2014年11月27日
健康ミニトリビア 自律神経失調症について
健康ミニトリビア
自律神経失調症について
健康な人でも心身のバランスが崩れるとこの自律神経失調症となりえる病気のことで、正式に定義された症状はなく、うつ病やパニック障害などと似たような症状を起すこともありますが、病院で検査を受けて、どこも異常が見受けられないときに困った医師が最後に病名をつけるときに自律神経失調症と診断する場合が多いようにはっきりと決め手にかける病気です。
それでも、親切な医師だと更に検査を進め、症状の原因を探ることで一つひとつの疾患として説明されるとろもあるようです。
たとえば、起立性低血圧、過敏性腸症候、緊張性頭痛、メニエール症候群、過呼吸症候群、機能性消化不良、逆流性食道炎などのように告げてくれます。
そもそも自律神経とは、心臓を動かしたり汗をかいたり、自分ではコントロールできない自動的に働く神経のことで、自律神経は活動する神経といわれる『交感神経』と、休む神経といわれる『副交感神経』の二つに分類され、必要に応じて自動的に切りかわって働くようになっています。
悲しいと涙が出る、驚くと心臓がドキドキするなど、精神的な変化から身体の反応としてあらわす働きや外部の気温が上がっても体温が一定に保たれるなど、外部から刺激を受けても身体を一定の状態に調整する(=ホメオスタシス)、ホルモン分泌とも密接に関係も女性に自律神経失調症が多くみられるのは排卵・月経・妊娠・更年期等の性周期がホルモンと深く関係しているため体内に細菌やウイルスが侵入すると抵抗力をつけたり、発熱した場合に熱を下げようするなど、病気の予防や治癒のための働き、眠れない、めまいがする・・・など様々な症状が自律神経の働きに関係しています。
これらの自律神経失調症を分類分けすると以下の4つに分類されます。
本態性型自律神経失調症
要因:生まれつき自律神経の働きが乱れやすい
特長など:低血圧、虚弱体質、体力に自信がない人に多い
神経症型自律神経失調症
要因:心理的なことから
特徴など:自分の身体の不調に敏感な人がなりやすい
身体的な不調が多くみられる場合に神経症ではなく自律神経失調症と診断される
心身症型自律神経失調症
要因:感情や疲労などの日常生活のストレスを無理に抑えること
特徴など:約半数がこのタイプ。あらわれる症状やその重さが様々
抑うつ型自律神経失調症
要因:ストレスの慢性的な蓄積などによるうつ反応
特徴など:抑うつ気分が身体の症状に隠れて発見されないと『うつ』に対する適切な治療が行われないことになる
上記自律神経失調を治療するには、具体的に自律訓練法などによるセルフコントロールするとか、薬物療法、カウンセリングなどの心理療法、指圧やマッサージ、整体、鍼灸、ストレッチなどの理学療法、健康食品やサプリメント療法、漢方療法、・ 音楽療法やアロマテラピーなど五感に働きかける治療法などです。
自己管理によるライフスタイルを見直し生活のリズム、食事、睡眠、運動、心にゆとりを持ち全身の血流をよくすることが大切だとおもいます。
少しでも参考となれば幸いです。 あなたの健康を心よりご祈念申し上げます!
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