2021年09月11日
従業員10名のロッカーから大量の商品保管が発覚 ハバナのショップ
Cubadebate、2021年9月11日、Tribuna de La Habana
住民からの告発に基づき、9月9日の木曜日、県の統合監査管理局(DISC)職員とプラヤ市の職員が、42番通りと39番A通りの交差点に位置するショップ「ECLO」で共同監査を実施し、従業員のロッカーの中からレシートのない405個の商品が見つかった。
この情報は、きょう土曜日(9月11日)、ハバナの臨時作業グループの会合で発表され、今回の監査執行において、コンポート145箱、ボナベル・ローサのオーデコロン82本、洗剤30パック、ソーセージ92パック、歯磨き粉36チューブ、チョコレート16パック、コンディショナー4本が押収されたことが明らかになった。
個人的利益のために商品独占に関与した10人の従業員に対しそれぞれ、2021年法令第30号に定められている通り、8000CUPに上る罰金が科せられた。
彼らには相応の行政処分も適用になる。押収されたすべての商品は当日のうちに販売に回された。
Sancionan a trabajadores de una tienda en La Habana por acaparamiento de productos
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/09/11/sancionan-a-trabajadores-de-una-tienda-en-playa-por-acaparamiento-de-productos/
2021年09月10日
キューバ 海外からの観光客の受け入れ再開に向けて準備中
フアン・カルロス・ガルシア・グランダ観光相
Radio Rebelde、2021年9月10日、ACN
11月15日から国境を再開するという決定のあと、キューバは海外からの旅行者を受け入れる準備をしている。
フアン・カルロス・ガルシア・グランダ観光省(Mintur)大臣は、ラジオ・テレビ番組「メサ・レドンダ」に出演し、今回の措置は国のすべての経済セクターの支援を必要としている、と説明した。
われわれは高い品質と満足度を伴う活動を再開しなければならず、労働者たちは定められた衛生ガイドラインを遵守する責任を深く理解しなければならない、と大臣は述べた。
ガルシア・グランダ観光相は、各空港の整備を進める一方、航空会社やツアーオペレーターと交渉していると語り、またすべての外構ホテルチェーンの再開も予定していると述べた。
観光分野はキューバ経済の主な原動力であり、国の他の領域、たとえば、キューバの各ホテル施設に原材料や消耗品の75%を提供している国内産業を活性化する役割を果たしている、と大臣は強調した。
10万人を超える労働者を伴うガルシア・グランダ観光相は、これらの活動の再開は、この分野に関連する自営業者への促進のほか、国営での雇用も可能にする、と述べた。
世界観光機関による直近のデータによると、2021年の1月から5月のあいだ、世界の観光地は2019年の同期間と比較して4億6千万人少ない訪問客数を記録した、と大臣はコメントした。
観光相は、今年の1月1日から8月31日までにキューバに入国した海外からの旅行者は16万3743人に過ぎず、これはパンデミック以前の時期と比較して290万人減の数字となる、と述べた。
これに、米国によるキューバに対する経済金融封鎖強化の否定的影響が追加されており、それらの措置がキューバへのクルーズ船到着に影響を与えた、と大臣は言い添えた。
また、米国からキューバへの定期運航便が禁止され、キューバはテロ支援国家リストに含められ、規制されたキューバ機関リストに観光省の施設が加えられた、と大臣は述べた。
2020年の3月には、世界的なコロナ禍の困難な状況を迎え、観光活動はゼロに減り、そのときからカヨ・ココ、バラデロ、などにある一部の施設だけが活動できた、と大臣は回想した。
今年11月に開始される新たな段階は、経済にかかわる問題だけでなく、国民の福祉や、国内の新たな日常を促進することに貢献するものとなる、と大臣は締めくくった。
11月に旅行者を受け入れるための措置
・キューバへの旅行者到着時の衛生保健ガイドラインの緩和は、科学的・公衆衛生的研究に裏付けされている。
・施設のために現在までに定められた保健・疫学のガイドラインは放棄されない。
・ホテルでの24時間体制の医療サービスは継続され、あらゆる症状を検知し、迅速に対応し、必要に応じて人びとの隔離を維持するための技術が求められる。
