日々のつぶやき

今月の1冊は

PHP文庫　日本博学倶楽部が編集した　

「科学の謎」未解決ファイル

2008年が初版になる。

下記のように1章から5章まであり、それぞれ項目がある。

1章　地球　　　14項目
2章　人体　　　12項目
3章　動植物　　17項目
4章　宇宙　　　13項目
5章　古代文明　14項目

科学者と言われる人達が何を調査し、考えているのか

垣間見ることができ、私自身もこれらのことに

アンテナを張ることが出来るようになった。

各章から、私が興味を持ったものを紹介するが

今回は1章と2章から。

1章　

�@先月米国の、1975年に二酸化炭素による

地球温暖化の可能性を発表した科学者が亡くなった。

ただ、今だに彼のいうことが正しいかどうか

結論は出ていない。


地球も過去には現在よりも10度程度

気温が高かった時もあったらしい。

ただし、そのため南極の氷が解けて・・・というのは、

まだアヤシイ話のようだ。

氷が解けると水温の低い水は重いのでは深層流となって

地球を一回りして同じ所にかえって来る。

そうすると、その冷たい深層流によって海水の温度が冷やされ

地球規模で氷期に向かうことになる。

深層流の流れは3系統位あって、だいたい2000年で一周するという。

2000年前の気温がどの程度だったか知らないが、

昨今のエルニーニョ現象などは、

低温の深層流に暖かい海水が押し上げられておきているのだろうか、

と私、「非科学者」は思ったりしている。



2章　

男女の違いについては諸兄それぞれに

ご意見があるとは思うが、ここは科学的に客観的に。


�@一般的に、女性はおしゃべりだという(あくまで一般的な話ですゼ・・・)。

これにはちゃんと科学的な理由がある。

男女を比べると、間違いなく女性の方が会話量は多い。

男女が話をすると圧倒的に女性の方が優勢だ。

脳の構造が男女で違っていて(脳幹というところが女性の方が太い)

どうもそれが要因らしい。


�A女性は地図が読めない人が多いという。

男性の方が空間認識能力が高いからだそうだ。

では何故男性が高くなったか。

脳の構造ではない。

一夫多妻制の名残なのだそうだ。

昨日はA子、今日はB美、明日は・・・間違えては大変なことになる。

ウッカリそれぞれの住む場所を間違えてしまったりしたら、

面倒なことになる。


男性は古代のオトーさんのころから鍛えられていたのだ。


�Bホントかな、と思うのだが。

寿命はだいたい女性の方が長い。

それも、7年くらい。

何故7年かというと、生理の期間をトータルすると

ちょうどその程度になるらしい。

「血」が入れ替わることがいいのではないか、

とも言われている。


男女の違いを離れて、これも非常に興味深い話なのだが、

プラシーボ効果というのがある。

例えば、「よく効く薬だ」と言ってニセ薬を与えても、

薬としての効果がある。

昔、子どものころ3つ上の兄が「未開の地の人に小麦粉を、

これは薬だと言って飲ましたら、効果があるらしい」と

若干未開の地の人々を小ばかにしたように教えてくれた。

兄も学校の先生から聞いた話のようだった。

まさにプラシーボ効果の事だ。

この先生は「カナリ勉強している」先生だったようだ。


以来、私もこのプラシーボ効果を信じて、

少々体調が悪くとも「この水を飲めば治る」

「寝ていれば治る」で乗り切ってきた。


【病は気から】とはよく言ったものだ。

先人は体験的にプラシーボ効果を分っていたようだ。