aisremesascuba.com)のなりすましサイトについて警告した。
「警告:お客様へ。彼らは米国からaisremesascuba.comへの頻繁なアクセスを利用して利益を得るために aisremesacuba.com(remesaが単数であることに注意)というドメインを取得しています。このドメインはフィンシメックスとは関係がなく、顧客データの整合性が危険にさらされる可能性があります。フィンシメックスは法的措置を検討しており、皆様の安全、信頼、管理における透明性を保証する使命を担います」、とフィンシメックスはフェイスブックに投稿している。
これはフィッシングという。フィッシングとは、信頼ある個人・企業・サービスを装い(信頼ある第三者へのなりすまし)詐欺を実行し、相手を操作し、なすべきではないことをおこなわせる(たとえば個人情報の公開させたり、リンクをクリックさせる)一連の技術に名付けられた情報用語である。
この詐欺を実行するためには通常、人びとが持っている援助や効率化といった社会的本能を利用しながら、社会工学が用いられる。脆弱性を悪用した情報処理手順が使われることもある。通常、その目的は情報を盗むことだが、マルウェアをインストールしたり、システムを破壊したり、詐欺によってお金を盗むこともある。
Fincimex alerta sobre una web falsa de remesas
http://www.cubadebate.cu/noticias/2020/09/27/1428737/#.X3GkgGgzbIU
2020年09月22日
フレデリク・セペダ 史上9人目の通算1200打点達成
フレデリク・セペダ、マヤベケ戦で通算1200打点達成
Telerebelde、2020年9月22日、Randy Vasconcelos記者
フレデリク・セペダはキューバ野球の最前線で歴史を作り続けている。サンクティ・スピリトゥスの象徴的選手セペダは9月19日、通算1200打点を達成した史上9人目の選手となった。
今回の通算記録は、23シーズン、1837試合、6191打数目で到達した。ホセ・A・ウエルガ球場でのサブシリーズ初戦4回表、ディスマニ・オルティスを三塁に置き、オルギンのアルヤンセル・アルバレス投手から右翼への犠飛を放ち達成した。
この記録は、オレステス・キンデラン(1511)、アントニオ・ムニョス(1412)、アントニオ・パチェコ(1304)、エリエル・サンチェス(1255)、フェルナンド・サンチェス(1223)、オマール・リナーレス(1221)、ダネル・カストロ(1214)、アレクサンデル・マジェタ(1211)に次ぐものである。
このデータから、セペダが自身の同僚であり現在の監督であるエリエル・サンチェスに追いつき追い越すのは時間の問題と思われる。あと54打点が必要となるが、これはチームの勝利に貢献するという意味で間違いなくエリエルに満足感を与えるものとなろう。
セペダの1シーズンでの最多打点記録は第49期における82打点である。その翌年もほぼこれに近い81打点を記録した。両年とも83試合に出場した。
第42期には自己三番目の記録(62打点)を記録したが、このときはプレーオフまで全90試合に出場した。
このキューバ野球史上最高のスイッチヒッターが到達する次の通算記録は、1300得点になるだろう。
エンリケ・ディアス(1683)、オマール・リナーレス(1547)、エドゥアルド・パレ(1380)、オレステス・キンデラン(1379)の4人しか達成できていないこの偉業にセペダはあと12と迫っており、数試合で並べるものと予測される。
今季はあと13本で、通算400二塁打に到達する。これはミチェル・エンリケス(437)、アリエル・ボレーロ(412)、ロランド・メリーニョ(405)に次ぐものである。
これを達成すれば、2000本安打、700長打、400二塁打、300本塁打、1700四球、1200得点、1200打点に到達したキューバリーグ史上初の選手となる。これらすべての記録が彼を、第60期でプレーしている生ける伝説にしている。
フレデリク・セペダ
Cepeda , la leyenda vivente que juega la serie 60
http://www.telerebelde.icrt.cu/cepeda-la-leyenda-viviente-que-juega-la-serie-60/
カナダの新航空会社OWG 11月からキューバのリゾート地への運航開始
OWGは現在のコロナ禍における観光業の世界的危機のさなかに設立された
Radio Habana Cuba、2020年9月22日、PL
クバーナ航空会社はきょう9月22日ハバナで、カナダの航空会社OWGが今年11月からキューバへの運航を開始する、と発表した。
