2021年10月04日
キューバの代表的ジャーナリスト マルタ・ロハス死去 モンカダ裁判の語り部
マルタ・ロハス、「モンカダ裁判」の著者
Cubadebate、2021年10月4日
長い経験を持つキューバ人ジャーナリストで作家のマルタ・ロハスが昨日10月3日、心臓発作の結果、死去した。「愛するマルタよ、永遠に」、とクーバペリオディスタスはフェイスブックに記した。
1997年の「ホセ・マルティ」ジャーナリズム賞、2006年「アレホ・カルペンティエール」小説賞の受賞者マルタは、グランマ紙が創刊56周年を祝っているちょうどそのときに、さよならを告げた。
マルタは1931年5月17日、サンティアゴ・デ・クーバで生まれ、ハバナでジャーナリズムを学んだ。著書には小説6作品と、証言にかかわる数冊の書籍がある。その中には、モンカダ兵営・カルロス・マヌエル・デ・セスペデス兵営襲撃とフィデルの裁判に関する『モンカダ裁判』がある。
フィデル・カストロによる1953年7月26日のモンカダ襲撃事件の比類なき証人であった。
キューバ革命勝利のときは、ボヘミア誌で働いており、その直後にレボルシオン紙のジャーナリストチームに参加した。そのあとグランマ紙にその創設(1965年)から参加した。
「キューバ労働英雄」受章者の知識人マルタは、「モンカダ襲撃事件」の描写によってだけでなく、およそ10年間に及ぶベトナム戦争における最初のキューバおよびラテンアメリカの特派員としての活動によっても知られている。
ディアスカネル:「言葉」と「キューバ革命」の女性、マルタ・ロハスが去った
「言葉」と「キューバ革命」の女性、「モンカダ裁判」以降の比類なき証人で語り手であるマルタ・ロハスが去った。「労働英雄」受章者マルタは、最期のときまでジャーナリストであり作家であった、とミゲル・ディアスカネル大統領はツイッターに投稿した。
彼女のきわめて重要な業績は、国民の記憶である、と大統領は強調した。
【動画】マルタ・ロハスとアナ・カイロがフィデル・カストロについて語る
【動画】キューバジャーナリズムの偉人、マルタ・ロハス
Marta Rojas en “Con 2 que se quieran” (2018年11月)
Última entrevista de Marta Rojas en la Mesa Redonda(2020年)
RLTV_ Entrevista con Marta Rojas, la cronista de la Revolución cubana.
Marta Rojas. La Historia me Absolverá, documento vigente para #Cuba, América Latina
Muere Marta Rojas, destacada escritora y periodista cubana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/10/04/muere-marta-rojas-destacada-escritora-y-periodista-cubana/
キューバ代表 メンバー12人で帰国 U-23野球ワールドカップで4位
U-23野球ワールドカップに出場したキューバ代表チームが帰国
Radio Habana Cuba、2021年10月4日
メキシコで開催されたU-23ワールドカップで4位になった野球キューバ代表チームがきょう月曜日(10月4日)の朝、ハバナに到着し、スポーツ当局の幹部たちに迎えられた。
ハバナのホセ・マルティ国際空港で、メンバー12人を出迎えたINDERのラウル・フォルネース第一副会長は、
栄誉ある4位という結果を祝い、各試合で見せた奉仕と勇気に感謝した、とキューバラジオが今大会に派遣したギジェルモ・ロドリゲス記者が報じた。
「皆さんが保った姿勢はわれわれの誇りである」、とフォルネース副会長は、キューバ代表団のメンバーを歓迎する際に述べ、「直面した困難さや、多くのプレッシャーにもかかわらず、皆さんは国を代表して、必死で戦い続けた」、と語りかけた。
INDERのアリエル・サインス副会長や、フアン・レイナルド・ペレス新コミッショナーを伴ったフォルネース第一副会長は、チーム・国・ファンとの使命を放棄した者たちとは反対の力強さの意義と、メキシコでの大会でスーパーラウンドに進出し銅メダルを争うことを可能にしたパフォーマンスを賞賛した多くの同胞たちの間に生じた雰囲気を強調した。
「最高の対応は試合のグラウンドから発せられるものであることを意識し自らに使命を課す能力が優った」、とキューバ野球連盟の幹部ルイス・ダニエル・デル・リスコは述べた。
