2018年05月03日
今月の1冊 女性の品格 装いから生き方まで
一流のキャリアを積んでこられた女性が、
日本人とはどういう者なのかというところから、
その中でも女性としての在り方をわかりやすく、
丁寧に書いていらっしゃる本との読後感である。
女性だけでなく男性にもお薦めである
「はじめに」− 凛とした女性に
の冒頭で、藤原正彦の「国家の品格」を紹介し、
『国家の品格は、品格ある個人の存在が前提になります』
と述べている。
続けて『品格のある一人ひとりの個人があってこそ、
品格のある家庭が、
品格のある企業が、
品格のある社会が成り立つ』のだと。
日本を日本人をどこの国より民族より品格ある国家・民族だ
と思っている者としては、
グサリとくぎを刺されたような、
身を引き締めろと言われたような、気がした。
本書は7章で構成されている。
1章 マナーと品格
2章 品格のある言葉と話し方
3章 品格のある装い
4章 品格のある暮し
5章 品格のある人間関係
6章 品格のある行動
7章 品格のある生き方
始めはやはり、マナーについて。
言葉を変えると常識を身に付けろという事だろう。
ただ、この本全章に共通することになるのだが、
良識を心得、それを実践しなさいということになる。
自分を取り巻くものに迷惑をかけない、
心遣いをしなさい、
そして自分自身も大切にしなさいということだ。
第2章は言葉について。
コミュニケーションの手段として大切なことは
当たり前のことだが、
しかし、「口は災いのもと」というくらい、
一言で信頼関係を失うことはよくあることだ。
一番の問題は、自分の発した言葉が
相手を傷つけたことに気がつかない人がいることだ。
このような人は、
この本を10回でも20回でも繰り返し読んでみるといい。
なぜ、自分が嫌われてしまうのかわかるはずだ。
第3章の1番目の項目は「流行に飛びつかない」
これには自信がある。
なにしろ、流行の後端をいく男、と言われていたくらいなので。
気も金も使わなくていいので、それは楽だった。
さらに、たまに流行のやや先端のものを着用すると、
周りの人はみな驚いてくれるので気分もよくなる。
悪いことは何もなかった。
第6章の良いことは隠れてする、
にも通じるのだが、
見えないところに気を使うようにした。
例えば下着。それなりのモノで清潔さを心がけた。
今 ? せめて清潔でありたい !
一流の人間は見えないところで努力をしている。
私が俺が・・・としゃしゃりでて、
大声であーだこーだと言わない。
このようなのは品格のある行動ではない。
下品という。
第6章の満足度上げるの項では、
「欲望志向の強い西洋の思想より、
東洋の知恵の方が人間を幸せにするのではないかと思います」
と書かれている。
同感。
そして、最後は「あとがき 強く優しく美しく、そして賢く」
さてと、これから全66項目、一つでもクリアーできるようにやっていこう。
先は長い。
今月の1冊 女性の品格 装いから生き方まで
坂東眞理子 PHP新書418
この本の内容の入門レベルでかつ実践的な本を紹介します
「秘書検定」の3級・2級。
検定試験を受験する必要はないと思いますが、
役に立つと思います。
日本人とはどういう者なのかというところから、
その中でも女性としての在り方をわかりやすく、
丁寧に書いていらっしゃる本との読後感である。
女性だけでなく男性にもお薦めである
「はじめに」− 凛とした女性に
の冒頭で、藤原正彦の「国家の品格」を紹介し、
『国家の品格は、品格ある個人の存在が前提になります』
と述べている。
続けて『品格のある一人ひとりの個人があってこそ、
品格のある家庭が、
品格のある企業が、
品格のある社会が成り立つ』のだと。
日本を日本人をどこの国より民族より品格ある国家・民族だ
と思っている者としては、
グサリとくぎを刺されたような、
身を引き締めろと言われたような、気がした。
本書は7章で構成されている。
1章 マナーと品格
2章 品格のある言葉と話し方
3章 品格のある装い
4章 品格のある暮し
5章 品格のある人間関係
6章 品格のある行動
7章 品格のある生き方
始めはやはり、マナーについて。
言葉を変えると常識を身に付けろという事だろう。
ただ、この本全章に共通することになるのだが、
良識を心得、それを実践しなさいということになる。
自分を取り巻くものに迷惑をかけない、
心遣いをしなさい、
そして自分自身も大切にしなさいということだ。
第2章は言葉について。
コミュニケーションの手段として大切なことは
当たり前のことだが、
しかし、「口は災いのもと」というくらい、
一言で信頼関係を失うことはよくあることだ。
一番の問題は、自分の発した言葉が
相手を傷つけたことに気がつかない人がいることだ。
このような人は、
この本を10回でも20回でも繰り返し読んでみるといい。
なぜ、自分が嫌われてしまうのかわかるはずだ。
第3章の1番目の項目は「流行に飛びつかない」
これには自信がある。
なにしろ、流行の後端をいく男、と言われていたくらいなので。
気も金も使わなくていいので、それは楽だった。
さらに、たまに流行のやや先端のものを着用すると、
周りの人はみな驚いてくれるので気分もよくなる。
悪いことは何もなかった。
第6章の良いことは隠れてする、
にも通じるのだが、
見えないところに気を使うようにした。
例えば下着。それなりのモノで清潔さを心がけた。
今 ? せめて清潔でありたい !
一流の人間は見えないところで努力をしている。
私が俺が・・・としゃしゃりでて、
大声であーだこーだと言わない。
このようなのは品格のある行動ではない。
下品という。
第6章の満足度上げるの項では、
「欲望志向の強い西洋の思想より、
東洋の知恵の方が人間を幸せにするのではないかと思います」
と書かれている。
同感。
そして、最後は「あとがき 強く優しく美しく、そして賢く」
さてと、これから全66項目、一つでもクリアーできるようにやっていこう。
先は長い。
今月の1冊 女性の品格 装いから生き方まで
坂東眞理子 PHP新書418
この本の内容の入門レベルでかつ実践的な本を紹介します
「秘書検定」の3級・2級。
検定試験を受験する必要はないと思いますが、
役に立つと思います。
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