「モントリオールおよびトロントと、ハルディネス・デル・レイ、カヨ・サンタマリア、オルギンとの間を運航する」、と同社はツイッターで報告した。
これらのキューバの観光地は、コロナ禍において定められた厳しい保健対策のもと、7月1日より外国人観光客に向けて開かれている。
これらキューバ北部の群島には、ここ直近の2週間で数百人のカナダ人観光客がエア・カナダで到着した。エアカナダはモントリオールからカヨ・ココのハルディネス・デル・レイ空港へのフライトを週一回維持しながら、月末にはトロントからも運航する予定である。
すでに予約が確認されているホテルのなかには、メモリーズ・カリベ・ビーチ・リゾートや、メモリーズ・フラメンコ・ビーチ・リゾート・プラヤ・パライソ、カヨ・ココ・ビーチ・リゾートなどがある。
コロナ禍における対策の一環として、キューバにおけるこれらの施設は「最も衛生的で安全な観光業」という認可を受けており、外国人観光客を受け入れる用意ができている、と先日当局は語っていた。
OWG、キューバへ(2020年7月15日)
Aerolínea OWG volará a Cuba a partir de noviembre (+Foto)
http://www.radiohc.cu/noticias/economia/234812-aerolinea-owg-volara-a-cuba-a-partir-de-noviembre-foto
2020年09月21日
キューバに生まれるということの特権
キューバではインクルーシブ教育が優先されている
La Demajagua、2020年9月22日、Yanelkys Llera記者
これから私が語る物語の主人公は、2歳と6か月になるシアン・アレハンドロという名前の男の子である。グランマ県バヤモ市にある「セミジータス・デル・アルバ(ALBAの小さな種)」という保育園に2歳から通っている。
保育士の女性が近づいてゆっくり話すと、シアンは反応しないが、その目は反応している。彼は生まれたときに気管支肺炎にかかっており、治療を受けたが、合併症をおこし、聴力を失った。
しかし両親が彼に起きたことに気づいたのはそのときではなかった。保育園入園のときに保育士たちがその奇妙な行動を報告し、他の園児たちから分けて様子を見たが、彼は自分の名前を呼ばれても反応しなかった。
すぐに園の責任者の女性が両親にこのことを伝えると、両親はとても心配して彼を専門家のところに連れていった。予想された通り、中等度の聴覚障害と診断され、補聴器の着用が必要となった。
母親は世界が崩壊したかのように感じ、泣き、苦しんだが、シアンは幸運である。なぜなら彼は、教育が特権でなく皆の権利であるキューバで生まれたからだ。個人の特殊性や特徴にかかわりなく、全員に質の高い教育を受ける権利を認める概念として理解されている包括的教育(インクルーシブ教育)のおかげで、彼は保育園で普通の生活を送ることになる。
包括的教育はキューバで優先事項である。障害を持つ1万人以上の子どもたちが通常学級で学んでいる。このことは、彼らが包括されながらもその必要性に応じて個々に対応されていることを意味する。シアンは幸せな子どもであり続ける。希望をつかもうとすれば、すべてに可能性があるのだから。
保育園セミジータス・デル・アルバ
Una historia que contar
http://lademajagua.cu/una-historia-contar/
2020年09月18日
ハバナ旧市街の住宅倒壊事故 救出された1人が死亡 キューバ
Cubadebate、2020年9月18日、ACN
今週水曜日(9月16日)の夕暮れ時に発生したハバナ旧市街の建物の倒壊では、救急隊は迅速に対応したものの、救出された女性1人が死亡した、とハバナ当局者は説明した。
ハバナの県防衛評議会(CDP)のルイス・アントニオ・トーレス・イリバル議長は、居住者のうちの8家族の新たな住居が同建物の後部に建設中である、と述べた。
ハバナの最高幹部たちとの会見のなかでは、このほかの4家族には別途部屋が割り当てられていることが知らされた。トーレス・イリバル議長は、今回の非常につらい事故が、キューバ革命の敵対者たちによって明らかに卑しい目的のために利用されている残念な状況を強調した。
また、トーレス・イリバル議長は、コロナ禍のなかですべての当局者と組織が、今回のような事件に対して取り組む用意ができている、と強調した。
Aclaran autoridades de la capital información sobre derrumbe en edificio en la Habana Vieja
http://www.cubadebate.cu/noticias/2020/09/18/aclaran-autoridades-de-la-capital-informacion-sobre-derrumbe-en-edificio-en-la-habana-vieja/#.X2TdAGgzbIU
