2015年03月12日
アトピー性皮膚炎について第三章!
アトピー性皮膚炎について第三章!
これからのお肌お手入れはファムズベビー
今回は、アトピー性皮膚炎の具体的な治療法案をお伝えします。
ずばり治療の3大ポイントは「薬物療法」「スキンケア」「悪化因子への対策」です。
アトピー性皮膚炎の症状があらわれるときは、アレルゲンやストレスなど、いくつもの原因が積み重なり、それによって「皮膚のバリア機能」という堤防が決壊した状態といえます。
そのため、まずは皮膚の炎症をおさえ、症状を改善するために、適切なくすりを使用した治療をおこなうことが大切でもっとも効果的です。
ただし副作用なども考慮して、くすりを使いながら、同時にスキンケアや原因の除去を心がけ、よい状態をキープしなければなりません。
アトピー性皮膚炎の治療に使われるくすりは、過剰な免疫反応をおさえ、炎症を鎮める作用のあるステロイド薬や、非ステロイド性抗炎症薬、免疫抑制薬(タクロリムス外用剤)が主に使用されます。
ステロイド薬は、効きめの強さに応じて5つのランクに分類されていることを覚えておきましょう
どのくすりを、どの程度使うかについては、症状や部位などによって異なりますが、最初は1日数回使い、症状が改善するにつれ、1日おき、3日おきなどと少しずつ量を減らし(間欠塗布)、最後にはくすりではなく保湿剤に移行させるという進め方が基本です。
皮膚の炎症が続くとそれに伴ってかゆみも持続し、さらに引っかいてしまうことにより炎症が悪化し、バリア機能もさらに低下します。
そのため、外からの刺激をますます受けやすい状態になります。
この悪循環を食い止めるためには、まず、できるだけ早くしっかりと炎症を抑えること、そしてうるおいを保つスキンケア、さらに皮膚への刺激を減らすことが、症状コントロールのポイントとなります。
アトピー性皮膚炎の根治療法は、まず食事をできるだけ野菜や果物の多いものにかえ、特に牛肉、豚肉、マトン、鶏肉といった高タンパク質でアラキドン酸を多く含むものを避け、サフラワー油(べに花油)、サンフラワー油(ひまわり油)、コーン油、大豆油、ナタネ油といったリノール酸の多い油を料理に使わないということです。
炒め物にするより、水炊きにするという、ちょっとした工夫がアトピーを改善してくれるのです。
そしてオメガ3の不飽和脂肪酸の摂取を意図的にもっと増やすとアトピーのみならず、がんさえ含めた多彩な病気の予防になり、また治療にもつながるのです。
オメガ3のα-リノレン酸、またそこから代謝されてでてくるEPA、DHAは、背中の青い魚に多く含まれます。
肉を食べるのなら、魚を食べていただきたいものです。
しかし、マグロ、カツオ、サバ、サンマ、イワシなどの青魚は、特に重症のアトピー患者さんにはあまりすすめません。
なぜなら、魚油はヒスチジンという必須アミノ酸を多く含んでおり、それは痒み(かゆみ)をおこすヒスタミンの前駆物質であるからです。
そして、ヒスチジンは亜鉛を体外に排泄する作用があります。
亜鉛は皮膚にとって非常に重要なミネラルです。
また、よく言われることですが、最近、魚は海洋汚染のために水銀などの有害重金属を含んでいる危険性があるためです。(特に深海ザメのエキスやオイルなどは、かなり危険でしょう。)
したがって、痒みの非常に強いアトピー患者さんは、症状が軽快するまでは、青魚は積極的には摂らないほうがいいかもしれません。しかし、そういったもできれば白身の魚にしておいた方が無難です。
それから入浴に関しては、温かいお風呂に入り、湯船の中で汚れを洗い落とし、ナイロン製でない肌に優しい綿のタオルで洗うのが基本で、最後はシャワーで洗い落として仕上げることです。
市販されている石けんにはものすごい種類があり、どれがいいか迷うのはあたりまえです。
基本的には、合成界面活性剤をつかっていない薬用の石鹸か、アトピー専用のハーブソープ(シジュウム配合)などの石鹸に変えて下さい。
ステロイド剤は、本来、脂肪や汚れを残したまま使用しても全く効果が出ない薬である上に更に悪化させる可能性もあります。
この様なやり方を続けることできっと良くなります。
あなたの健康を応援しています。
http://www.genkidou.biz
これからのお肌お手入れはファムズベビー
