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2020年12月20日

北風に 雲が棚引く 師走空 等圧線の 図形さながら

今年の師走は日本海の水温が例年より高いので水蒸気の量が多く
その水蒸気が大陸からの季節風で冷やされて運ばれてくるから新潟などが豪雪になっているらしい
冬の雲の衛星画像は縦縞の等圧線のままに図案化されたように見える
津軽海峡とか豊後水道の陸地が切れる部分には雪雲が流れ出る
九州の太平洋側は衛星画像に雲が出ていることはないのだが
実際は昨日も今日も雲が長く棚引いている
いつも同じ所にあるのでこれもこの辺りの地形が成しているのかも知れない

いつも同じ所に棚引く雲の位置は
大陸から日本海を経由して九州の尾根の隙間を通る万里の道なのかも知れない
この大気の道を通って龍も通るかも…
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