毒キノコと一言で言っても
キノコの種類によって毒による症状も違う。
大きく分けると症状は3つ。
1、嘔吐や下痢などの胃腸に症状が現れるもの
2、腹痛や下痢、脱水症状、肝臓や腎機能障害を引き起こすもの。
3、意識の喪失や異常な興奮、幻覚や精神錯乱など神経系に作用。
今回登場のヒトヨタケは3に属します。
春から秋にかけて草地や畑などに群生する灰白色のキノコで
ヒトヨタケなのですが実は、毒キノコではなく食用キノコ。
お吸い物の具にしたり酢の物にしたいりすると美味しいのですが
食べる時に気を付けないといけないことがあります。
それは、お酒を一緒に飲んではいけない!
ヒトヨタケに含まれているコプリンという成分は
消化管の中でアミノシクロプロパノールに分解されます。
この物質がアルコールから生じる
アセトアルデヒドを分解する酵素を阻害するため
アセトアルデヒドが分解されず血中に蓄積。
その結果、二日酔いのような症状が引き起こされる。
重症になると昏睡状態へ陥ってしまいます。
「 ヒトヨタケ+酒 」は本人が
酒に強いとか弱いとかはまったく関係ないです。
誰でも必ず悪酔いします。
酒豪を自認・自慢している人ほど注意が必要です。
長生きしたいなら・・・
† 地球の末路!? †
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