今回は、アトピー性皮膚炎の具体的な治療法案をお伝えします。
ずばり治療の3大ポイントは「薬物療法」「スキンケア」「悪化因子への対策」です。
アトピー性皮膚炎の症状があらわれるときは、アレルゲンやストレスなど、いくつもの原因が積み重なり、それによって「皮膚のバリア機能」という堤防が決壊した状態といえます。
そのため、まずは皮膚の炎症をおさえ、症状を改善するために、適切なくすりを使用した治療をおこなうことが大切でもっとも効果的です。
ただし副作用なども考慮して、くすりを使いながら、同時にスキンケアや原因の除去を心がけ、よい状態をキープしなければなりません。
アトピー性皮膚炎の治療に使われるくすりは、過剰な免疫反応をおさえ、炎症を鎮める作用のあるステロイド薬や、非ステロイド性抗炎症薬、免疫抑制薬(タクロリムス外用剤)が主に使用されます。
ステロイド薬は、効きめの強さに応じて5つのランクに分類されていることを覚えておきましょう
どのくすりを、どの程度使うかについては、症状や部位などによって異なりますが、最初は1日数回使い、症状が改善するにつれ、1日おき、3日おきなどと少しずつ量を減らし(間欠塗布)、最後にはくすりではなく保湿剤に移行させるという進め方が基本です。
皮膚の炎症が続くとそれに伴ってかゆみも持続し、さらに引っかいてしまうことにより炎症が悪化し、バリア機能もさらに低下します。
そのため、外からの刺激をますます受けやすい状態になります。
この悪循環を食い止めるためには、まず、できるだけ早くしっかりと炎症を抑えること、そしてうるおいを保つスキンケア、さらに皮膚への刺激を減らすことが、症状コントロールのポイントとなります。
アトピー性皮膚炎の根治療法は、まず食事をできるだけ野菜や果物の多いものにかえ、特に牛肉、豚肉、マトン、鶏肉といった高タンパク質でアラキドン酸を多く含むものを避け、サフラワー油(べに花油)、サンフラワー油(ひまわり油)、コーン油、大豆油、ナタネ油といったリノール酸の多い油を料理に使わないということです。
炒め物にするより、水炊きにするという、ちょっとした工夫がアトピーを改善してくれるのです。
そしてオメガ3の不飽和脂肪酸の摂取を意図的にもっと増やすとアトピーのみならず、がんさえ含めた多彩な病気の予防になり、また治療にもつながるのです。
オメガ3のα-リノレン酸、またそこから代謝されてでてくるEPA、DHAは、背中の青い魚に多く含まれます。
肉を食べるのなら、魚を食べていただきたいものです。
しかし、マグロ、カツオ、サバ、サンマ、イワシなどの青魚は、特に重症のアトピー患者さんにはあまりすすめません。
なぜなら、魚油はヒスチジンという必須アミノ酸を多く含んでおり、それは痒み(かゆみ)をおこすヒスタミンの前駆物質であるからです。
そして、ヒスチジンは亜鉛を体外に排泄する作用があります。
亜鉛は皮膚にとって非常に重要なミネラルです。
また、よく言われることですが、最近、魚は海洋汚染のために水銀などの有害重金属を含んでいる危険性があるためです。(特に深海ザメのエキスやオイルなどは、かなり危険でしょう。)
したがって、痒みの非常に強いアトピー患者さんは、症状が軽快するまでは、青魚は積極的には摂らないほうがいいかもしれません。しかし、そういったもできれば白身の魚にしておいた方が無難です。
それから入浴に関しては、温かいお風呂に入り、湯船の中で汚れを洗い落とし、ナイロン製でない肌に優しい綿のタオルで洗うのが基本で、最後はシャワーで洗い落として仕上げることです。
市販されている石けんにはものすごい種類があり、どれがいいか迷うのはあたりまえです。
基本的には、合成界面活性剤をつかっていない薬用の石鹸か、アトピー専用のハーブソープ(シジュウム配合)などの石鹸に変えて下さい。
ステロイド剤は、本来、脂肪や汚れを残したまま使用しても全く効果が出ない薬である上に更に悪化させる可能性もあります。
この様なやり方を続けることできっと良くなります。
あなたの健康を応援しています。
http://www.genkidou.biz
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3403493
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック