2020年11月05日
エアカナダ 明日マタンサス国際空港に到着 キューバ
エアカナダとバラデロ(イメージ映像)
Radio Habana Cuba、2020年11月5日、PL
キューバ西部マタンサス県のフアン・グアルベルト・ゴメス国際空港のリウバ・キンテーロ空港長は、エアカナダが明日11月6日にリゾート地バラデロへカナダの旅行者を連れて到着する、と発表した。
キンテーロ空港長はプレンサ・ラティーナの取材に対して、同フライトはモントリオールから出発し、キューバ時間12時50分に同空港に到着する、と述べた。
「このルートは146人乗りのA320機で運航され、翌土曜日(11月7日)にも同じエアカナダによるトロント市からフアン・グアルベルト・ゴメス国際空港への別フライトが予定されている」、と空港長は説明した。
キンテーロ空港長は、カナダのエア・トランザットも近々運航を再開し、ロシアのノードウィンド航空は12月の就航を予定している、と述べた。
空港長は、これ以外にも申し出はあるが、まだ到着日は確定していない、と語った。
メキシコのビバ・アエロブスによる同国からのフライトが10月24日、コロナ禍による6か月間におよぶ営業休止を経て、マタンサスの同国際空港でのオペレーションを再開した。
Air Canada llegará mañana viernes a aeropuerto cubano
http://www.radiohc.cu/noticias/economia/238871-air-canada-llegara-manana-viernes-a-aeropuerto-cubano
2020年11月04日
キューバ ハバナ国際空港での観光客受け入れへ準備中
キューバの首都ハバナのホセ・マルティ国際空港
Radio Habana Cuba、2020年11月4日、PL
キューバのマヌエル・マレーロ首相は、ハバナのホセ・マルティ国際空港が近日中の操業再開に向けて準備していると発表した。
マレーロ首相は、ドイツのツアーオペレーター業者たちとの会合のなかで、現在キューバで唯一閉鎖している同空港の活動再開をもって、キューバでの安全に関する大きな自信のメッセージが世界に発信されることだろう、と語った。
10月15日以来、キューバのすべての国際空港は商用便受け入れを再開する一方、首都ハバナからは人道および貨物の運航がおこなわれている。、
エドゥアルド・ロドリゲス運輸相は、テレビ番組に出演し、これらの空港では新型コロナウイルス感染対策としてあらゆる保健・衛生措置の遵守が保証されている、と述べた。
また、キューバに上陸するすべての人びとには、無料のPCR検査が実施され、これが旅行者への安全を提供する。
キューバは、政府と公衆保健省の指示と、国際民間航空機関および世界保健機構の作業グループの推奨に基づき、空港活動における衛生管理の規則を制定した。
コンドル航空、エア・トランザット、エアカナダ各社はすでにキューバへの運航を再開しており、スペインのイベリア航空やエヴェロップ・エアラインズ 、フランスのエアフランスなどは、近日中の運航再開を発表した。
ACN ハバナ、新たな日常での観光客受け入れへ(2020年10月29日)
キューバTV カマグエイ国際空港でのコロナ対策(2020年10月29日)
Cuba: Primer ministro anuncia operaciones en aeropuerto de La Habana (+Foto)
http://www.radiohc.cu/noticias/economia/238764-cuba-primer-ministro-anuncia-operaciones-en-aeropuerto-de-la-habana-foto
2020年11月03日
カナダの航空会社エア・トランザット キューバ東部オルギンへの運航再開
エア・トランザット便でオルギンに到着したカナダからの観光客
Radio Habana Cuba、2020年11月3日、ACN
カナダの航空会社エア・トランザットはきょう火曜日(11月3日)、キューバ東部オルギン市のフランク・パイス国際空港への商用便運航を再開した。コロナ禍による休止からおよそ6か月ぶりのことである。
オルギンにおけるエア・トランザット代表のベルナルド・アロンソは記者団に対し、今回のフライトではカナダのトロントからおよそ170人の乗客が到着したが、この中には同地で足止めを食っていたキューバ人グループも含まれている、と述べた。
またキューバ冬季観光シーズンの開始として、同県のホテルや民宿で宿泊する外国人も到着した。
同航空会社の運航再開によって、トロントから1便、モントリオールから1便の計週2便が加わる。
「この両便は次回11月10日に予定されており、すでにその80%のチケットが販売済みである」、とエア・トランザット代表は説明した。