チームの最終戦は、銅メダルを争うコロンビア戦だった。チーム離脱者が最終的に12人となる困難な状況にもかかわらず、3対5の接戦に持ち込んだものの敗れた。
決勝では、ベネズエラ代表が地元メキシコ代表に勝ち金メダルを獲得し、キューバのミゲル・ディアスカネル大統領から祝福を受けた。
メキシコ代表を決勝で4対0で下したベネズエラに対して、キューバ大統領は「兄弟たちよ、勝利おめでとう」、とツイッターでメッセージを送った。
キューバTV(2021年10月4日)
キューバTV(2021年10月4日)
Regresa a Cuba selección cubana de béisbol
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/272490-regresa-a-cuba-seleccion-cubana-de-beisbol
2021年10月03日
ヨエン・ソカラースがドミニカリーグへ フランク・マダンとライコ・サントスはベネズエラリーグと契約
カマグエイのフランク・マダン投手
JIT、2021年10月3日
キューバ野球連盟(FCB)はきょう(10月3日)、本紙に対して、3選手がドミニカ共和国とベネズエラの各プロリーグでの契約の栄誉にあずかり、明日月曜日に出発する、と認めた。
FCBのヨバニ・アラゴーン副会長は、サンクティ・スピリトゥスのヨエン・ソカラース投手がドミニカ共和国リーグのレオーネス・デル・エスコヒードで活動するため渡航する、と発表した。
アラゴーン副会長はまた、カマグエイのフランク・マダン投手とグランマのライコ・サントス外野手がベネズエラリーグのティグレス・デ・アラグアに加入する、と述べた。
両リーグとも10月にその日程を開始し、カリビアンシリーズ2022の開始前、来年1月末までおこなわれる。
今回の契約は、海外でのキューバ選手の契約戦略の実行の一環であるが、これまでも繰り返し述べられている通り、米国政府がキューバに対して維持している封鎖政策によって、米国プロリーグへの扉は閉じられている。
グランマのライコ・サントス外野手
キューバTV (2021年10月4日)
Peloteros contratados parten a Venezuela y Dominicana
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=250292
2021年10月01日
キューバ代表 パナマに延長8回逆転サヨナラ勝ち U-23野球ワールドカップスーパーラウンド第五戦
先発ブライアン・チー好投
JIT、2021年10月1日、PL
キューバ代表はきょう(10月1日)、パナマを相手に延長8回9対8で感動的な勝利をおさめ、第三回U-23野球ワールドカップでのメダル獲得の可能性を残した。
キューバの野球選手たちは、4回終了時に5点だったビハインドを帳消しにする快挙を達成した。
7回裏に6対6に追いつき、8回にタイブレークルールに突入したキューバ代表は、その回3点をあげ、相手チームを退けた。
重要だったのは、右腕ブライアン・チーの好投で、4回1/3を投げ、許した安打はわずか3本で、パナマ打線を抑え込んだ。
また、ロドレシス・モレノが3安打、ギジェルモ・ガルシアが2安打を記録し、打撃面から勝利を支えた。
この勝利でパナマと同じ2勝3敗となったキューバは、この日の残り試合であるベネズエラ対中華台北戦と、メキシコ対コロンビア戦の結果待ちであり、三つ巴となる可能性もある。
エリエル・サンチェス率いるチームが土曜日(10月4日)に銅メダルを争えるかどうかは、その結果にかかっている。
パナマ対キューバ(フル)2021年10月1日
キューバTV パナマ対キューバ(1回途中より)2021年10月1日
Cuba venció a Panamá y sigue con vida en Mundial de Beisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=250274
2021年09月30日
キューバ代表 コロンビアに完敗 U-23野球ワールドカップスーパーラウンド第二戦
ジョナタン・カルボー6失点
JIT、2021年9月30日
貧打と、先発投手の6失点が、メキシコのヘルモシージョ市を舞台とする第三回U-23野球ワールドカップのスーパーラウンドにおけるコロンビア戦でのキューバチームの敗北を決めた。
今大会決勝へ進む可能性を残すためには勝利が必須だったエリエル・サンチェス率いるチームは、わずか6安打で1得点に終わり、一方相手チームは10安打で6得点をあげた。
