日々のつぶやき

井本勝幸氏が一人で

ミャンマーのいろいろな部族と繋がりをつくり

ミャンマー国内の紛争を解決した。


そのお礼に、と言って

ミャンマーの人達が70数年前のインパール作戦で戦死された

約４５，０００柱の遺骨収集を申し出でくれた。


とはいえ、ミャンマーの方々に

全く報酬を支払わないというわけにもいかないし、

移動・運搬の費用も必要になってくる。


ようやく厚労省も動き始めたが、

遅い。

早くしないとミャンマーの人達だって年をとる。

70数年前に遺体をどこに埋めたか・・・

などの情報を知っている方が亡くなってしまう。

個人で遺骨を収集をすることはできるが、

国の許可がないと日本の地にご帰還いただくことが出来ない。



氏は日本ミャンマー未来会議という組織を立ち上げて、

寄付を募り遺骨収集事業の足しにしているが、

とても足りない。

本来は政府がやるべきことを個人でやっているわけで、

だったら我々日本人としては個人で応援しないわけにはいかない。


ミャンマーの人達ではなく、

日本人がスコップでミャンマーの大地を掘り起こし

１柱ずつ大事に日本に持ち帰らなければいけないハズだ。


７０数年の長い間、ミャンマーの人達は

埋葬された場所の情報を引き継いでくれている。

同じ仏教徒であることで

死者に対する考え方も共通のものがあるのだろう。


感謝いがいの何物でもない。


日本ミャンマー未来会議のホームページを見ると、

井本氏の紹介があるのだが、それによると『元僧侶』とある。

還俗したのだろうか。


以前書いた井本氏の記事では、

「酒好きの」という言葉を付けていたのだが、

「酒好き」は引退しているとは到底思えない。


氏は九州の出身でこの組織も福岡にある。

９月２１日に福岡で講演会を実施するということだ。

参加費２０００円。

寄付金は別途受付。

金額に制限なし。

お近くの方は是非話を聞いてみて下さい。

そして、寄付も忘れないように。


学生の参加費は０円ですが、

礼儀として２，０００円は寄付しましょう。


講演の前に安い日本酒(氏が言うには、やすい酒ほどおいしい)を

一杯ひっかけて貰うと、

さらに話が面白くなること請け合いなので、

企画担当者にはお願いしたいですね。


もう一つお願いは、

この講演会の動画をユーチューブか何かに

アップしてもらいたいということです。


この会の常務理事になっている有本香さんも

広報するのだとは思いますが、是非お願いします。