商用便運航再開にむけてフランクパイス国際空港は、キューバ政府によって宣言された新たな日常段階に含まれる一連の新型コロナウイルス対策を適用した。
エア・トランザット便でオルギンに到着したカナダからの観光客
Air Transat reanuda operaciones por aeropuerto de provincia oriental cubana (+Foto)
http://www.radiohc.cu/noticias/economia/238652-air-transat-reanuda-operaciones-por-aeropuerto-de-provincia-oriental-cubana-foto
サンティアゴ・デ・クーバ 新型コロナウイルス感染者発生ゼロ 6か月間継続
サンティアゴ・デ・クーバ
tvsantiago、2020年11月3日、PL
新型コロナウイルス感染症の感染者発生ゼロが6か月間続いているここキューバ東部の県サンティアゴ・デ・クーバでは現在、主に海外からの旅行者の到着による蔓延を避けるための予防措置が続けられている。
同県衛生疫学センター長リカルド・マネト博士は、海外その他の地域、とりわけパンデミックの発生率が高い地域から到着する人びとに対するチェックとフォローアップの厳格な手続きの適用に言及した。
センター長は、プライマリーケアシステムの役割を強調した。キューバでは、ファミリードクターの診療所によって、民宿に宿泊する旅行者や他県から通ってくる訪問者や居住者に対する厳格な観察がおこなわれている。
細心の注意が必要となる背景には、商用便の運航が6か月間中断していたアントニオ・マセオ国際空港の操業再開がある。
同空港内では、乗客のソーシャルディスタンス、検温、分子生物学研究所で処理されるサンプルの採取を確保するための導線の整備がなされ、また家族や同僚による送迎アクセスは禁止される。
同空港では、ビバ・アエロブスが同市とメキシコ・カンクン間を週1便運航しており、このほかイタリアのブルーパノラマ航空、カナダのサンウイング・エアラインズやエア・トランザット、フランスのエア・カライベスによる運航も予定されている。
Santiago de Cuba con seis meses sin casos de Covid-19
http://www.tvsantiago.icrt.cu/2020/11/santiago-de-cuba-con-seis-meses-sin-casos-de-covid-19/
ハバナのナイトスポット「ジャズカフェ」は外貨ショップにはならない ネット記事のデマを否定
ハバナのジャズ・カフェ
Cubadebate、2020年11月3日
ジャズカフェは外貨ショップにはならない。
これを肯定するあらゆる記事にかかわらず、ジャズカフェは、ジャズとすぐれたキューバ音楽の愛好家にとってのハバナのナイトスポットであり続けるであろう。
この象徴的な空間の運営者によると、同所の修復作業が終われば、観客を入れたサービスに向けて、構築と再建が開始される。
(ハバナ県政府プログラムコーディネイター、ルイス・カルロス・ゴンドラ・ドミンゲスのフェイスブックより)
ネット上のデマ記事の数々
El Jazz Café no será convertido en tienda de MLC
http://www.cubadebate.cu/noticias/2020/11/03/el-jazz-cafe-no-sera-convertido-en-tienda-de-mlc/#.X6REo4gzbIV
2020年11月02日
キューバ野球オールスターゲーム 出場選手発表 今季は若手チームと対戦
Radio Habana Cuba、2020年11月2日、PL
次回のキューバ野球オールスターゲームは、25歳以下の選手チームとそれ以上の年齢の選手チームとの対決として、初めておこなわれる、ときょう(11月2日)野球当局が発表した。
キューバ野球のコミッショナー、エルネスト・レイノソの発表によると、従来の東西対決を変更するこの決断は、11月8日のサンティアゴ・デ・クーバでの試合に独自性をもたらすという観点によるものである。
記者団との週刊定期会見において、レイノソは、この新たな試みは最終的なものではなく、従来のフォーマットも再開しうると語った。
他方、新型コロナウイルス感染症対策のさなか、これまで現役選手の試合の前哨戦としておこなわれてきたOBチームによる試合はおこなわれないが、これらのOB選手たちは球場に招待される、とコミッショナーは述べた。
コミッショナーはまた、11月7日に技能競争がおこなわれ、これは同日の本塁打競争によって締めくくられる、と発表した。
25歳以下のチーム
捕手(3人):ルイス・ゴメス、アンドリィ・ペレス、イバン・プリエト
内野手(8人):ダニエル・ペレス、ワルテル・パチェコ、セサル・プリエト、サンティアゴ・トーレス、ルイス・マテオ、ランヘル・ラモス、ヤンディ・ヤネス、ジェイソン・マルティネス