2020年09月16日
ハバナ旧市街で集合住宅が倒壊 1人が負傷 キューバ
Cubadebate、2020年9月16日、Eduardo Cedeño Milán記者
きょう9月16日の午後7時、ハバナ旧市街のキューバ通り(ルスとアコスタ間)にある集合住宅で倒壊が起きた。
救命救助隊、SIUM(緊急医療統合システム)、キューバ赤十字が迅速に対応した。
負傷者1人が報告されている。未成年者1人と成人2人は無傷だった。この全員がより徹底的な検査のために医療施設まで移送された。
現在、救命救助隊の第一コマンド部隊のメンバーたちが、瓦礫のなかで埋もれたままの1人を救出するために活動している。
この倒壊のニュースを前に、同県の当局者たちは現地に集まった。
(Canal Habanaの情報)
Derrumbe en la Habana Vieja deja una persona herida
http://www.cubadebate.cu/noticias/2020/09/16/derrumbe-en-la-habana-vieja-deja-una-persona-herida/#.X2TQQGgzbIU
キューバ 新たな感染者73人 うち23人はインド人建設労働者
キューバ公衆保健省のフランシスコ・ドゥラン局長
Radio Habana Cuba、2020年9月16日
キューバ公衆保健省の疫学局長フランシスコ・ドゥラン博士はきょう水曜日(9月16日)、直近の24時間で1人の死者と73人の新たな感染者が発生したことを報告した。これで国内での通算感染者数は4876人となった。
ドゥラン局長は定期の記者会見において、昨日終了時点での入院者数は1783人であり、そのうち1087人に感染の疑いがあり、634人が感染者、62人が疫学的警戒中である、と述べた。
昨日、全国では7939件の検査が実施され、通算の検査数は50万8224件となった、と局長は説明した。
昨日確認された新たな感染者73人のうち、50人がキューバ人で、23人がインド国籍の外国人建設労働者である、と局長は発表した。彼らのうち70人の感染源は、それ以前の感染者からのものであるが、3人は感染源がわかっていない。
感染者73人のうち50人が男性、23人が女性である。年齢別では、18歳以下が6人、19歳から39歳が36人、40歳から59歳までが27人、60歳以上が4人だった。
県別では、ハバナ47人、シエゴ・デ・アビラ19人、アルテミサ4人、マタンサス1人、サンクティ・スピリトゥス1人、マヤベケ1人、となっている。
国内でこれまで判明した感染者4876人のうち、現在入院しているのは634人であり、そのうち617人は安定した回復をしている。通算の死者数は109人(昨日の1人を含む)であり、致死率は2.24%となっている。2人は国外に移動しており、4131人がすでに回復済みである(昨日は12人が退院)。現在、5人が危篤状態であり、12人が重体となっている。
9月16日時点で世界では、185か国で新型コロナウイルス感染症の感染が発生しており、合計の感染者数は2930万9546人、死者数は92万8890人、致死率は3.16%である。
米州地域では、合計の感染者数は1501万8149人、死者数は51万5584人、致死率は3.43%である。
より詳細な情報については次のリンク先を参照すること。キューバ公衆保健省(MINSAP) 9月16日付
キューバTV(2020年9月16日)
Minsap reporta 73 nuevas muestras y un fallecido durante las últimas 24 horas
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/234254-minsap-reporta-73-nuevas-muestras-y-un-fallecido-durante-las-ultimas-24-horas
2020年09月14日
ハバナトゥール キューバ旅行の予約サイト公開
Cubadebate、2020年9月14日
キューバの旅行会社「ハバナトゥール」と映像メディア会社「シネソフト」の提携の結果完成した新たなオンライン・プラットフォームでは、キューバの観光商品の取引が可能となる。
キューバTVが報じたところによると、これはキューバ人技術者によって開発された初の総合流通システムであり、キューバの観光商品の商取引管理をより効果的にパーソナライズするよう設計されている。キューバ社会の情報化計画のなかに位置付けられているプロセスの一つである。
