2020年11月18日
キューバの首都ハバナの日常
歴史地区の通りをビシタクシーと呼ばれる三輪自転車が人々を運ぶ。2020年11月17日、キューバ・ハバナ
Cubadebate、2020年11月18日
ハバナでは、人びとは急いで移動する。ある場所から別の場所へ通行する。交通手段は、自転車タクシーや三輪自転車、バイク、乗用車など、さまざまである。しかし、ハバナの街を歩くことほど楽しいことはない。
ハバナはより生き生きとして見える。マスクはイヤリングや帽子のような新たなファッションの一つになった。ハバナの人びとは通りを歩く。しかし衛生対策を怠ることはない。
パンデミックの時代における、ハバナ歴史地区の日常
パンデミックの時代における、ハバナ歴史地区の日常
ビシタクシーと呼ばれる三輪自転車が人々を運ぶ
パンデミックの時代における、ハバナ歴史地区の日常
キューバの土木工学の七大作品の一つ、ハバナ湾トンネル
¿Cómo se mueve La Habana?
http://www.cubadebate.cu/fotorreportajes/2020/11/18/como-se-mueve-la-habana/#.X7p7Ic0zbIU
キューバ 航空便による国際郵便やDHL便の引き受け再開 11月19日より
Radio Habana Cuba、2020年11月18日、ACN
キューバ郵便企業グループはきょう水曜日(11月18日)、航空便による国際郵便やDHLなどの急行宅配便の国内引き受けおよび海外発送を明日11月19日(木曜日)から再開する、と発表した。
この措置は、先日日曜日(11月15日)のハバナのホセ・マルティ国際空港稼働再開に基づくものである。
キューバ郵便の利用者は、国内の郵便ネットワークを構成する800か所以上の営業所でこれらのサービスを利用することができるようになる。
これらのサービスはコロナ禍による航空便運休によって中断していた。
Correos de Cuba restablece servicios internacionales por vía aérea
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/240079-correos-de-cuba-restablece-servicios-internacionales-por-via-aerea
キューバの映画館 三船敏郎週間開催
Radio Rebelde、2020年11月18日、Gladys Ramos Lea記者l
11月18日から22日にかけて、キューバ・アーカイブシアターは、偉大な日本人俳優三船敏郎の足跡を振り返る映画週間を締めくくる。この期間に、映画館23-12では「上意討ち 拝領妻始末」、「太平洋の地獄」、「赤毛」、「レッド・サン」、そしてキューバ初公開となる「ミッドウェイ」を上映する。
エンニオ・モリコーネの素晴らしいスコアが今月の25日から29日にかけて聞かれることになる。「エンニオ・モリコーネ・イン・コンサート」、「哀しみの伯爵夫人」、「荒野の10万ドル」、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」、「アンタッチャブル」といった作品が上映される。
アーカイブシアターでは子どもや若者向けに、毎日午後1時より、ウォルト・ディズニー作品を高画質で初上映される。
27日(金曜日)には、古典アニメ「ダンボ」の最新バージョンが楽しめる。これは名監督のティム・バートンが実写にアニメーションを組み合わせた作品である。
11月29日(日曜日)にはアニメ「ニンジャバットマン」の上映が予定されている。この作品は超自然的力を持たない唯一のスーパーヒーローであるバットマンが、彼の街「ゴッサム・シティ」から戦国時代の日本へタイムスリップしてしまう話である。
Vamos a la Cinemateca
https://www.radiorebelde.cu/noticia/vamos-a-la-cinemateca-20201118/
カマグエイで交通事故 38人が負傷 旅客用個人トラックが橋に激突
Radio Cadena Agramonte、2020年11月18日、Juan Mendoza Medina
きょう水曜日(11月18日)の朝、カマグエイの中心都市シバニクー市から7kmのところにある、中央道613km地点のラ・カンテーラとして知られている場所で交通事故が発生した。
この事故は、オルギン県モア市からハバナに向けて走っていた旅客用の個人トラックが、橋に激突し、転覆して起きた。カマグエイ県交通局長のマリオ・サンチェス・ボネト警部によると、運転手が何らかの理由で車両の制御を失い、車線から外れた。現在、事故原因が調査されている。
車内には38人の乗客が乗っており、数名が重傷を負っているが、現時点まで死者は報告されていない。