外野手(6人):ロイデル・チャペリー、ユディエル・ゴンサーレス、ヘイセル・セペダ、レオネル・モアス、ルイス・ゴンサーレス、ルイス・E・ゴンサーレス
指名打者(1人):ハビエル・カラベオ
投手(10人):レンネル・リベロ、パブロ・ルイス・ギジェン、カルロス・フォント、ライデル・トーレス、ジョナタン・カルボー、ヨシマル・コウシン、ダイロン・メナ、アンディ・ロドリゲス、ヤンキエル・マウリ・グティエレス、ユニオル・トゥル
監督:アライン・アルバレス
25歳以上のチーム
捕手(3人):ラファエル・ビニャーレス、リチェル・ロペス、ヨスバニ・アラルコン
内野手(8人):リスバン・コレア、ギジェルモ・アビレース、ウンベルト・ブラボ、ホルヘ・アロマー、アレクサンデル・アヤラ、ヨルビス・ボロート、パベル・ケサダ、ダヤン・ガルシア
外野手(6人):フレデリク・セペダ、デニス・ラサ、ヤセル・ゴンサーレス、ライコ・サントス、ウィリアム・ルイス、ヨエルキス・ギベルト
指名打者(1人):ヨルダニス・サモン
投手(10人):ラサロ・ブランコ、フランク・マダン、ホセ・クエスタ、ブラディミール・バーニョス、エルリス・カサノバ、ヨエル・モヘーナ、レアンドロ・マルティネス、ルベーン・ロドリゲス、ダビド・メナ、フアン・ペレス
監督:アルマンド・フェレール
キューバTV サンティアゴ・デ・クーバ オールスターゲーム開催地(2020年11月4日)
Anuncian equipos para Juego de Estrellas del béisbol cubano
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/238567-anuncian-equipos-para-juego-de-estrellas-del-beisbol-cubano
サンティアゴ・デ・クーバ県 新型コロナウイルス新規感染者ゼロ186日目 7人が入院中
サンティアゴ・デ・クーバ
Sierra Maestra、2020年11月2日、YUZDANIS VICET GÓMEZ記者
きょう(11月2日)サンティアゴ・デ・クーバ県は県内の新規感染者ゼロ186日目を迎えた。最初の感染者発生から231日後となる。
現在県内では、県外からの感染者7人(援助協力者5人と海外観光客2人)が入院中である。昨日(11月1日)のPCR検査307件のうち、新型コロナウイルス感染症の感染者は2人だった(上記7人に含まれる)。
このほか158人が各施設で観察下にあり、541人の援助協力者が医学部内で隔離されている。
「新たな日常」は県内に経済活動を取り戻したが、各個人の責任がすべての人びとの健康防護の鍵であり続けている。
SANTIAGO DE CUBA CON MÁS DE 180 DÍAS SIN REPORTAR CASOS AUTÓCTONOS A LA COVID-19
http://www.sierramaestra.cu/index.php/cuba-frente-a-la-covid-19/34612-santiago-de-cuba-con-mas-de-180-dias-sin-reportar-casos-autoctonos-a-la-covid-19
2020年10月29日
ドイツのコンドル航空 キューバ・マタンサス国際空港への運航再開を発表 10月31日より
コンドル航空
Radio Habana Cuba、2020年10月29日、PL
ドイツのコンドル航空が10月31日よりフランクフルト市からキューバ西部の県マタンサスのフアン・グアルベルト・ゴメス国際空港への運航を再開することがきょう(10月29日)確認された。
同空港のオペレーション・コーディネイターのヤンディ・モレーノがプレンサ・ラティーナに語ったところによると、ドイツのフランクフルト発の同便は300人乗りのボーイング767-300機で運航され、キューバ到着は現地時間18時20分になる予定である。
コンドル航空のスポークスマンによると、県都マタンサス市と人気リゾート地バラデロのあいだに位置し、キューバ第二の重要な国際空港とみなされている同空港へのフライトはデュッセルドルフからのルートも予定されている。
コロナ禍のため到着便のなかった7か月間は同空港施設および外構の修復がおこなわれており、今回の運航再開におけるフアン・グアルベルト・ゴメス国際空港での第一段階では、海外からの到着便は週に35便に上る見込みである。
同空港は、厳格なバイオセキュリティ基準と、乗客・乗組員に対する衛生対策すべての遵守(新型コロナウイルス感染を排除するためのPCR検査を含む)に基づき、10月24日に再開した。
同日はビバ・アエロブス社によるメキシコからの一便が再開され、その翌日にはツアーオペレーターTUI-UK(ドイツ-英国)を通じて旅行する241人の英国からの旅行者たちが到着した。