・より多くのツーリズムへの開放は、国家経済への関与とその離陸を念頭に置いたものです。
・ハバナ、カヨ・ココ、バラデロの観光地は、1月1日から8月31日までに、海外からの観光客を16万3743人受け入れたが、これは2020年の同時期に比べ782万4千人減の数字である。それらの観光地で旅行者は、その地域内での活動をおこなった。
・11月に向けて旅行者には、より大きな移動性と、都市観光の実施可能性が容認される。
・繁忙期(11月〜4月)に向けて、国は観光施設を改装し、文化・歴史・キューバの世界遺産を考慮した、より革新的な製品をデザインした。
・バラデロとカヨ・ココに向かう旅行者を受け入れる空港は、旅行者が荷物の量や重さの規制なしに入国することを認める。ひとり荷物1個だけという制限は無効となっている。
・現時点では、すべての訪問客に対する14日間の隔離は維持される。
・衛生保健ガイドラインは、症状のある患者の監視と、検温に特化され、サンプル検診も実施される。
・国内観光市場についても、地域ごとの疫学的指標に応じて、徐々に再開される。
メサ・レドンダ(2021年9月9日)
Cuba se prepara para la reapertura al turismo internacional (+Video)
https://www.radiorebelde.cu/noticia/cuba-se-prepara-para-la-reapertura-al-turismo-internacional-video--20210910/
2021年09月09日
INDERのフォルネース副会長 キューバ野球選手の日本での契約拡大を目指して活動中
ラウル・フォルネースINDER副会長(左)、ミゲル・ラミーレス大使(右)
Radio Habana Cuba、2021年9月9日、PL
キューバ野球は日本プロ野球リーグ(NPB)における自国選手の登場の拡大を目指しており、その目的のためにキューバスポーツ庁(INDER)のラウル・フォルネース副会長は日本で活動を続けている。
INDERの機関紙JITによると、フォルネース副会長はここ数日、ソフトバンク・ホークス、千葉ロッテ・マリーンズ、読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズ、楽天イーグルスの各幹部や、NPBの熊崎勝彦コミッショナーらと会談を続けている。
「ソフトバンクと中日については、今季わが国の選手たちの成績はどうだったか、またそれらの球団で契約を続ける可能性について検討している」、とフォルネース副会長はJIT紙に語っている。
副会長はまた、その他の球団については契約の再開を狙っていると語り、将来においては当事者たちに損害が及ばないように協定を法的に強化するよう目指す、と述べた。
「わが国の選手や連盟をより保護するために、契約書の文言を強化していく。選手が他の地平を目指して協定を破棄しないよう、条項に基づいて努める」と副会長は述べた。
フォルネース副会長は、契約手続きがこれまでどのように進められてきたか説明し、「まず初めに彼ら(日本側)はスカウトを通じて一定の選手たちに関心を示し、そのあと現地滞在できない場合はビデオを通して選手たちを観察することもある」、と述べた。
「それらの評価のあと、契約期間と契約額の申し出がキューバ野球連盟(FCB)に対してなされ、その後INDERの交渉グループに持ち込まれ、必要に応じて修正され、球団・選手・FCBの間で契約する」、と副会長は説明した。
副会長はまた、彼らが求めているキャラクターを持った有望選手についていくつかの申し出がすでになされており、ソフトバンク・ホークスの三笠杉彦取締役GMはキューバ野球リーグが開幕する際にキューバを訪問し、才能ある選手たちを評価する予定である。
現在、キューバ人11選手が日本野球の一軍で活動しているが、そのうち6選手だけがキューバ連盟傘下で契約をかわしている。
強打者アルフレド・デスパイネ、多才な選手ユリスベル・グラシアル、抑え投手イバン・モイネロは福岡のソフトバンク・ホークスで活動しており、一方、ライデル・マルティネス、ヤリエル・ロドリゲス、捕手のアリエル・マルティネスは名古屋のチーム中日ドラゴンズで活動している。
キューバTV(2021年9月8日)
Béisbol cubano por expandir contrataciones en Liga Japonesa