ジョナタン・カルボーは、コロンビア打線を抑える使命を持って登板したが、それを果たせたのは2イニングだけだった。3回に3点を奪われ、4回にさらに2点、5回にも1点を失い、降板した。救援として登板したマルロス・ベガは2回2/3を投げ、無失点に抑えた。
グスタボ・カンペロ(2打数1安打、1本塁打、2打点)、レアンドロ・エミリアニ(3打数2安打)、ヘスス・アダルベルト・マリアガ(4打数2安打)、ラファエル・ロメロ(4打数2安打)が、コロンビアチームの打撃陣で最も活躍した。コロンビアはフアン・サバラも本塁打を放った。キューバ打撃陣ではミゲル・アントニオ・ゴンサーレスが3打数3安打と一人気を吐いた。
コロンビアの監督はひじょうに自然な流れで投手陣を起用した。ルイス・ガブリエル・モレノが5イニングを投げ完封し、中継ぎのカルロス・イグナシオ・デ・アビラはキューバチームに唯一の得点を許したものの、そのあと登板したクルーザーのジェイソン・ホセ・バティスタが三者連続三振で締めた。
キューバは銅メダル争いに進むためには、もはや金曜日のパナマ戦に勝つだけでは足りない。きょう中華台北がパナマに勝つことも必要である。
コロンビア対キューバ(フル)2021年9月30日
キューバTV コロンビア対キューバ(後半のみ)2021年9月30日
Costosa derrota ante Colombia en Copa Mundial de Beisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=250266
2021年09月29日
キューバ代表 ベネズエラに5回コールド負け U-23野球ワールドカップスーパーラウンド初戦
ブライアン・チー、崩れる
JIT、2021年9月29日
ベネズエラ代表がきょう(9月29日)、ヘルモシージョ市での第三回U-23野球ワールドカップのスーパーラウンド初日にキューバ代表を圧倒し、11対0で5回コールド勝ちした。
合計15安打で、そのうち長打が8本というのが、コールド勝ちが決まるまで全イニングで得点を続けたベネズエラチームの猛攻を明らかに表現している。
先発のブライアン・チーも、救援のケルビス・ロドリゲスも、相手打線を抑えることができず、二塁打5本と、カルロス・ロドリゲス、ロメール・クアドラード、フアン・フェルナンデスから本塁打を打たれた。このうちロドリゲスによる本塁打は初回に打たれており、この試合結果を予感させるものだった。
チーは、わずか1回を投げ、6安打5得点を許し、2四球を与え、1奪三振だった。その制球のなさは明らかで、それが高くついた。
ロドリゲスは、序盤での非常に大きなビハインドを避けようと登板したが、それが無理になると、負け試合で投手陣の浪費をしないために、全工程を担当しなければならなかった。
ギジェルモ・ガルシアとヤンディ・ヤネスがそれぞれ2安打を記録し、この日のキューバ打撃陣では間違いなく最高の成績を収めた。ヘスス・ベガスが勝利投手となり、チーが敗戦投手となった。
このスーパーラウンドでは、一次ラウンドでの進出チーム間での対戦成績が反映されるため、中華台北に対する勝利と、メキシコおよびベネズエラに対する敗北により、現在キューバは1勝2敗となった。
明日木曜日にコロンビアと、金曜日にはパナマと対戦する。土曜日にメダルを争うためには、この両チームに勝たねばならない。そうでなければ非常に難しくなる。
きょう水曜日、コロンビアは中華台北を破り、本稿執筆時、メキシコはパナマと対戦中である。
キューバ対ベネズエラ(フル)2021年9月29日
キューバTV キューバ対ベネズエラ(フル)2021年9月29日
Furia venezolana ante Cuba en Copa Mundial de Beisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=249259
2021年09月28日
キューバ代表 4連勝 スーパーラウンド進出決定 U-23野球ワールドカップ第五戦
ナイケル・クルース好投
JIT、2021年9月28日
成績が明らかに上昇する中で、選手数が7人減ったものの、キューバ代表はきょう(9月28日)、ドミニカ共和国に6対2で完勝し、メキシコのソノーラを舞台とする第三回U-23野球ワールドカップのスーパーラウンドへ進出する。
先週金曜日に地元チームで前回覇者のメキシコに敗れたあと、エリエル・サンチェス率いるチームは中華台北、ドイツ、チェコ共和国、ドミニカ共和国に対し4連勝し、自力で進出を決めた。