シバニクー市当局者は事故現場におり、医療従事者および医療資源が負傷者の診療に充てられている。
キューバTV(2020年11月18日)
Accidente de tránsito en Camagüey: 38 lesionados, sin fallecidos hasta el momento
http://www.cadenagramonte.cu/articulos/ver/100053:accidente-de-transito-en-camaguey-38-lesionados-sin-fallecidos-hasta-el-momento?fbclid=IwAR2jscWSQoHFXifV7-713GYXlqLZylUuL_cbleiibpbUY1EhGhFKwJU5vkU
2020年11月17日
ベネズエラのコンビアサ航空 11月30日からカンクン・ハバナ便など3ルート就航
ベネズエラのコンビアサ航空
Radio Habana Cuba、2020年11月17日
ベネズエラの航空会社コンビアサ航空が、きたる11月30日に、メキシコからキューバへの新たなルートを就航する。
同社はカンクンとハバナ間の往復を1日1便運航し、また、メリダ-ハバナ-メリダ、カンクン-サンタ・クララ-カンクン、カンクン-オルギン-カンクンの各ルートを、各週2便運航する。
チケットの販売は、カンクンにあるメキシコの会社カリベ・アヘンシア・エクスプレスと、メキシコのタイノ・ツアーズの各代理店が担当する。近日中にキューバでの販売が予定されている。
コンビアサ航空(ベネズエラ航空産業航空サービス協会)は2004年に設立された、南米ベネズエラのフラッグ・キャリアである。そのカリブ地域でのルートには、ハバナとドミニカ共和国のサント・ドミンゴがある。
ホセ・マルティ国際空港は先の日曜日(11月15日)に、スウィフトエア便の到着をもって、商用便・定期便・チャーター便の運航を再開した。これによってキューバは、これまでコロナ禍により閉鎖していた全国際空港が稼働となった。
クバーナ航空 キューバの空港での衛生ガイドライン(2020年11月3日)
Línea aérea venezolana Conviasa inaugurará el próximo día 30 vuelos desde México a Cuba
http://www.radiohc.cu/noticias/economia/239886-linea-aerea-venezolana-conviasa-inaugurara-el-proximo-dia-30-vuelos-desde-mexico-a-cuba
2020年11月16日
ラサロ・ブランコ ニカラグアリーグへ ロエル・サントスとノエルビス・エンテンサはベネズエラリーグへ
ロエル・サントス
JIT、2020年11月16日
ラサロ・ブランコのニカラグアへの出発と、ロエル・サントスとノエルビス・エンテンサのベネズエラ行きの手続きほぼ完了というニュースが、キューバ野球連盟によって管理された契約活動にもたらされた。
グランマのスター投手ブランコは、きょう月曜日(11月16日)、レオーネス・デ・レオンに加入するため、中米ニカラグアに向けて渡航した、とルイス・ダニエル・デル・リスコ連盟幹部は、キューバ野球当局が組織する週次定期記者会見で語った。
同じくグランマの外野手サントスと、マタンサスの投手エンテンサは、各チームの認可を含む初期手続きをすでに終え、ティグレス・デ・アラグアとの契約調印を待っているところである。
彼らのベネズエラプロリーグへの加入は、キューバ野球連盟のもと初のものとなり、これは多様化の分野において重要と考えられていると説明したデル・リスコは、同リーグから届いたオファーは少なくとももう一つあり、検討されている、と話した。
ラティーノアメリカーノ球場のアドルフォ・ルケ・サロンで開催されたこの会見ではまた、第60期キューバ野球リーグで中止または打ち切りとなった35試合の再試合のために作成されたスケジュールの発表も注目を浴びた。
この件について、今リーグの責任者カルロス・マルティンは、目標は11月21日から1月4日のあいだに開催することである、と述べた。
一方、コミッショナーのエルネスト・レイノソは、コロナ禍による航路移動制限のため、各チームは60試合目の前に、海外で個人資格で契約している選手を登録できることが承認された。
「この決定はわれわれの大会に参加するという義務を例外的に無効にする。なぜならこれは個人的意思を超えた状況であるからだ」、と述べたコミッショナーは、この手続きには他の選手の放出が必要となる、と強調した。
キューバTV ビジャ・クララ対サンクティ・スピリトゥス(2020年11月15日)
