2014年12月05日
医療ミスを繰り返すリピーター医師にはご用心を!
医療ミスを繰り返すいわゆる「リピーター医師」の存在について
本日のYAHOO!ニュースより
「群馬大病院(前橋市)で、腹腔鏡(ふくくうきょう)を使う高難度の肝臓手術を受けた患者8人が死亡した問題で、同病院が、日本医療機能評価機構から安全・安心な医療サービスを行う病院として認定証を交付されていることがわかった。
審査では、新しい手術を導入する際の倫理・安全面の配慮について、上から2番目のA評価を受けていた。
同機構は、第三者機関として1997年から病院の機能評価を行っている公益財団法人。医師や弁護士ら有識者が評価委員になっており、全国2279病院が認定されている。大学病院など500床以上の病院では7割以上が認定病院だ。
評価は、書面審査と2日間の訪問審査で「患者中心の医療の推進」「良質な医療の実践」などの観点から約90項目を審査する。S、A、B、Cの4段階評価で、原則すべての項目B評価以上が認定の条件になる。認定の更新は5年ごと。
群馬大病院では2010年12月〜14年5月、保険適用外の腹腔鏡を使う肝臓手術を受け、患者8人が死亡した。手術は倫理審査を通さず行われ、患者へのインフォームド・コンセント(説明と同意)も不十分だったことがわかった。
ところが、同病院は昨年12月の訪問審査で、「倫理・安全面に配慮しながら新たな診療・治療方法や技術を導入している」でA、「患者が理解できるような説明を行い、同意を得ている」Bと、いずれも“合格点”を得た。今年4月に認定証の交付を受け、問題が発覚した後の現在も病院のウェブサイトに掲示している。
同機構は「このような事例を審査で見つけるのは難しい。ただ、認定病院には重大な医療事故の報告義務があり、報告があった場合は内容を分析し、問題があれば認定証の返還を求めることもある」としている。」
上記の記事より
更に深くリサーチしてみると
医療ミスを繰り返すいわゆる「リピーター医師」の存在について、日本医師会は、1994年にで、2回以上医療事故を繰り返している医師は511人存在する事を患者は医師の医療履歴を知る術がなく、信頼きる医師を客観的データに基づいて選ぶ事は困難というのが現状ですとの報告がありました。
実際、患者に取りましては、医者を選ぶことは困難で、担当医がまさに自分の命を左右する神の様な存在で、手術を受ける際も如何なる場合も異議申し立てをしないというサインを書かされるので、後であれは医療ミスだと思っても何も出来ないのが現実でそれでも裁判まで起される方で勝訴するのは3割程度だそうです。
患者として気をつける事:身近な問題として「医療事故」「医療過誤」を捉える
少なくとも治療中に何かヘンだなと感じたら詳細な記録を残す事が重要です。
記録すべき項目としては、以下のようなものが考えられます。
・医師にかかるまでの症状や状況
・いつどのような治療を受けたか
・医師からは、診断、治療、治療後の状況について、どのような説明をうけたか
・医療事故を疑った理由、時期
・医療事故後にどのような症状の変化が起こったか、また医師からどのような説明をうけたか
医療従事者の側に問題があるケースだけではなく、様々な原因で、医療事故は起こる可能性があります。他人事ではない、身近な問題として捉えていくことが、自らと大切な人を守る為には重要なのではないでしょうか?
医師免許は頭がよく勉強すればとれるものですが一番大事な外科手術が上手い下手にランキングが付いている訳でもなく名医と言われる方はそんなにはいませんし、本当の名医は予約待ち状態です。 名医は手術件数も多く経験を積むので更に上手になります。
そもそも、小さいときから医者を目指す方の多くは、文武両道で幼少期を過ごして来られた方よりも遥かに勉強オンリーでこられた方だと思いますし、手術には頭の良し悪しではなく指先の運動神経や視力の良さも要求されてくると思います。 それら全てを備えている人はどれくらいいるのでしょうか?
ですから前にもブログで書いたインター制を廃止するのではなく医師養成所は、国が支援してでも行う必要があると思います。
何はともあれ、私達はいつかは誰しも医者にかかると思いますので、それまでの間少しでも健康な体であり続けられるよう 自分の身の体事ですので、すべて他人任せではなく、自分で責任を持ち管理することが大切ではないでしょうか?
あなたの健康を心よりご祈念申し上げます!
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