このすべては、大会のさなかに7人のメンバーがチームメイトを見捨てる道を選んだ中で起きた。この7選手の行為は、政治的意味合いは抜きにして、スポーツ的裏切り、つまり、キューバ風に言えば、言葉の全き意味において「クソ」として分類されるべきものである。
INDERとキューバ野球連盟の当局は、これらの離脱者たちはメジャーリーグベースボールで成功するためにわが国の野球選手が向かうための、合法で論理的で自然な道筋が存在しないということが動機になっている、と主張している。そしてこれは紛れもなく確かなことである。
またそのための理想の道筋が濃密で実りある対話による3年間で築かれたが、フロリダの圧力に扇動された金髪の狂人ドナルド・トランプがあっという間に破壊する役割を果たしたことも事実である。
この状況において、経済危機、新型コロナウイルスのパンデミック、メディアによるテロ、そしてキューバに対する若い世代の不安定化の企みなどの中で、わが国の代表チームは、その第一の最も重要な目的を果たすために、オブレゴン市でチームを作り変えていった。
きょう火曜日(9月28日)、ドミニカ共和国投手陣から、ロドレイシス・モレノ、ランヘル・ラモス、アンドリィス・ペレスが複数安打を記録し、チーム全体で10安打を放った。投手陣では、左腕ナイケル・クルースが6回を投げ、2安打2失点(クリストファー・プホルスによる2点本塁打)に抑え役目を果たした。
試合の締めは、フランク・アベル・アルバレスが任され、1イニングを無傷でこなした。敗戦投手は、5回を4失点だったクリスティアン・モンテス・デ・オカだった。
キューバが属するグループAでは、メキシコが4勝1敗でトップに立ち、中華台北も3勝2敗でスーパーラウンド進出を決めた。グループBでは、ベネズエラ(4勝1敗)、コロンビア(4勝1敗)、パナマ(3勝2敗)が進出を決めた。
明日水曜日(9月29日)、エルモシージョ市において、キューバはベネズエラと対戦し、木曜日にはコロンビア、金曜日にはパナマと対戦する。「容易な相手」は存在しないが、栄光あるキューバ代表のユニフォームを身に着けた者たちは、自らの功績で適切な位置につくことだろう。土曜日にはメダルを争う試合が行われる。
たとえ現在、栄光あるユニフォームを着ているのが17人であっても、さらなる喜びを期待しよう。
キューバ対ドミニカ共和国(フル)2021年9月28日
キューバTV キューバ対ドミニカ共和国(フル)2021年9月28日
Mientras... Cuba crece y avanza en Copa del Mundo de Beisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=249249
2021年09月27日
キューバ代表 チェコを破り3連勝 U-23野球ワールドカップ第四戦
先発ホセ・エドゥアルド・サントスが完投勝利
JIT、2021年9月27日
メキシコのソノーラ市で開催中の第三回U-23野球ワールドカップで、キューバ代表が三連勝し、スーパーラウンドへの進出が目前となった。
グループAに属するエリエル・サンチェス率いるチームは、メキシコに屈したあと、中華台北、ドイツ、チェコ共和国に勝利し、きょう月曜日(9月27日)のドミニカ共和国対中華台北戦のあとにも進出が決定する。
ヤキス・デ・オブレゴン球場でのきょうの試合では、右腕ホセ・エドゥアルド・サントスがチェコ打線を相手に完投し、2安打、1失点、5四球、5奪三振で、7対1と勝利した。
一方、打線はこれまでで最多の8安打を放ち、チェコ投手陣による9四球も相まって、7点を挙げた。
ランヘル・ラモス遊撃手が4打数2安打1打点1得点を記録し、キューバ打線で最高の成績を上げた。チェコ打線では、 Marek Chlup と Daniel Ondroušek の二選手が安打を放っただけだった。
サントスがもちろん勝利投手となり、Viktor Vecerkaは3回を投げ許した安打は1本だけだったが、5四球を与え7点を失い、敗戦投手となった。
明日火曜日(9月28日)、キューバ代表は、先週木曜日に雨天のため中止となったドミニカ共和国との試合をおこなう。この試合の重要性は、月曜夜に判明するスーパーラウンド進出決定の有無にかかっている。
キューバ対チェコ(フル)2021年9月26日
キューバTV キューバ対チェコ(ハイライト)2021年9月26日
Tercera victoria seguida en Copa Mundial Sub-23 de Beisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=249240