Béisbol cubano por más presencia en ligas foráneas
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=187354
サンティアゴ・デ・クーバ 旅客バイク事業者への権利拡大措置実施
Sierra Maestra、2020年11月16日、Angela Santiesteban Blanco記者
国家交通局運転免許部のロヘリオ・サマダ・ルビオ副部長は、バイクでの旅客運送に従事する人びとに適用する新たな措置と、その法規則について発表し、これによって、公式乗り場でチケットを手配することなどが可能になった。
知られているように、すでのその活動の許可を受けている人びとは、通称ラ・ブヒアを除くすべてのサービスセンターで燃料を購入する権利を持っている。月々割り当てられた最少80リットルから最大160リットルまでのガソリンを、磁気カードを通じて、CUP払いする。
当局は、バイクの所有者も、その運転手も、勤務時間を重ねる権利を持っていると述べており、社会保障金の支払いに応じて、退職後や病気の場合の年金が保証される。
また、税金として、月々の最少額が250CUPに定められており、年ごとの所得税は免除される。
死亡や負傷・損害または第三者の財産の損失等の場合における民事責任のために保険証が用意されている。また、労働者としての権利を代表する労働組合に加入することができる。
運転免許手続きに関する情報の詳細については、アグエロ地区Aコーナー6番通りにある国家交通局の窓口か、電話22632179, 22632170 ,22635105に問い合わせることができる。同組織は、この手続きを最優先にすすめると発表しており、15日間以内に証明書の付与が実施される。
燃料の料金は、その種類によって、以下の通りに定められている。
ガソリン価格
B-83 8CUP
B-90 10CUP
B-94 15CUP
Adoptan medidas que benefician a motoristas que transportan pasajeros
http://www.sierramaestra.cu/index.php/santiago-de-cuba/34860-adoptan-medidas-que-benefician-a-motoristas-que-transportan-pasajeros-3
ロエル・サントス ベネズエラリーグへ来週出発
ロエル・サントス
Radio Rebelde、2020年11月17日、Antonio Sevila Hidalgo記者
グランマのロエル・サントスがふたたび海外リーグでその実力を示す機会を得る。今回彼の貢献を要請したチームは、ベネズエラのティグレス・デ・アラグアである。
ニケーロ市生まれのサントスは、キューバ野球連盟による契約選手のうち、もっとも他リーグで多くの経験を経ている選手である。
2016年にカンナムリーグでケベック・キャピタルズに在籍し、その翌年には日本リーグの千葉ロッテマリーンズ、そのあと2019年にはコロンビアのカイマネス・デ・ンバランキージャでプレーした。メキシコでは昨季オルメカス・デ・タバスコで夏のあいだプレーし、そのあとメキシカン・パシフィックリーグでナランヘーロス・デ・エルモシージョに加入した。
9月15日に33歳になったロエル・サントスは、ベネズエラリーグ (LVBP)でプレーするという今回の機会に感謝している。
「わが国の野球連盟とエルモシージョには感謝している。ティグレス・デ・アラグアに在籍するチャンスを与えてもらった。ロエルのスポーツキャリアにおける新たな経験となる。最大限これを利用するよ」。
ロエルにはノエルビス・エンテンサ投手が同伴する。カリビアンシリーズで一緒になった選手も何人かいる。ロエルは2018年グアダラハラでの大会では大会ベストナインにも選ばれた。「ベネズエラ人のアレクシ・アマリスタは仲良くしている選手の一人で、カリブ大会で一緒だった。今回のチームで新たな友人たちをつくれたらいいね」。
第60期キューバ野球リーグでロエルは打率.286、出塁率.399、39得点を記録している。長打は二塁打8本、三塁打1本、本塁打4本。間違いなくグランマチームにとっては残念な不在となろう。「いつもわが県の役に立ちたいと願っている。今年は連覇する気持ちでわれわれはやってきた。私はプレーオフにはチームに戻れる可能性があるし、勝負を決める試合でチームを手伝うつもりだ」。
ロエルには野球のグラウンドで貢献すべきことがまだたくさんある。「今回は自分にとって新たな何かである。個人的にはキューバリーグでも、自分が参加する大会でも、成績の数字を増やし続けていきたい。それにわれわれは、他のキューバ選手が海外でプレーできるように"扉を開く"ことができる」。
