2021年08月27日
ハリケーン・イーダ キューバを通過しメキシコ湾へ さらに勢力を増し米国へ上陸か
ハリケーン・イーダはキューバを離れルイジアナ方面へ
Radio Habana Cuba、2021年8月27日
キューバ時間の今夜10時少し前に、ハリケーン・イーダの中心は、ピナール・デル・リオ県のプエルト・エスペランサを通じて、キューバ領土から離れた。
その領土の通過の際、イーダはサファ・シンプソン・スケールでカテゴリー1のハリケーンとして通過した。その前には熱帯暴風雨としてイスラ・デ・ラ・フベントゥ特別自治区に影響を及ぼしていた。
イーダはキューバからは離れ、現在メキシコ湾上を進んでいるが、キューバの西部と中部では、激しい雨と風が続くとみられる。
キューバのミゲル・ディアスカネル大統領は今日(8月27日)、国内におけるハリケーン・イーダによる住居や屋根、電気設備への被害などの状況について検討した。
メキシコ湾の温暖な海域では、ハリケーン・イーダはカテゴリー3または4になる可能性があり、特に日曜日に上陸するであろう米国ルイジアナ州にとっては非常に危険な状態になりうる。
NHC(米国立ハリケーンセンター)の予報によると、最大の危険はメキシコ湾岸で、イーダが非常に急速に強化され、メキシコ湾岸北部に近づくにつれて、「非常に危険な最大のカテゴリーのハリケーン」になるときに始まる。
この予報が確かであればイーダは、時速125マイル(時速201km)の風速を伴うカテゴリー3のハリケーンとしてニューオーリンズに上陸したハリケーン・カトリーナ以来16年ぶりの襲来となり、ニューオーリンズはイーダの暴風の被害を受ける最大の可能性を持つ場所の一つである。
専門家たちは、ルイジアナとミシシッピー州の地域で、最大11フィート(3メートル)の高波による浸水の危険性を警告し、ニューオーリンズを含むこれらの地域での強風による「壊滅的な被害」の可能性をアナウンスしている。
キューバTV(2021年8月27日)
Huracán Ida abandona Cuba y avanza sobre el Golfo de México
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/268337-huracan-ida-abandona-cuba-y-avanza-sobre-el-golfo-de-mexico
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