2021年09月26日
キューバ代表 ドイツに勝ち2勝目 先発マルロン・ベガ好投 U23ワールドカップ第三戦
先発マルロン・ベガ好投
JIT、2021年9月26日
キューバ代表はきょう(9月26日)、メキシコで開催されているU-23野球ワールドカップで、グループAのうちレベルの劣るドイツチームに10対3で勝ち、大会2勝目を挙げた。
ヤキス・デ・オブレゴン球場で行われた同試合の7イニングで放った安打はわずか6本であったが、相手チームの投手による11四球と守備陣の4失策を利用した。
エリエル・サンチェス率いるチームの打撃陣ではランヘル・ラモスが3打数2安打、1二塁打、2得点、1打点と気を吐いた。
しかし、最も打点が多かったのは、ミゲル・アントニオ・ゴンサーレス(2打数1安打)が3打点、ロイデル・チャペジー(4打数1安打)が2打点だった。
投手陣では、先発マルロン・ベガが5イニングを好投し、1安打、1失点、2四球で8三振を奪った。
救援投手1人目はケルビス・ロドリゲスで、1回1/3を投げ、3安打で2失点だった。試合を終わらせるために登板したフランク・アベル・アルバレスは2/3回を完璧に抑えた。ドイツチーム側では一番打者アレクサンダー・シュミットが2安打と活躍した。
キューバ代表はこの勝利の前、数時間のうちに3人の選手がチームを放棄し、これでメキシコ到着後の離脱者は合計6人となった。
INDERはツイッターを通じて、FCB(キューバ野球連盟)とMLBとの間の協定取り消しのために、他の国に対して設けられている自然なルートによって夢を実現することが阻害されており、キューバ人の福祉と平穏からかけ離れた、政治的利益を守るために選手の売買が促進されている、と述べた。
このツイートを引用して、キューバ野球連盟は、「U-23ワールドカップに出場しているわが国の代表チームのメンバーからの離脱者が明らかになっている。ディスマニ・パラシオ、レイナルド・ラサガ、ダリエル・フェルナンデスが使命を放棄した選手に加わった」、と述べた。
月曜日(9月27日)、キューバ代表はチェコ共和国と対戦する。そのあと先週木曜日に雨天のため中止となった試合の振り替えとして、ドミニカ共和国と対戦しなければならない。スーパーラウンドに進出する可能性はより確かなものとなっている。
キューバ対ドイツ(フル)2021年9月26日
キューバTV キューバ対ドイツ(フル)2021年9月26日
Triunfo ante Alemania en Mundial Sub-23 de Beisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=249229
2021年09月25日
キューバ代表 中華台北に勝利 ユディエル・ゴンサーレス逆転本塁打 U23ワールドカップ第二戦
ユディエル・ゴンサーレス、逆転本塁打
JIT、2021年9月25日
キューバ代表チームはきょう(9月25日)、第三回U-23野球ワールドカップで中華台北代表チームを2対1で降し、メダリストを決めるスーパーラウンドに進出する可能性を残した。
先発ジョナサン・カルボーと救援ナイケル・クルースによる見事な好投によってキューバは勝利し、金曜日のメキシコ戦に0対5で敗れたあと、グループAでの戦いの真っ只中に復帰した。
カルボーは4回2/3を投げ、2安打、4四球、6奪三振で、1失点に抑えた。中華台北チームは初回に先制点を挙げたが、それがこの試合での唯一の良い場面となった。
クルースは2回1/2を投げ、わずか1安打、1四球で5三振を奪った。その抑えが、5回裏に劇的に得たリードを守った。
キューバ打撃陣はそれまで得点がないままだったが、そのとき指名打者のユディエル・ゴンサーレスがレイナルド・ラサガを走者に置いて、センターのど真ん中に本塁打を放った。
エリエル・サンチェス率いるチームの打線は、この日も特別なものはなく、放った安打はわずか5本で、そのうち2本がギジェルモ・ガルシアによるものだった。
対戦成績を1勝1敗としたキューバチームは今日日曜日(9月26日)にドイツ、月曜日(9月27日)にチェコ共和国と対戦する。今大会二次ラウンドに進出するためには負けるわけにはいかない相手である。
中華台北対キューバ(フル)2021年9月25日
キューバTV 中華台北対キューバ(フル)2021年9月25日
Cuba venció a Taipéi de China en Mundial Sub-23 de Beisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=249225