想像してみる
観たこともない風景を。。。


「センセ、今日の『お題』は何ぁに？」

ふふふ、そうだねぇ。。。こないだは『ねこ』だったから。。。

「イヌ！」「ブタ！」「サル！」

そんな観たことないもの、恰好が分からないから作れないでしょうよ。

「そうなんだよねー」

じゃぁ、『とり』だ。　　あ、骨付きチキンとか、ダメだよ。
「え"−っ」カラスとかハトとか、スズメとか、シジュウカラもオナガもヒヨドリも。。。
けっこう沢山見かけるじゃん、この辺。いろんな声聞こえるよ。
そこの電線によく留ってるし。　　ほら、メジロもウグイスもセキレイも。。。
「あぁ田んぼ行った時、サギもいた！」そうだょねぇ、、、新河岸川にはカワセミもいるってよ。
どんだけカントリーサイドかなぁ、ここ。
なのに、皆観ていない。　観たもの描くのが基本だけど、たまにはチャレンジ！知らないものを作る。
考える、想像する。。。どうして羽根があるの。。。？　どうやって枝に止まるの？


うまく作れたらしい、「アヒルが水を飲むところ」、壊れる前に写真撮っといて！。
ホントだよねー、チャンバラやってから帰るからリュックの中で大暴れ、だよねー。

「あのさ？　今人さんの所を曲がると和紙の里なんだよ　池にね、鯉のほかに細い魚がいたの、青い線の」

「あした東秩父行くなら付いてくよ」

めずらしいね。
「あの魚が何だか見てみてよ」

わしゃガイドか。

雲には雲の。　雲にも雲の。　それぞれ事情があって。　でも、雲。
雲は雲だけどふんわり形はすぐに変わり去り、、、それでも雲は雲。それも雲。だから雲。


ということかなぁ。。。ASSERTION。。。

自分を知るのは楽しい。　時々は弱点も赦してやろう、少しだけ。

今日は市民大学の講座を聴いてきた
うん、やっぱりオッケーだ。あとりえの仕事はオッケーだ。
そんな風に自分を、今を、立ち位置を常に確認しながら。。。
やっぱり当面は『立体』に拘ってみよう
なにせ今の子達は　いやでも２D3Dの平面暮らしだから、なぁ。。。

で、今日のテーマは　　『虫』。

飼っていてても、周りん家のを眺めてても。。。
よぉく観てるかどうか、がポイント。

学校の帰りにいつも眺めているんだろうなぁ。。。「何を見てるんだろ？」
って。

親子3人、ボートで浮かぶつもりがボクだけ滑り落ちる。
追いつこうにも流れが早い、待ってと言ってもからかわれるばかり・・・


ついうっかり、声を掛けてしまった。
「だいじょぉぶ。　　ほら、お手手つないであげてるから」

『うん』　　　　というより素早く何気なく水中で指が絡まってきた。
『こわくないよ、手つないでいるから。ボク泳いでるよ。ほら。。。こわ。　こわ。　』

親は楽しいよっていうけれど。。。水は怖い、お手手つないでいてほしい
たとえ名前が言えるくらい大きくなったとしても。。。
怖い水の中で突き放されたくない、それが愛だとしても。。。

ゆーっくり、お手手つないで流れるプールを2周した。　　もう残暑だから水は、風は、肌寒い。。。
『おなか痛くなるぅ』
「そうだね、抱っこしてあげよう、水の外は暖ったかいよ。」腰に抱き上げて流れるプールをさらに1周。
「じゃあね」といって別れてきた。

「狼煙」、とはまたちょと意味合いが違うんだけど、
「言わずもがな」かな。
あとりえの前に置くだけ、飾るだけ、吊るすだけ、で皆に伝わる。　
　
　「あぁ、きょうのお稽古はこれ、ね」

子育てに夢中なお母さんは素敵だけど、サ。
保育園は順番待ち、実家も姑も、まぁ一長一短。
ファミリーサポートも都内じゃないけど結構高い。
形振り構わずここまで来たけど。。。。みたいな。


何年か前、ある日、「口に紅いのサァ〜、塗ると良いよ」　と息子に言われた。

ダサい・ボサい恰好で頑張ってますってオーラ振り撒いて。。。

それ、逆にカッコ悪いね。「え〜、そぉお？真っ赤は好きじゃないんだけどなぁ。。。」
「うん。。。真っ赤は血みたいだけど、ほら、もちょっと髪とかクルクルにしてさぁ。。」
うげっ。サイですか。


素敵なご家族だなって思ってる奥様とランチに行った時、彼女を誉めたら彼女は
「え〜ひろセンセも変わってませんよ。初めて見たとき浴衣着てマニュキアが珍しい色でシャレてるなぁと。。。」
ほぇっ？そういやそんなこともしてたっけ？

