トレンディな話題に戯言を

あの、、、むち打ちに執着しているわけではありませんが、（前回の記事）公開むち打ちの情報が飛び込んで来たんです。


前回はサウジアラビアでむち打ち刑を廃止した件でしたが、インドネシア・アチェ州では、シャリア（イスラム法）に違反した6人に対する公開むち打ち刑が執行されました。


公開なんですね。でもそれはビビりますよ。


しかし、新型コロナウイルスへの懸念から、大規模な集会が広く禁止されている中での執行となり盛り上がりには欠けたかもしれない。


アップされていた写真は、宗教警察からむち打ち刑を受ける女性の姿がありました。


空撮のような天井からの画像で、振り下ろされたむちがしなっており、今にも背中にぶち当たりそうな瞬間。見た感じ、「むち」と言っても日本で言うお寺で方をバシッ！っと叩かれるあれのようなものにも見えました。


刑を受ける事になった理由は、バンダアチェと言うところ（公共施設）で、夫ではない男性と一緒にいたところを捕まってしまったという事。


いや、日本ならあちこちでむち打ち刑をしなきゃないですよ。コロナ渦でも欲望の渦におぼれている人もいるんですから。


そして、何やら旨く突っ込める人は突っ込むでしょう。当局者らは、ソーシャル・ディスタンシング（対人距離の確保）の規則は守っていると主張し、新型ウイルスが世界的に大流行しようとも、罰を与える邪魔はさせないと明言したとの事。


ただのＳＭじゃね。


シャリアに基づく処罰を担当するバンダアチェの責任者は、「現状を踏まえて、通常行われる冒頭演説をはじめとする不必要な手順は省略しようと努めている」と述べ、さらに「簡略化のため、すぐむち打ちの執行に入った」とやはり宗教の関連でしょう。僕らは「ええっ〜！」って思う事を語っています。


否定はしませんが、そういった文化の方々もコロナについては十分意識して行動しているのです。バカばっかり育ってしまった日本と思わざるを得ない最近のニュースも聞き流せるようになった自分もいけないのかもしれません。


しかし、むち打ちを受けた人々のほとんどがマスクを着用してしないところは指摘されていました。現場の写真からは、一部の参加者が濃厚接触の状態にあることが示唆されるなど、こうした公開むち打ちは、多くの人権団体から批判されている一方で、何百人もの見物人が集まることもあるそうです。


気をつけて欲しいですね。


で、皆さん気になる執行された刑「むち打ち」の回数ですが、６人のうち４人は飲酒した男性、むち打ちの回数はそれぞれ４０回。残る２人はホテルの一室で一緒にいたという婚姻関係のない男女で、それぞれ２０回以上むちで打たれたとの事。