■インフレ500%!ベネズエラ自国通貨よりビットコインを信用
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深刻なインフレが続くベネズエラで、
廃止になった高額紙幣の替わりもまた延期になりました。
高額紙幣回収に対する抗議、
食料品や日用品まで略奪‥‥
“大混乱が起きている状況です”
延期した替わる高額紙幣の導入について、
政府は犯罪組織による紙幣の密輸を防ぐためと説明。
しかし、市民の間ではインフレ対策だと
受け止められています。
IMFの発表では、インフレ率は500%にものぼり、
来年は1,600%に達すると伝えています。
物価が500％あがるということを、逆に考えれば、
「お金の価値が500％下がるということです」
ますます拡大するインフレへの懸念から、
仮想通貨ビットコインへの需要が伸びています。
現在の最高額紙幣は50ボリバルで、0.01ドルに相当。
つまり、ベネズエラの人々が
パン代やランチ代を支払うためには、
約4ドルのランチを食べるにも
50ボリバル紙幣を200枚用意しなければならないのです。
トイレットペーパーなどの日用品を購入するためにも、
多額の紙幣が必要になっています。
仮想通貨を投資で利用している国が多い中、
ベネゼエラでは生活や資産を守るために
利用されているのです。
ここまでくると、高額紙幣の廃貨だけではなく
実質の「預金封鎖」にも似ていませんでしょうか？