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/269625-beisbol-cubano-por-expandir-contrataciones-en-liga-japonesa
オルギンで交通事故 7人が死亡 1人が負傷 トラックとジープが正面衝突
Cubadebate、2021年9月9日、Camilo Velazco Petittón y Leonor Legrá Lobaina
オルギン県の工業都市モア市から4kmの地点のモア-バラコア道路上で9月8日(水曜日)の夜、「総合建設会社」NO.3所有のトヨタ製トラックが、個人所有のトヨタ製ジープと正面衝突する交通事故が発生し、7人が死亡、1人が負傷した。
亡くなられた方は以下の通り:
ホルヘ・ルイス・ラミーレス・ロドリゲス(65歳)
ホルヘ・マルキアデス・ラミーレス・ゴンサーレス(11歳)
ブラディミール・ガラーノ・ペーニャ(18歳)
エリサベス・アラストゥレ・ガイ(16歳)
ユディス・マトス・コルドバ(27歳)
ヘアン・マリオ・セラーノ・ガルシア(55歳)
オディレイディス・マトス・ファビエル(40歳)
ラウリン・マソー・コレア(41歳)は軽傷で入院中である。この痛ましい事故の原因はまだ調査中である。
キューバTV(2021年9月9日)
Accidente de tránsito en Moa deja siete fallecidos y un lesionado
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/09/09/accidente-de-transito-en-moa-deja-siete-fallecidos-y-un-lesionado/
2021年09月06日
キューバ中央銀行 キューバ・ペソ紙幣の2021年印刷分発行を発表
キューバ中央銀行
Cubadebate、2021年9月6日、Banco Central de Cuba
キューバ中央銀行は、キューバ・ペソ紙幣の2021年印刷の新シリーズ発行についてお知らせする。このシリーズは、200ペソ札、500ペソ札、1000ペソ札で構成される。
今回発行される新紙幣の透かしは、従来のセリア・サンチェスの画像に代わって、各紙幣の表の殉教者の画像になる。詳細は以下の通り。
紙幣種類 / 新たな透かし画像
200ペソ札 / フランク・パイス
500ペソ札 / イグナシオ・アグラモンテ
1000ペソ札 / フリオ・アントニオ・メジャ
新紙幣は徐々に流通を始める。200ペソ・500ペソ・1000ペソの旧紙幣も法的有効性を維持するため、新紙幣と並行して流通することになる。
Banco Central de Cuba emitirá nueva serie de billetes con año de impresión 2021
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/09/06/banco-central-de-cuba-emitira-nueva-serie-de-billetes-con-ano-de-impresion-2021/
2021年09月05日
キューバ 旅行者入国時の保健衛生ガイドラインを緩和へ 11月15日より
Granma、2021年9月5日
キューバでのワクチン接種の進捗具合とその証明済の有効性、および全国民の90%以上が11月にはワクチン接種の日程を終える見込みであることを考慮し、2021年11月15日から国境を徐々に開放するための環境が準備されている。
わが編集部に届けられた観光省のリリースによると、旅行者の到着時の保健衛生ガイドラインは緩和され、症状のある患者の監視と体温の測定に特化される。また、無作為の検診が行われ、到着時のPCR検査は求められず、旅行者のワクチン接種証明書が有効になる。
また、国内観光市場の再開は、各地域の疫学的指標に応じて、徐々に始められる。
ACN(2021年9月6日)
Abrirán gradualmente las fronteras de Cuba a partir del 15 de noviembre
http://www.granma.cu/cuba/2021-09-05/abriran-gradualmente-las-fronteras-de-cuba-a-partir-del-15-de-noviembre-05-09-2021-21-09-18
2021年09月04日
ハバナでのホテル爆破テロから24年 イタリア人犠牲者ファビオ・ディ・チェルモを追悼