。。。身繕い。　やっぱり美人かどうかは別にしても、きれいにしていたいやね。
彼女を見てるとうつくしい妻が『父の日』への素敵なメッセージ、かなと思う。

公園で一人が暴れだした。めちゃめちゃ殴り。
周りが止めようにもやっぱり殴る子は身体がデカイ。
後ろから羽交い絞めしたら丁度ブロック柵の上に座る体形に、その子は私のお膝の上。

「さてさて、何がどうして　こうなった？」
少年ｃ：なにもしてないのに殴られた。
「ケンカ両成敗、殴られるやつも悪い、謝りな？」　　少年ｃ：ごめんね。
少年Ｊ：だってだってっヒッく

少年aとｂの話を聞くと、他のＤ君の忘れものの水鉄砲をＪがパチクッたところをｃに見つかって「何を持ってんの？」
Ｊ：うるさい、わぁ〜〜〜ん(殴る)(殴る)って図らしい。。。なんのこっちゃ、素直に謝ったｃが一番の正義漢。

「じゃあさ、こうしよう
Ｄ君は今度いつこの公園に遊びに来るの？」　　ｃ：Ｄは明日はバスケで来れない　ａ：おれ、あいつとクラス同じ、藤原センセ。
金曜日は運動会の前だから早帰りだ、じゃあ　みんな　明日学校でＤ君に伝言、
『ブツはＪが預かった　返してほしくば金曜3時に公園に来いって』
ｂ：Ｄのじゃなかったら？　ｆちゃん：え〜あれはＤのだと思うよ、青とオレンジのだモン、小さいやつ
ａ：おれのはバズーカだぜっ（それはデカ過ぎて欲しくてもポケットに隠せないんだよぉ）
Ｄ君がちがうって言ったら他に誰か忘れたか聞いて。みつけて。

ｂ：金曜日に来なかったら？
次はいつＪが遊びに来るか、張り紙しとけば？　　　　皆：なるほど。。。。

「Ｊさぁ、、、それまでちゃんと預かっててよ、壊れないように。　あ、今晩ちょっとだけお風呂で遊んでもいいよ、チュチュってさ　預かり賃だもんね　こわすなよ」　Ｊ：うんうん
Ｊ妹：そんなん見つかったらおこられるよ　Ｊ：だいじょぶだよ、かくしとけば
「かくしちゃダメじゃん、ちゃんと『預かってる』っていいなよ、で、俺もこんなの欲しいんだなぁ？って見せるんだよ、買ってもらう時に分かりやすいように・・・」　Ｊ：ふふふ。。。

さぁ、もう5時過ぎちゃったからお家へお帰り。　公園もきれいに片づけて。


泥棒もいなくなったし　殴る子もいなくなったし　殴られて怪我する子もいなくなった。　あした言いつけべぇする子もいなくなった。　謝る親も　謝られる親も　仲裁役の先生も。。。。イヤな役割は　誰もいなくなった

忘れ物を大事に保管しておいてくれる子が出来たし　忘れた本人に伝言してくれる子も出来た
違ったらみんなで落とし主を探してくれることになった
みんなできいてた。　　　あした、多少話がズレても路線は外れないだろう。。。

こども達の小競り合いには　チョトだけ年上の　分別あるお兄さんお姉さん達が居てくれると助かるんだけど。。。。
現代社会の構造の欠点、、、高学年は塾、ＤＳ，Wii。中学生は部活か塾。高校生も部活でいない。親達は家事。
できれば近くの大人達。人生のお兄様・お姉さま。ぜひとも　話をきいてやってください。
ちょっと南町の名奉行・大岡様になった気分で。。。


だって　やっぱり　男の子は、、、、、欲しいもん、鉄砲。　

今日はお稽古のお母さんとランチ。
あとりえ古参のグループで、パパもご理解・協力に一役買ってくださってるご家庭。
仲良い秘訣を聞くつもりが　お二人の馴れ初めを聞く羽目に。。。
オドロキ
仲が良いのも然ることながら。。。
そういうのって結局子育ての一番の軸だなって、、、夫婦の仲良し加減。
こどもの「中身の成長」と「人格形成」に必需。基本ですな。
尊敬して憧れるお二人なのでした。
さぁて、お目当てのふわふわスフレドリア、旦那様のお腹を彷彿させる。。。
ぽぁんぽわ〜んで弾んでて美味しかったです。

追記：
いつか、恋をするだろう娘に、二人の馴れ初めを話してあげると良い、と。　絶対。
パパもママも、恋する時期があった、ということを。　大切なことだと思う。
ドン引きされようと、気持ち悪がられようと。。。パパの一番素敵なところを、ママが一番好きなところを。
それがわかるようになった頃。。。パパが怒るか泣くか、、、素敵な彼を連れてくるだろう。