キューバ発のあらゆるサービス、たとえばレンタカーや宿泊(民宿またはホテル)、ツアーなどをリアルタイムで予約し世界中で販売できるようにする、という明確な目的のもと、シネソフトの参加のもとに実現したこの共通の夢において、プログラミングやネット管理に携わる自営業者や専門家の若者たちが協働した。
ハバナトゥールは、キューバでの全面的なデジタル化に向けたその道のりの一部をたどる機会を彼らに与えた。
今回の新たなプラットフォームは、ツーリズム2.0に向けて設計されており、「ハバナトゥールのすべてのサービスを統合できる道具を備えている国」を持つことの必要性から生まれた。
ハバナトゥールの総局長によると、当初この新たなプラットフォームが提供することになる「とりわけ純国産技術で開発されていることによる」可能性、採算性、潜在能力などが研究された。
パンデミックの時代に、情報科学の分野でキューバの国営企業との提携を結ぶ若者グループによってつくられたこのプラットフォームが生まれる。
(Excelencia de Cubaの情報による)
キューバTV(2020年9月10日)
Nueva plataforma online permitirá reservar todos los servicios turísticos cubanos
http://www.cubadebate.cu/noticias/2020/09/14/nueva-plataforma-online-permitira-reservar-todos-los-servicios-turisticos-cubanos/#.X2IZOmgzbIV
2020年09月11日
エアカナダの観光客第二便到着 キューバのリゾート地カヨ・ココ
Radio Habana Cuba、2020年9月11日、PL
キューバの中北部沿岸にあるカヨ・ココにはきょう金曜日(9月11日)、新たなカナダ人観光客グループを乗せたフライトが到着する。カナダはキューバへの観光客の最大の発信国である。
キューバ観光省(MINTUR)はツイッターで、このエアカナダ・バケーションズによる第二便は、キューバの観光地の安全を信頼している同国の旅行者がさらに存在する、ということを示している、と強調している。
キューバは新型コロナウイルス感染症対策のために定められた保健防護システムを備えており、キューバを旅行先に選ぶ人びとの健康の予防に対処可能である。
キューバは3月にコロナ禍により国内の観光施設を閉鎖していたが、さる9月4日、カナダ人観光客を乗せた第一便がモントリオール市からカヨ・ココに到着した。
旅行会社エアカナダ・バケーションズはモントリオールからカヨ・ココのハルディネス・デル・レイ空港への定期便を週1回運航し、さらに月末にはトロントからも到着する予定である。
宿泊予約を確定しているホテルとしては、メモリーズ・カリベ・ビーチ・リゾートや、メモリーズ・フラメンコ・ビーチ・リゾート、プラヤ・パライソ-カヨ・ココ・ビーチ・リゾートなどがある。
これらの施設は「衛生的で安全な観光業」の認定を取得しており、海外からの観光客受け入れの準備ができている。
メモリーズ・カリベ・ビーチ・リゾートホテル
キューバTV(2020年9月11日)
Cuba recibe nuevo vuelo de turistas canadienses (+Foto)
http://www.radiohc.cu/noticias/economia/233867-cuba-recibe-nuevo-vuelo-de-turistas-canadienses-foto
2020年09月10日
キューバ中央銀行 10月1日通貨統合開始というネット上の噂を否定
Cubadebate、2020年9月10日
通貨統合が2020年10月1日から開始されるのではないかというネット上で広まっている噂に関して、キューバ中央銀行は、この情報が事実ではないことを明確にするとともに、このような決定がなされるときには公式チャンネルを通じてタイムリーに国民に伝えられるということを明らかにしておく。
また通貨統合の実施によって国民が保有する現金や銀行残高が影響することはないということも改めてお知らせしておく。
キューバ中央銀行
2020年9月10日
キューバTV(2020年8月20日)
Banco Central de Cuba aclara rumores sobre el supuesto comienzo de la unificación monetaria
http://www.cubadebate.cu/noticias/2020/09/10/banco-central-de-cuba-aclara-rumores-sobre-el-supuesto-comienzo-de-la-unificacion-monetaria/#.X1sF72gzbIU