ファビオ・ディ・チェルモを追悼
Cubadebate、2021年9月4日、PL
ハバナでのテロ行為の犠牲者である、イタリア人の若者ファビオ・ディ・チェルモへの追悼が本日(9月4日)、キューバ諸国民友好協会(ICAP)やイタリア系各組織およびホテル・コパカバーナの従業員たちによっておこなわれた。
今から24年前にディ・チェルモが死亡したこのホテル・コパカバーナでは、ICAPのノエミー・ラバーサ第一副会長と、Sano Giusto Solidale協会のウンベルト・セルーチ会員が、故人を回想するモニュメントに花をたむけた。
当時32歳だったこの若者は、ルイス・ポサダ・カリーレスとキューバ系米国人財団によって引き起こされたキューバに対するエスカレートしたテロリズムの犠牲者の一人となった、とラバーサ副会長は式辞で述べた。
ラバーサ副会長は、軍事・経済分野での暴力計画やスパイ行為・破壊工作・革命指導者の暗殺などで3478人の命を奪ったテロリズムの詳細について語った。
今回の追悼式典は、キューバに対しておこなわれた破壊活動や暴力行動の犠牲者たちを共有の記憶として保存するためにICAPが招集した、封鎖とテロリズムに対抗する「テネモス・メモリア」(われわれは忘れない)連帯週間の第五日目に実施された。
式典には、イタリア・キューバ友好協会のMaría Giovanna Tamburello会員も出席し、この事件をはじめとするその他多くのテロ行為の首謀者であるポサダ・カリーレスがいかなる罪にも問われることなく、マイアミでいかにして穏やかに亡くなったか、ということを糾弾した。
式典にはまた、米国のキューバ・ベネズエラ連帯委員会のコーディネイターであるグロリア・ラ・リバや、ホテル・コパカバーナのカルロス・サモラ支配人も出席した。
キューバTV(2021年9月4日)
Realizan homenaje al italiano Fabio Di Celmo, víctima de atentado terrorista, en La Habana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/09/04/realizan-homenaje-al-italiano-fabio-di-celmo-victima-de-atentado-terrorista-en-la-habana/
2021年08月28日
カナダの航空会社OWG キューバへの運航再開へ 今年10月より
Cubadebate、2021年8月28日、PL
カナダからキューバへの旅行専門ツアーオペレーターである、オラ・サン/ カリベ・ソルがきょう土曜日(8月28日)、航空会社OWGとの協力によるキューバへの運航再開を発表した。
その公式サイトはすでに、キューバ中央部にあるビジャ・クララのカヨ・サンタマリア、トリニダ、シエンフエゴスや、東部にあるオルギン、カマグエイのサンタルシア、サンティアゴ・デ・クーバといった旅行先の予約有効性について情報を載せている。これらの旅行先には今年10月からトロントとモントリオールから出発する航空便が到着する。
キューバで稼働している宿泊施設やその関連施設は、「より衛生的で安全な観光」という認証を持って分類されており、これは、世界保健機構(WHO)とキューバ公衆保健省と観光省による推奨事項を考慮して、あらゆる運営過程での衛生的な安全性を保証するものである。
また、従業員は必要なケアを提供できるよう訓練課程を経ており、旅行者はホテル外も含む各施設ごとで新型コロナウイルス感染を防止するために定められたガイドラインを遵守しなければならない。
カナダの航空会社OWG(オフ・ウィー・ゴーの略、あそこへ行こう、の意)は、ケベック州のチャーター航空会社ノリノール・アビエーションの子会社で、昨年7月にオラ・サン / カリベ・ソルとの提携を発表した。
カナダは2019年までキューバへの観光旅行者の最大の発信地であり、2019年には100万人を超える旅行者を送り込んでいる。
世界的なコロナ禍による運航休止のあと、キューバとカナダの両国は、観光産業に関連した交流の回復を目指している。
Turoperador de Canadá anuncia reinicio de operaciones en Cuba
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/08/28/turoperador-de-canada-anuncia-reinicio-de-operaciones-en-cuba/
