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2021年02月09日

高天原の所在に關する諸説 その6

右の説の批評
高天原なる祖國を南洋方面に求めんとするの説は、一見頗る科學的にして、單に古傳説にのみ拘泥して論をなすものとは、甚だしく其の撰を異にするが故に、往々人をして之を傾聽せしめ、識者の之を信ずるもの亦少からざるが如し。
然れども、さらに之を熟考するに、本邦人の容貌、骨相、風俗、習慣等の、南洋諸島の住民の其れに類似せるものありとの事は、是に依りて邦人の中に、彼等と同一系統の血液の混在せる事實を示せるものなりと、解するの理由とはなるべからん。
而も未だ之を以て、我が天孫民族の祖國が南洋方面にありきとの證となすには足らざるなり。
容貌、骨相の事は暫く擱き、本邦人の風俗習慣中、一方に於て南洋系統のものと相容れざるもの少なからざるは、亦之を認めざるべからず。
例えば黥面、文身の俗の如し。
こは南方に於て廣く行はれ、本邦の古代、叉此の風あるもの多かりしも、而も之れ異族若しくは賤者の俗として、天孫民族の敢て爲さざる所なりしなり。
叉南方系の者多く漁業に從事するに反し、我が古傳説には、天孫が山幸彦(やまさちびこ)として、海幸彦(うみさちびこ)と相争ひ給ひしことを傳ふるあるにあらずや。
其の天孫が、南洋に面せる日向の地に降臨し給へりと言ふが如きは、一見此の方面に深き關係あるが如く思はしむるものありと雖、而も其の降臨地として傳へらるる所は、扁舟の寄るべき海岸にはあらずして、所謂襲の高千穂たる山嶽重疊の高地なりしなり。
若し夫れ鰐魚(わに)に關する古傳説の如きは、是によりて毫も南洋との間に關係を認むべきにあらず。
タグ:海幸彦
posted by うさぎ at 07:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 高天原
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