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2017年08月03日
一念発起
2017年08月01日
糖尿病 正常値と注意点 関連性の高い項目
血糖値(正常値)
空腹時血糖値 80〜110mg/dl未満
食後2時間血糖値 80〜140mg/dl未満
境界型は、空腹時血糖値126mg/dl未満、食後2時間血糖値200mg/dl未満
糖尿病と診断されるのは、空腹時血糖値126mg/dl以上、食後2時間血糖値200mg/dl以上
血糖をコントロールする機能が正常であれば、140mg/DLを超えることはほとんどない。
食事から2〜3時間たつと正常値の範囲内に戻る。
血液検査をした時点での血糖状態を表す数値。
食前と食後、検査前のちょっとしたストレスなどで数値が変動する。
ヘモグロビンA1c(基準値)6.2%未満
ヘモグロビンA1cが6.5%以上で、糖尿病と診断される。
ヘモグロビンA1cが8.4%以上になると、合併症の危険が大きくなる。
血管の中でヘモグロビンがブドウ糖と結合したもの。「糖化ヘモグロビン」とも呼ばれる。
自分の過去1〜2か月の血糖状態を表す。
食事をいつ摂ったかに左右されない。
血液中に余っている糖が多いほどヘモグロビンA1cが増える。
HbA1cの値が高いという事は、血液中のブドウ糖が多いということ
グルコース(血糖値)スパイク
目標値 180mg/dl以下 食後2時間 140mg/dl以下
食後に血糖値が急上昇して、空腹時血糖値と食後血糖値の差が大きくなる状態のこと。
180mg/dl以上の高血糖状態になると、血管を傷つけ神経を破壊し始める。
その状態は、血糖値が180mg/dl以下に下がるまで続く。血糖値測定時 180mg/dl以下を目指す。
血管内皮細胞を傷つけないためには、
●時間にかかわらず血糖値180mg/dlを超えない
●食後2時間で血糖値140mg/dlを超えない
予防と対策
・糖分の多い食事を避ける
・GI値の低い食事を摂る
・食物繊維を先に、多く食べる
・ゆっくり食べる
・食後1時間の運動(チョコチョコ動き回るのも効果あり)
暁現象とソモジー効果
参考サイト→『私が糖質制限をする理由』の『暁現象』『ソモジー効果』
暁現象…深夜3時頃〜朝方にかけて血糖値が自然に上昇する現象
ソモジー効果…インスリン使用中の糖尿人で、低血糖の後に反動的に血糖値が上がる現象。
見分ける方法深夜3時頃の血糖値を測ること!
3時頃に、
︎低血糖がない → 『暁現象』
︎低血糖がある → 『ソモジー効果』
◎暁現象の場合
●基礎インスリンの種類変更
●基礎インスリン量を時間によって調節できるインスリンポンプの使用(3時以降インスリン量増量)が必要。
◎ソモジー効果の場合
●基礎インスリンの減量
●夕食のタンパク質・脂質摂取量を増やすことなどが必要。
低血糖 血糖値が60mg/dL以下
参考サイト→糖尿病が良くわかるDMTOWN
血糖値が60mg/dL以下であれば低血糖
自覚症状があって70mg/dL以下でも低血糖と考えて糖分(砂糖やブドウ糖、糖分を多く含んだジュースなど)を補給するとよい。
「低血糖かな?」と思ったらすぐに確認してみることがとても重要。
低血糖の症状には、個々人で特徴や傾向がある。
自分がどんなときになりやすく、どんな症状が起こるのか理解しておく事。
対処<意識がある時>
●ブドウ糖を5〜10g含むものや砂糖を10g、またはブドウ糖を含むジュース150〜200mLを摂取。
●ブドウ糖や砂糖以外の糖分は効果があらわれるのが遅くなるので注意が必要
●15分ほど経過しても症状が改善しない、または血糖値が60mg/dL以下の場合、再度、ブドウ糖や砂糖、ジュースを摂取。
●それでも回復がみられない場合は、すぐに医療機関を受診
HbA1cの数値を急激に下げるリスク
血管に過度の負担を与えてしまう。
その結果、毛細血管がたくさん集まっている網膜のむくみや、炎症による出血などの症状が現れる。
HbA1cの下げる方法として、半年間で2%程度ずつを目安に減らしていったほうが良い。
コレステロールと中性脂肪
LDLが高く、中性脂肪も高く、HDLが低い人が要注意
参考サイト→私が糖質制限をする理由の糖質制限食とコレステロール
LDLが高く、HDLが低いと、血管などの末梢にコレステロールがたまりやすくなる。
「中性脂肪が多くて、HDLが低い」脂質異常症の場合、LDLの中でも酸化しやすい「小粒子LDL」が多くなり、動脈硬化の危険度が高くなる。
※総コレステロールは既に脂質異常症の診断項目から外れているので、気にしなくて良い。
総コレステロール180mg/dl以下では、タンパク質不足が考えられる。
50歳以降なら240〜260mg/dl、20〜40代でも、180〜240mg/dlが理想値。
糖質制限を始めてLDLが高くなっても中性脂肪が低く、HDLが高めなら問題ない。
他の数値との関係性が重要
●制限すべきは、コレステロールではなく糖質
●食品からのコレステロール摂取は、ほとんどコレステロール値に影響しない
「糖質」と「糖類」
【糖類】
単糖(一番小さな単位)
<ブドウ糖 果糖>
二糖類(単糖が2つ結びついたもの)
<砂糖 乳糖 麦芽糖>
【糖質】 炭水化物から食物繊維を除いたもの
糖類・・・単糖
二糖類
多糖類・・・単糖が複数結びついたもの
<オリゴ糖 でんぷん>
糖アルコール・・・構造の一部がアルコールと同じ
<キシリトール マルチトール 還元麦芽糖水飴 エリスリトール>
GI=グリセミック指数(Glycemic index)
炭水化物が糖に変わるまでの速さを数値化したのがGI(グリセミック指数)値。
食品ごとの血糖値の上がりやすさの目安を示したもの。
ブドウ糖を100として表し、その数字が大きいほど血糖値を上げる速度が早くなる。
GIの高いものは食後に急激に血糖値の上昇が起きる。GIの低いものはゆっくりと血糖値が上昇する。
血糖値の高い「糖尿病」の患者は特に食品のGI値に注目する必要がある。
GI値のガイドラインには正式なものはなく、同じ食品でも調理法によって若干の差異が生じる。
あくまで大よその目安として捉えること。
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