2014年12月11日
大寒波到来!動脈硬化に気をつけろ〜!
動脈硬化にご注意を!
本日のYAHOO!ニュースより
「急速に発達する低気圧の影響により、北海道の日本海側では、今夜はじめ頃からあす明け方にかけて、大荒れの天気となる見込み。暴風、高波、猛吹雪や吹きだまりによる交通機関の乱れに警戒が必要だ。(ウェザーマップ)」
今週末を基点に更に寒さが増すという気象予報が出ています。まさに異常気象と言えます。
世界気象機関 WMOの取り決めでは,日々年々変動する気象要素の 30年間の平均値(平年値)を求め,この値を平年の気候と定義し,この値から著しく変化した天候を異常気象と定義しています。
勿論、空気が乾燥するうえに寒さから室内を暖めるので更なる乾燥を呼び、喉の炎症から体調を崩して風邪を引き起こしやすくもなりますし、神経痛・関節痛の持病をお持ちの方もご注意を!
更に怖いのが中高年を対象とした動脈硬化です。
心疾患の多くは動脈硬化が背景にあり、動脈硬化の恐ろしい点は、自覚症状なしに突然発症することが多いところです。
血液と血管の健康状態を損ない、動脈硬化の原因となる危険因子は、「肥満」、「高血圧」、「高脂血症(ドロドロ血)」、「糖尿病」、「喫煙」などです。
動脈硬化と並ぶ心臓突然死の原因は、自律神経系の関与、特に交感神経の過度の緊張による致死性不整脈の誘発です。
自律神経は、体温や呼吸、心臓の機能などをコントロールするもので、心臓へ直接はたらきかけ、影響を及ぼします。
たとえば、人間には体内時計があり、夜間は副交感神経が優位にはたらき、覚醒・起床後には交感神経優位の状態に移行します。
交感神経のはたらきが活発になると、血圧が上昇し、冠動脈のけいれんも起こりやすくなります。
夜間には体内の水分量も減って血液の粘性が高まっているため、血液が凝固しやすい状態になっています。
また、温かい部屋から寒い戸外へ出たとき、体温を維持するために交感神経の活動が活発になります。
人間は、気温によって体温が変化しない「恒温動物」です。
体温を一定に保つためのしくみが体に備わっていて、それをコントロールするのが自律神経です。
寒いときには体がぶるぶるふるえますよね、これは、筋肉を収縮させて熱を作り出しているもので、交感神経の活動で起こっているのです。
「ふるえ」のほかにも、皮膚から熱が逃げるのを防ぐために毛細血管を収縮させたり(そのために手や顔が青白くなる)、立毛筋を収縮させたり(その結果、鳥肌が立つ)といった反応が交感神経によって起こります。
このようなときに、突然、運動をはじめるのは大変危険です。
冬季、暖房のない浴室での心臓発作による事故が起こるのも同様で、自律神経の活動が大きく変化することが引き金になります。
事故を防ぐには、十分なウォーミングアップと水分補給が重要です。
また、朝の空腹時には、体内の脂肪細胞にある中性脂肪が分解され、血液中に遊離脂肪酸が大量に流出して、これが不整脈発生の原因になるともいわれています。
水分補給と軽食をとってから運動をするようにしてください!
あなたの健康を心よりご祈念申し上げます!
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