ベネズエラリーグは、これまでロエル・サントスが参加したなかでもっとも厳しいリーグの一つである。「これまでのリーグでは、それぞれ何か新たなことを学んでいる。今回のリーグは、メキシカン・パシフィックリーグや日本リーグでの野球とすごく似たレベルにあるのは間違いない。」
来週月曜日(11月23日)にベネズエラに向けて出発するロエル・サントスは、同国のプロリーグでティグレス・デ・アラグアの一員としてプレーする。
ロエル・サントスのコメント
このニュース音声はこちらから。
Santos se vestirá de “Tigre” en Venezuela (+Audio)
https://www.radiorebelde.cu/noticia/-20201117/
シエンフエゴスで交通事故 4人が死亡 1人が重体 軽乗用車が橋に激突
中央高速道での交通事故で4人が死亡
Radio Ciudad del Mar、2020年11月16日、Marcia Silva Llano記者
きょう月曜日(11月16日)の未明、シエンフエゴスのカルタヘナ地区付近の中央高速道209km地点で、痛ましい交通事故が起きた。
ラス・トゥナスからハバナに向けて4人の乗客と運転手を載せた個人の軽乗用車が、正確に標識で表示されていた橋に激突し、運転手と乗客2名の合計3人が事故現場で死亡した。
車に乗っていた残りの2人の若者のうち、女性1人が移送中に死亡し、もう一人の女性はシエンフエゴスのドクトル・グスタボ・アルデレギア・リマ病院で重体の状態である。
事故現場ではさらなる事故を避けるため、あらゆる対策がとられており、車線は閉鎖され、犯罪学の専門家グループと警官隊によって事故原因が調査されている。
シエンフエゴス県犯罪捜査副長のフランクリン・ポーレス・ペレス警部は、ラジオ・シウダ・デル・マルとの独占インタビューで、事故の犠牲者たちはみなラス・トゥナスのアマンシオ市居住者であり、その家族たちには今回の情報が詳しく伝えられている、と述べた。
中央高速道での交通事故で4人が死亡
Mueren cuatro personas en accidente de tránsito en Autopista Nacional
http://www.rcm.cu/cienfuegos-autopista-accidente/
ハバナのホセ・マルティ国際空港 運航再開で活発な活動 20を超える海外便が到着
ハバナのホセ・マルティ国際空港での運航再開
Radio Habana Cuba、2020年11月16日、PL
複数の国々から到着した20を超える運航便がこの日曜日(11月15日)、ハバナのホセ・マルティ国際空港での商用便・定期便・チャーター便の運航再開での活発な活動を飾った。
地元テレビの報道によると、各航空便は、新型コロナウイルス感染症対策の厳しい衛生ガイドラインのもと受け入れられた。
到着した航空便の発信元としては米国が11便と最も多く、これらは、到着・出発の場所として再開前から予定されていたターミナル2に到着した。
首都ハバナでの活動再開によって、海外からの航空便を受け入れているキューバ国内10か所の空港ですべてのサービスが実施となった。
キューバ公衆保健省(MINSAP)のカルメロ・トルヒージョ国際衛生管理局長は、現在とっている対策は、乗客・乗組員・空港従業員の安全を確保し、病人の入国に伴う危険を最小化するためにある、と説明した。
これらの措置のなかには、衛生対策を遵守する義務、二重の検温、健康申告記入、入国時に全旅行者を対象にしたPCR検査、などがある。
出発する旅行者の場合には、陰性証明書を必要とする行き先の場合PCR検査が実施される、と局長は述べた。この手続きは各県の保健センターですべての国籍の人びとに保証される。
これらの特別な対策にも関わらず、空港内での利用者の滞在時間が大きく影響されないような形で、人びとの動きの流れが整理された、とキューバ空港サービス会社のリゼット・ウルヘジェス副総局長は発表した。
今回の再開は、新型コロナウイルス感染症対策の一環としての新たな日常に向けたキューバの前進を再確認するものであり、安全な旅行先としてキューバを確認するものである、と副総局長は述べた。
ハバナのホセ・マルティ国際空港での運航再開
キューバTV ハバナのホセ・マルティ国際空港での再開当日の様子(2020年11月15日)
キューバTV 安全な旅行先キューバ(2020年11月16日)
Gran actividad en reinicio de operaciones aeroportuarias en La Habana
http://www.radiohc.cu/noticias/economia/239789-gran-actividad-en-reinicio-de-operaciones-aeroportuarias-en-la-habana