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posted by fanblog

2020年04月26日

スプレッドとは?

お金.jpg

今日はFXにおける売注文と買注文のレートの差であるスプレッドについて説明します。

米ドル・円スプレッド.png右の画像は4/10の取引終了時点でのDMM FXの米ドル/円のレート表示になります。


この表示がされている場合、売注文の場合のレートは、1米ドル=108.430円での取引、買注文の場合は1米ドル=108.442円での取引となります。


このように、どのFX会社でもFX会社の手数料相当分として売注文のレートを買注文のレートより低めに設定しており、このレートの差をスプレッドと呼びます。


当然、スプレッドが広ければ広いほど、利用者にとっては不利になりますので、FX会社を選定する際の基準の一つとしてスプレッドの狭さを基準にするとよいと思います


ちなみにこの観点でいえば、DMM.com証券が扱っているDMM FXは業界全体で見てもスプレッドの幅が狭くおすすめのFX会社といえると思います。


例えば、最もベーシックな米ドル/円の基準スプレッドは0.2銭であり、国内FX会社の中では最狭水準となっています


ここで、『あれと思われた読者の方、鋭いです


そう、最初に説明したレートでは売レート108.430、買レート108.442となっており、スプレッドは1.2銭です。


話が違うやないかー」そう思われた読者の方、ちゃんと事情を説明します


実は、FXでは、スプレッドが常に固定された値を提示されるということは稀です。
(というか、米ドル/円の取引の場合、基準スプレッドが1銭以下のFX会社で、一年を通じて一度も基準スプレッド以上のスプレッドを提示したことがないFX会社というのを私は知りません)


どういう時に基準スプレッド以上のスプレッドが提示されることが多いかというと主に以下の2パターンがあります。

 @取引終了間近、取引開始直後
 A重要経済指標発表などの重大イベント発生直後


いずれのケースにおいても共通して言えることは、市場で出された買注文と売注文の注文をお互いマッチングさせることが難しいということです


@の場合、FXの市場参加者がそもそも少ないですので、自分が出した売注文あるいは買注文に対応してくれる人の絶対数が少なく、注文が約定しにくいです(これを市場の流動性が低いといいます)


Aの場合、発表された経済指標の結果に基づき、売注文、買注文のどちらかが大量に入り、相対する側の注文が相対的に少なく、市場での買注文と売注文のマッチングが難しくなります。
(この例として顕著なのは毎月第一金曜日に発表される米国雇用統計などがあります。)


このような状況で通常通りのスプレッドでFX会社が顧客の注文を受けてしまうと、FX会社が実際に顧客の注文を取引先の金融機関に発注しようとした際に、思ったような注文が出来ず損失を被る可能性があります


そのためFX会社もやむを得ずスプレッドを広げて対応するのです
(冒頭で説明した1.2銭のスプレッドは@の取引終了間近によるものです。スプレッドの広がりが発生しやすいため、取引終了間近、取引開始直後の取引は避けた方が賢明です。)


基準スプレッドからの広がり方については、FX会社毎により異なりますので、取引するFX会社を選定する場合は、どれだけの割合でちゃんと基準スプレッド通りに取引が出来ているか(これを提示率といいます)についても確認した方がよいでしょう。
(提示率の観点でいえば、値が高い方がFX会社としては優秀といえます。)


スプレッドは、売買レートに対してだけでなく、スワップポイントに対しても存在します(これをスワップスプレッドといいます。スワップポイントについてはコラム「FXの魅力」をご覧下さい。)


スワップスプレッド.png左の図は、DMM FXのスワップカレンダー中の4/13付与分の米ドル/日本円のスワップ情報です。

4/10の取引終了時点で買建玉を持っている人は1Lotにつき4円受取売建玉を持っている人は1Lotにつき7円の支払となることを示しています。
(DMM FXの米ドル/日本円取引の場合、1Lotは1万米ドル相当になります。)


この時、買建玉の受取額と売建玉の支払額の差「3円」が「スワップスプレッド」となります。


スワップスプレッドも当然狭い方が利用者にとっては有利であり、特にFXをスワップポイント稼ぎの長期投資をメインで考えられている方にとっては、長期的に支払い続けるスワップスプレッドは死活問題ですので必ず確認してください


以上、スプレッドから見るFX会社の選定方法をまとめると、
短期取引をする人⇒スプレッドの狭さと提示率の高さを重視して選択
長期取引をする人⇒スワップスプレッドの狭さを重視して選択
というのがよいと思います


これらの観点でいえば、総合的に見てDMM FXはかなり優秀な部類であると思います。


ご興味のある方は是非一度ご覧ください


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2015年から株式投資、2017年からFXを始めて、投資にはまった男。株式は長期投資中心に、年間利益をほぼ毎年更新中(2019年は約240万円)。今後、個人投資が益々重要になると思われる中で、新しく投資を始める初心者向けに役立つ情報を届けたいと考えブログを始める。   <免責事項>       当ブログに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねます(おすすめ銘柄の紹介や相場動向に関する私見記事を基にした取引による損害、など)
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