2020年11月10日
アメリカ大統領選を機に世界の流れが変わる!?
今回は、日経記事『米大統領選、バイデン氏当選確実 ペンシルベニア制す』について取り上げてみようと思います
記事の概要としては、共和党現職のトランプ氏と民主党バイデン氏が競っていた2020年アメリカ大統領選挙において、バイデン氏の当選確実が決まったというものになります
アメリカ大統領選は全米538人の選挙人の過半数270人以上の獲得で当選が確実となる中、米東部時間7日午後2時半(日本時間8日午前4時半)時点でバイデン氏が過半数を上回る279人の選挙人を得たことにより、バイデン氏の当選が確実となった模様です。
しかしながら、トランプ陣営は選挙に「不正」があると訴え、開票差し止めなどを求めて全米各地で訴訟をおこしているため、バイデン氏の勝利が正式に確定するまで、もう少し時間がかかる可能性があるようです
やはり、今週のトピックスと言えば、アメリカ大統領選挙かと思い、取り上げさせていただきました
アメリカ国内だけでなく、全世界に影響を及ぼしうるアメリカ大統領選挙。
11/3の投票日から4日経過してからの当選確実発表とのことで、かなりの接戦であったことがうかがえます
また、先述の通りトランプ氏はまだ負けを受け入れたわけではなく、不正投票があったとして訴訟を起こしていたりするので、もしかするとこの先、また何か別の方向に進展しているかもしれませんね
そんな大統領選劇が完全なる終幕となっていない中ですが、今後のアメリカについて考えてみたいと思います
まずは、先ほどの大統領選「劇」との表現ですが、これまでのアメリカ政治におけるトランプ氏は対中国に然り、対移民に然り、本当に劇のシナリオライターさながらであったように思います。
(それだけに、大統領選後のトランプ氏のゴネもシナリオの一幕・・・?と勘ぐってしまう自分もいます)
トランプ氏の登場により、(おそらくはトランプ氏のシナリオ提案を受けて)各国で自国ファーストを唱えるところが出始め、果ては米中貿易戦争という世界を巻き込む経済戦争にまで発展してしまっていました
そのため、アメリカ大統領がバイデン氏に代わるにあたり、一旦すべて元通りになり世界的な秩序は回復されるのではないかと期待しています
ただし、バイデン氏はアメリカ法人税の引き上げを唱えているようなので、アメリカ経済、株価の面では今までの伸びは期待できないかもしれません
(実際、トランプが大統領に就任してからのアメリカ株の伸び率は従来の成長ラインをはるかに上回っており、トランプ氏のアメリカファーストシナリオが功を奏していたことが伺えます。)
それを考慮すると、バイデン氏のアメリカ大統領就任により、今後の世界経済は公平な競争が行われ中国を始めとした諸外国にも発展の余地が生まれてくる可能性が出てくるのではないかと思います
そうなると、これからの投資においてはアメリカ一本足打法が、ますます不安定さを増し、全世界に幅広く投資していく重要性が高まるかもしれませんね
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