さらに、航空会社エアカナダ・バケーションズは、11月6日からモントリオール発マタンサス行き、その24時間後にはトロントから同じくマタンサス行きの運航を開始することを発表した。
このほかにも、まだ正確な開始日は未定だが、ロシアの航空会社アズール・エアやポーランドのLOTポーランド航空にも同空港へのフライト運航への関心が存在する。
統計によると、開港して31年になるフアン・グアルベルト・ゴメス国際空港には、キューバへの訪問客全体の31%を超える人びとが到着しており、その大半の旅行者は世界最高のビーチの一つであるバラデロ地域での休暇を楽しんでいる。
キューバTV マタンサス国際空港再開(2020年10月25日)
Aerolínea alemana Cóndor retoma itinerarios hacia aeropuerto cubano
http://www.radiohc.cu/noticias/economia/238239-aerolinea-alemana-condor-retoma-itinerarios-hacia-aeropuerto-cubano
シエゴ・デ・アビラのアルナルド・ロドリゲス投手 無安打無得点試合達成 キューバ野球史上58試合目
アルナルド・ロドリゲス
JIT、2020年10月29日、Mario Martín Martín記者
シエゴ・デ・アビラのアルナルド・ロドリゲス・ロメロ投手はきょう(10月29日)、カマグエイのカンディード・ゴンサーレス球場で無安打無得点試合を達成し、キューバ野球の歴史に名を残した。ロドリゲス投手は第60期キューバ野球リーグでのピナール・デル・リオとの試合でこれを達成し、チームは2対0で勝利した。
ボリビア市生まれのロドリゲスは、初回から19人の打者を凡退させたあと、7回にロイデル・マルティネスに四球を与えた。そのあと8回にレイニエル・レオンに死球を与え、9回にはイランディ・エルナンデスを四球で歩かせた。
ベニグノ・ダキンタのデータによると、今回の無安打無得点試合はキューバ野球リーグ史上58試合目となる。
また同データによると、これまで無安打無得点試合を複数回達成したのはわずか4投手であり、それはフアン・ペレス・ペレス、ロヘリオ・ガルシア、マエルス・ロドリゲス、アキノ・アブレウ、フレディ・アシエル・アルバレスである。
きょうのロドリゲスによる無安打無得点試合は、シエゴ・デ・アビラの投手としては3試合目となる。これまでオマール・カレーロが1981年1月27日にラス・トゥナス戦で、ホセ・アントニオ・バローソが2005年2月12日にシエンフエゴス戦で達成している。
興味深いもうひとつのデータ:2018年9月27日、きょうと同じくピナール・デル・リオ戦で、ロドリゲスは達成まであと1死と迫ったが、代打イランディ・エルナンデスの安打でその夢を打ち砕かれた。
シエゴ・デ・アビラ打線はピナールの先発ブラディミール・バーニョスから2回と3回に得点した。そのうちの1点はラウル・ゴンサーレスによる本塁打であり、ゴンサーレスはヨルビス・ボロートとともに4打数2安打を記録した。
キューバTV ダイジェスト(2020年10月29日)
Avileño firma juego 58 sin jit ni carreras en series nacionales
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=183274
2020年10月28日
今季キューバ野球リーグのオールスターゲーム開催地 サンティアゴ・デ・クーバに決定 11月8日
JIT、2020年10月28日
キューバ野球コミッションはきょう(10月28日)、11月8日の日曜日に行われる今季のオールスターゲームの開催地がサンティアゴ・デ・クーバに決定した、と発表した。その前日には恒例の技能競争が実施される。
声明によると、今回の決定は、同県チームがここ近年経験豊かな成長を示し、すぐれたパフォーマンスを見せていることに基づいており、また下位カテゴリのリーグでの良好な成績も考慮に入れている。
さらには、声明によると、今季すぐれた成績をあげているマタンサス、カマグエイ、シエンフエゴスからも希望を受け取っていたが、サンティアゴが2008年に最後にオールスターゲームを開催してからの経過年月と、同地当局の姿勢も理由に加えられた。
声明はまた、チーム編成やその他の詳細等については来週月曜日(11月2日)、野球当局と国内メディアとの週間定例会見で発表される、としている。
第59期のオールスターゲームは、カマグエイの首都でおこなわれ、東軍が3対0で西軍を降し、次回開催地の権利を守った。
60 SNB: Juego de las Estrellas será en Santiago de Cuba
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=183267