日々のつぶやき

「あせび」とも「あしび」ともいう。

今日は『大寒』なので、馬酔木もまだ写真のような状態だ。



しかし、咲く時をのがすまいと寒さのなかで準備をしている。



馬酔木も万葉集の中で10首ばかり詠われている。

『かはづ鳴く吉野の川の滝の上の馬酔木の
花は土に置くなゆめ 』

『馬酔木なす栄えし君が掘りし井の
石井の水は飲めど飽かぬかも』

『我が背子に我が恋ふらくは奥山の
馬酔木の花の今盛りなり』

『春山の馬酔木の花の悪しからぬ
君にはしゑや寄そるともよし』


『春分』の日がくるのを楽しみに待つことにしよう。