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2014年12月10日

地球上の生物が危ない!

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本日のYAHOO!ニュースより
「オーストラリアのシンボル的な存在のコアラが、開発や感染症、温暖化などの影響で激減している。かつては1千万頭以上いたとされるが、5万〜10万頭まで減ったとの推定もある。初来日から30年となった今年は、日本への輸出ラッシュに。だが、関係者からは「『カワイイ』を超えた支援を」「見たければ現地に来て」との声も聞かれる。(朝日新聞デジタル)



コアラも心配ですが、まだ5万〜10万頭もいるので、何とかなりそうですが既に私達が暮らすわずか50年間の間に既に絶滅した種は日本でも数多くいます。 その背景には何といっても人間が原因であることは間違いありませんがそれを分解してみると (1) 乱獲(2) 自然環境の破壊 (3) 帰化生物 (4) 食物連鎖の乱れ (5) 化学汚染・環境ホルモンの影響など直接の原因は様々です。



このまま絶滅が続いてしまうとどうしていけないのでしょうか?我々は身の回りの自然の恵みを受けて生活しています。それらの生きものが絶滅したためにその恵みを受けられなくなってしまう場合があります。

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一番私が恐れいてるのは、蜜蜂が絶滅したら地球の食物連鎖がいっきに崩れて地球上の生物全体への影響は計り知れないものとなることでしょう。


アメリカでは、オオカミが絶滅したために草食獣が増えすぎて、食害が大発生した例がありますし、別の地域からオオカミを導入することにより、草食獣が増えすぎることを防いでいます。

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国内でもシカやサルなどによる食害で、農作物や林業に大きな被害が起こっていますが、これもオオカミの絶滅とは無関係では無いでしょう。



 また,生きものの成分は薬などに使われたり、植物の品種改良の際には原種と呼ばれる野生種が重宝されたりします。



こうした遺伝子資源としての側面も生きものにはありますので、失われてしまうとそれを活用することができなくなります。

 こうした影響の全てを予測することは現在の技術でもできません。



また、影響が表れるのに時間がかかるために、気が付いた時には手の着けようがないという事態も少なくありません。



一旦、失ったものを取り戻すのはなかなか難しく、たとえできたとしても、時間や費用など莫大なコストがかかることを肝に銘じておかなければなりません。

 生きものが絶滅してしまうと我々も損失を受けるというのが上記の考えですが、別の視点としては、生きものは長い時間をかけて進化してきたものであるので、人間がむやみにそれを滅ぼしてはいけないという考えがあります。



人も生きものの一つとして、他の生きものを尊重し共に暮らすべきだという考え方です。



 絶滅危惧種を守ると言うことは,それが生息している周辺の環境も合わせて守るということです。

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 よくよく考えてみると、今ではメダカやホタルなどが大切に扱われていますが、つい最近までは普通に見ることができたもので、その当時は当たり前のものだとたいして見向きもされなかったものです。



人の価値観も一定ではなく、無くなりかけるとその貴重性に気が付きますが、そのときにはすでに遅く、次の世代には残らなくなっているかもしれません。



自然のもつ豊かさは我々だけが享受するのではなく、次の世代に引き継いでいかなければなりません。

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地球の恩恵に預かり生かされているものの務めとして全ての生き物に感謝をし今日を過ごします。
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