2020年11月16日
ロエル・サントス ベネズエラリーグへ来週出発
ロエル・サントス
Radio Rebelde、2020年11月17日、Antonio Sevila Hidalgo記者
グランマのロエル・サントスがふたたび海外リーグでその実力を示す機会を得る。今回彼の貢献を要請したチームは、ベネズエラのティグレス・デ・アラグアである。
ニケーロ市生まれのサントスは、キューバ野球連盟による契約選手のうち、もっとも他リーグで多くの経験を経ている選手である。
2016年にカンナムリーグでケベック・キャピタルズに在籍し、その翌年には日本リーグの千葉ロッテマリーンズ、そのあと2019年にはコロンビアのカイマネス・デ・ンバランキージャでプレーした。メキシコでは昨季オルメカス・デ・タバスコで夏のあいだプレーし、そのあとメキシカン・パシフィックリーグでナランヘーロス・デ・エルモシージョに加入した。
9月15日に33歳になったロエル・サントスは、ベネズエラリーグ (LVBP)でプレーするという今回の機会に感謝している。
「わが国の野球連盟とエルモシージョには感謝している。ティグレス・デ・アラグアに在籍するチャンスを与えてもらった。ロエルのスポーツキャリアにおける新たな経験となる。最大限これを利用するよ」。
ロエルにはノエルビス・エンテンサ投手が同伴する。カリビアンシリーズで一緒になった選手も何人かいる。ロエルは2018年グアダラハラでの大会では大会ベストナインにも選ばれた。「ベネズエラ人のアレクシ・アマリスタは仲良くしている選手の一人で、カリブ大会で一緒だった。今回のチームで新たな友人たちをつくれたらいいね」。
第60期キューバ野球リーグでロエルは打率.286、出塁率.399、39得点を記録している。長打は二塁打8本、三塁打1本、本塁打4本。間違いなくグランマチームにとっては残念な不在となろう。「いつもわが県の役に立ちたいと願っている。今年は連覇する気持ちでわれわれはやってきた。私はプレーオフにはチームに戻れる可能性があるし、勝負を決める試合でチームを手伝うつもりだ」。
ロエルには野球のグラウンドで貢献すべきことがまだたくさんある。「今回は自分にとって新たな何かである。個人的にはキューバリーグでも、自分が参加する大会でも、成績の数字を増やし続けていきたい。それにわれわれは、他のキューバ選手が海外でプレーできるように"扉を開く"ことができる」。
ベネズエラリーグは、これまでロエル・サントスが参加したなかでもっとも厳しいリーグの一つである。「これまでのリーグでは、それぞれ何か新たなことを学んでいる。今回のリーグは、メキシカン・パシフィックリーグや日本リーグでの野球とすごく似たレベルにあるのは間違いない。」
来週月曜日(11月23日)にベネズエラに向けて出発するロエル・サントスは、同国のプロリーグでティグレス・デ・アラグアの一員としてプレーする。
ロエル・サントスのコメント
このニュース音声はこちらから。
Santos se vestirá de “Tigre” en Venezuela (+Audio)
https://www.radiorebelde.cu/noticia/-20201117/
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