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津軽弁をマスターしたい人・ひさしぶりに津軽弁にふれてみたい人 そんなあなたの津軽弁講座 その1

先日、津軽弁についてちょっとだけ書いてみた。
※「出稼ぎ静岡編@ 津軽弁が通じないよー」

津軽弁は標準語と全く異なる言わば外国語であり、
それを話す私たちは外国人のよう。

確かにその通り、正解!
青森県人2人が県外で津軽弁丸出しで話したら、
きっと周りの人は理解不能だろう。
それだけ津軽弁はオリジナリティー溢れる言語なのだ。

ご存知ない方のために説明しよう。
青森県には大きく分けて3つの方言がある。
津軽弁・南部弁・下北弁である。
かなり大雑把にいえば、青森県地図の左側が津軽弁、
右側が南部弁、右上が下北弁。

私は弘前市出身で黒石市在住、日本語と津軽弁の
二ヶ国語を話せるのだ!
バイリンガルって呼んでー。

さて、前置きが長くなったが、津軽弁講座。

ご存知の方も多いかと思うが、「わたし」は津軽弁で
「わ」であり、「あなた」は「な」。
標準語ならどちらも3文字だが、津軽弁なら たった
1文字で すむ。
なんて効率的なんでしょう!

例えばこうだ。
・標準語  わたし あなたの 家に 行きたい。
・津軽弁  わ なの えさ いきて。

県外の方はなんのこっちゃ分からないだろう。
よって説明しよう。
「なの」は「あなたの」であり、「えさ」は「家に」であり、
「いきて」は「行きたい」である。
決して、ペットのエサがどうしたとか、映画のワンシーン
のように誰かに「生きて!」と言っているわけではない。

でもこの例は、まだいいほうだ。
体の一部である膝(ひざ)、これを津軽弁でなんと言う?
「ひざかぶ」、人によっては「へじゃかぶ」又は
「ふぇじゃかぶ」となるのだ。
「ひざかぶ」ならまだしも、「ふぇじゃかぶ」である!
原形をとどめてないじゃないかー!
又、「ひざかぶ」だとしても、県外の方は「えっ?何?
膝とカブがどうしたの?」と、野菜の話になりそうだ。

へばなー! (標準語に訳せば バイバイ)
まだ来いへー! (標準語に訳せば また来てね)




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