2021年08月27日
ハリケーン・イーダ キューバを通過しメキシコ湾へ さらに勢力を増し米国へ上陸か
ハリケーン・イーダはキューバを離れルイジアナ方面へ
Radio Habana Cuba、2021年8月27日
キューバ時間の今夜10時少し前に、ハリケーン・イーダの中心は、ピナール・デル・リオ県のプエルト・エスペランサを通じて、キューバ領土から離れた。
その領土の通過の際、イーダはサファ・シンプソン・スケールでカテゴリー1のハリケーンとして通過した。その前には熱帯暴風雨としてイスラ・デ・ラ・フベントゥ特別自治区に影響を及ぼしていた。
イーダはキューバからは離れ、現在メキシコ湾上を進んでいるが、キューバの西部と中部では、激しい雨と風が続くとみられる。
キューバのミゲル・ディアスカネル大統領は今日(8月27日)、国内におけるハリケーン・イーダによる住居や屋根、電気設備への被害などの状況について検討した。
メキシコ湾の温暖な海域では、ハリケーン・イーダはカテゴリー3または4になる可能性があり、特に日曜日に上陸するであろう米国ルイジアナ州にとっては非常に危険な状態になりうる。
NHC(米国立ハリケーンセンター)の予報によると、最大の危険はメキシコ湾岸で、イーダが非常に急速に強化され、メキシコ湾岸北部に近づくにつれて、「非常に危険な最大のカテゴリーのハリケーン」になるときに始まる。
この予報が確かであればイーダは、時速125マイル(時速201km)の風速を伴うカテゴリー3のハリケーンとしてニューオーリンズに上陸したハリケーン・カトリーナ以来16年ぶりの襲来となり、ニューオーリンズはイーダの暴風の被害を受ける最大の可能性を持つ場所の一つである。
専門家たちは、ルイジアナとミシシッピー州の地域で、最大11フィート(3メートル)の高波による浸水の危険性を警告し、ニューオーリンズを含むこれらの地域での強風による「壊滅的な被害」の可能性をアナウンスしている。
キューバTV(2021年8月27日)
Huracán Ida abandona Cuba y avanza sobre el Golfo de México
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/268337-huracan-ida-abandona-cuba-y-avanza-sobre-el-golfo-de-mexico
キューバ ハリケーン警報発令 マヤベケからピナール・デル・リオまで
Radio Rebelde、2021年8月27日
熱帯性暴風雨イーダに関する市民防衛隊全国司令部の情報声明第3号
2021年8月27日、午前9時
キューバ気象庁予報センターの情報によると、熱帯性暴風雨イーダは勢力を拡大し続け、同様の進路と速度を維持しながらキューバ領土へ接近中である。
これから数時間のうちに、激しい雷雨を伴った風がその中心から150kmを超える範囲で吹き、ピナール・デル・リオからシエンフエゴスに至る各県の南岸では高波が生じ、これがイスラ・デ・ラ・フベントゥ特別区を含むマヤベケからピナール・デル・リオに至る各県の低地で中程度の沿岸浸水を引き起こし、さらには強い雨になると予想されている。
この熱帯性暴風雨が示している危険な兆候を考慮し、ハバナ、マヤベケ、アルテミサ、ピナール・デル・リオ、イスラ・デ・ラ・フベントゥ特別自治区へ、本日午前9時よりハリケーン警報発令が発令されることが決定した。
サンクティ・スピリトゥスからマタンサスに至る各県には引き続き情報フェーズが維持されており、その他の各県ではこの暴風雨の発達状況を注視し続ける必要がある。
国民におかれては、各メディアや各公式サイトなどで気象庁や市民防衛隊の最新情報を入手し、地元当局からの指示に規律正しく従うよう、お願いする。
気象庁の予報センターと市民防衛隊全国司令部は、このハリケーンについて警戒を続ける。
市民防衛隊 全国司令部
キューバTV(2021年8月27日)
Decretan Fase de Alarma Ciclónica Mayabeque hasta Pinar, incluyendo la Isla de La Juventud
https://www.radiorebelde.cu/noticia/decretan-fase-de-alarma-ciclonica-mayabeque-hasta-pinar-incluyendo-la-isla-de-la-juventud-20210827/