釣りのまにまに

弱い気持ち其の弐

弱い気持ち其の弐

つづき。

前回お話しした内容。
あれであっさり終わってたんじゃぁ、釣りじゃないですよ。

釣りってね、毎回なんかいろんな事が起こってるでしょ？
今回もそーなの。
まま、たいしたこっちゃ無いんだけどさ、
ひどすぎる釣果だけじゃ立ち直れませんよ。
そりゃそうだ。

じゃぁなんだ？

これだ！

ワン

ツー

スリー!

おや？~~関取の土俵入り？~~
おや？手釣り？ですかね？
手で糸をたぐってますね？それも相当な量。
そうですね、竿で釣ってるのはね、もどかしくなったんじゃない？
"これからは手釣りです！"って？

そんな高等技術、一朝一夕に出来るわけ無いでしょ？
ってことはね、こうなんだね。

ぼぶ"あ！根掛かりました、・・・切れましたTT"
私「移動しますよぉ」
ここで一同仕掛けを巻き上げますよ。
さて、移動。
ぼぶ"あ、え？嘘ぉ TT TT"

「ん？なにしてんの？」
ラインをね手で巻き始めてますよ。
ほら、もうこんなにたくさんだ。

見るとね、ぼぶちゃんの２本継ぎのロッドの下半分がね、無くなってるよ？
なんで？
私「なにしてんの？」
ぼぶ"なんか外れました。"って。
で、船の上に落ちずに、海中へ没した模様。^^
私「え？ネタ作りですか？ありがとございます。」
ぼぶ"そんなわけ無いやろ！"

スピニングのベールをフリーにしてたもんだから、
ロッドの下半分とリールは即海底へ。
今頃はえべっさとごっつんこ？ ^^

手にはそれと結ばれた唯一のまさに一本の細い糸。
たぐってますよ、たぐってますよ。
海底まではおよそ６０ｍくらいなんだけどさ。
糸をたぐる距離はその数倍、あ～しんど。
PEライン百数十メートル＋下糸。
まぁたいへん、なんということでしょう。

私「やっぱり手釣りじゃなかったんだね。」
ぼぶ"あたりまえじゃぁ！"

仕方ない？船を止めてまってやりましょう。^^

心配なのはリールで根掛かりしてなきゃ良いけどね？って。
えべっさんが笹の代わりにもってたりして？ ^^

無事？海中から戻ってきましたよ。

あ～よかったね？
果たしてどうでしょう？
ぼぶちゃん唯一のジギング用スピングリールは水没リールに。
ぐちゃぐちゃのPEラインはもう使えませんよ、買い直し。

注意一秒怪我一生でございます。

「ささ、ネタも出来たことだし、釣り釣り。」でございましたとさ。

釣りのまにまに

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